B級映画ジャケット美術館

B級映画ジャケット美術館

PR

×

Profile

helen5015

helen5015

Keyword Search

▼キーワード検索

Calendar

Comments

ikigai@ Re:2444 RAKUEN2 [VHS](08/03) このVHSテープについて詳細な解説を書いて…
王島将春@ Re:2255 時をかける少女(2010)(06/06) 神の御子イエス・キリストを信じる者は永…
聖書預言@ Re:1438 アイアン・ソルジャー/人類滅亡計画と救世主(03/12) 神の御子イエス・キリストを信じる者は永…

Freepage List

2015.12.18
XML
0258 インモータルズ -神々の戦い-

『0258 インモータルズ -神々の戦い-』オモテ面

【スタッフ】
・監  督  ターセム・シン
・製  作  マーク・キャントン
       ライアン・カヴァナー
       ジャンニ・ヌナリ
・脚  本  チャールズ・パーラパニデス
       ヴラス・パーラパニデス
・撮影監督  ブレンダン・ガルヴィン
・衣  装  石岡瑛子
・編  集  スチュアート・レヴィ



・ハイペリオン…ミッキー・ローク(菅生隆之)
・老ゼウス………ジョン・ハート(大塚周夫)
・スタブロス……スティーヴン・ドーフ(加瀬康之)
・パイドラ………フリーダ・ビント(甲斐田裕子)
・アテナ…………イサベル・ルーカス(優木まおみ)

『0258 インモータルズ -神々の戦い-』ウラ面

【仕  様】
・型  番  GNBF-2488
・製作年度  2011年
・製 作 国  アメリカ
・原  題  IMMORTALS
・収  録  本編約 111分
・音  声  1.英 語 ( 5.1chサラウンド)

・字  幕  1.英語字幕
       2.日本語字幕
       3.中国語字幕( 2種)
・サ イ ズ  16: 9 LB ビスタサイズ
・そ の 他  片面2層、MPEG-2、COLOR、DOLBY DIGITAL、

・発 売 元  ジェネオン・ユニバーサル・エンターテイメント
・映像特典  1.現代に生きる神話
       2.未公開シーン
       3.もうひとつのオープニング:幼きテセウス
       4.もうひとつのエンディング
         (最後の抱擁/ハイペリオンを殺すテセウス)
       5.オリジナル予告編
・字幕翻訳  林 完治
・吹替翻訳  平田勝茂

【ジャケット】
・オモテ面:----
・ウラ面 :『300(スリーハンドレッド)』スタッフが放つ、空前絶後の映像革命!
      “光”と“闇”の戦いを描く衝撃のスペクタクル・バトル・アクション!!

ジャケットのオモテ面が、地味だなぁ。『300』を意識しているのは解るけど、二番煎じみたい。もう少し、本作品のオリジナリティを打ち出して欲しかった。
ウラ面も、動きが少ない画像を用いている。美しいとは思うけど、いまいちインパクトが足りない。ターセル監督作品なら、物語性を排除して、大胆なデザインで臨んで欲しかった。

【感  想】
「印度人監督が日本人デザイナーの衣装で撮ったギリシャ神話」

インド人監督がハリウッドスターを使って日本人デザイナーの衣装で撮ったギリシャ神話の映画。ややこしい。(笑)
テセウスが主人公。あまり神話にこだわらなかったようで、かなり自由に物語を展開している。
『ザ・セル』のターセム監督が挑んだ冒険活劇。とはいえ、ハリウッド流の軽薄短小な作品ではなく、耽美的でエロティックな仕上がり。その上、オタッキーな雰囲気がプンプンしている。私には『聖闘士★星矢』の実写版に見えて仕方なかった。

――ゼウスによって封じ込められたタイタン族を解放して覇権を手中におさめようとするハイペリオンが、ギリシャに侵攻して来る。農民の子として母親とともに避難を後回しにされたテセウスは、その腕をかわれながらもギリシャ軍への任官を断る。しかし、翌日、侵略者に母を殺され、自身も捕まって奴隷となってしまう。
……というのが、序盤の展開。

ターセム監督らしいゆっくりした時間の流れは賛否両論だろうが、個人的には好きだ。無駄に場面転換に手間ヒマかけるところが、良い。なかなか出来ることではないし、名前すらウマく発音できない古代ギリシャが舞台だ。じっくり描いてくれないと、ワケが分からなくなってしまう。(笑)

――苦役を強いられてボロボロのテセウスは、巫女のパイドラと出会う。彼女の手引きで脱走したテセウスたちは、ハイペリオンの野望を阻止すべく旅立つ。何としても先に“エピロスの弓”を手に入れなければならなかった。
……中盤は、ハイペリオンを演じるミッキー・ロークの独壇場。存在感がピカイチだった。
おかげで、ほかの登場人物が皆、マヌケに見えた。(失礼!) 没個性なのはゼウスをはじめとする神々も同じで、えらく存在感が希薄だった。

ただ、テセウスを導く師匠を演じたジョン・ハートだけは、出番は少ないながら、さすがによい味を出していた。ぽっと出の俳優とは年季が違う。監督さんも心得たもので、じっくり彼の表情を追っている。

衣装は石岡瑛子さん。『ザ・セル』と組んで以来、ターセム監督とは相性が良いらしい。本作品でも力強く流れる線と赤の色使いが印象的だった。
いつも思うことだが、デザイン画を現実に着用する衣装にする技術が素晴らしいと思う。

終盤は、篭城するギリシャ軍をハイペリオンの軍勢が攻める。一旦は怖じ気づいたギリシャ軍だったが、テセウスの煽動で戦いに身を投じて行く。そして、解放されたタイタン族と神々との戦いも壮絶を極めていた。……というクライマックス。
『300』のスタッフが結集したと謳われているだけあって、成る程、戦闘シーンのアクロバティックな映像は見応えがあった。古代のお話しだから蛮刀を振るって首だの腕だの胴体だの、いろいろなものがチョン切れる。頭も潰れれば、○○タマも潰れる。PG指定されるのも頷けるが、どの映像も、あまり痛みを伴わない。観ていて「うわっイタそう~!」と思うカットが、一つもなかった。キレイ過ぎるのだ。あんな鈍い刃物で斬られたら痛いはずだ。つまりは、演出の方向性が間違っていたってことだろう。

『落下の王国』を観た時、ターセム監督は“世界的な”映像作家になるだろうと思った。映画に限らず、製作の拠点も定めず、撮りたいところで映像作品を撮る。そんな作家になるような気がしたのである。
ところが、最近、ターセム監督作品が続いている。順調にハリウッドでの映画製作に馴染んで行っているようだ。『ヴィドック』のピトフ監督が『キャットウーマン』で失敗したのとは対照的だ。真面目で器用な方なのだろう。作品の善し悪しは別にして、そこは評価されるべきかも知れない。

ちょこっとだけオススメにしておきましょう!





お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

Last updated  2015.12.18 07:20:59
コメントを書く


■コメント

お名前
タイトル
メッセージ
画像認証
上の画像で表示されている数字を入力して下さい。


利用規約 に同意してコメントを
※コメントに関するよくある質問は、 こちら をご確認ください。


【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! -- / --
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x
X

© Rakuten Group, Inc.
Design a Mobile Site
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: