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2016.01.07
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カテゴリ: アクション映画
0278 レッド・スコルピオン

『0278 レッド・スコルピオン』オモテ面

【スタッフ】
・監  督  ジョセフ・ジトー
・製  作  ジャック・エイプラモフ
・脚  本  アーン・オルセン
・撮  影  ホアオ・フェルナンデス
・音  楽  ジェイ・チャタウェイ

【キャスト】
・ドルフ・ラングレン
・M.エメット・ウォルシュ
・アル・ホワイト
・T.P.マッケンナ

・ブライオン・ジェームズ

『0278 レッド・スコルピオン』ウラ面

【仕  様】
・型  番  LBXS-008
・製作年度  1989年
・製 作 国  アメリカ
・原  題  RED SCORPION
・収  録   106分
・音  声  1.オリジナル語 (英語)
       2.日本語吹替
・字  幕  1.日本語字幕
       2.日本語吹替字幕
       3.英語字幕

・そ の 他  片面1層、MPEG-2、COLOR、DOLBY DIGITAL、
       NTSC 日本国内向、DVD、セル専用
・発 売 元  株式会社オルスタックソフト販売
・販 売 元  株式会社ファインディスクコーポレーション

【ジャケット】
・オモテ面:人間核弾頭!!怒涛のアクション巨編開幕!!

        HDマスター版
        日本語吹替付
・ウラ面 :ドルフ・ラングレン最高傑作!!
      最強の殺戮マシーンが蘇る!

ひどいジャケットだ。(溜息)
公開当時のチラシやパンフレットを、そのままジャケットに使って欲しかった。
気になるのは、本ディスクは、ホームセンターで買った。ジャケットの印刷品質も悪いし、ディスクの作りもサイテー。HDマスター版を謳っているわりには、予告編する収録されていない。
これって、正規品なのだろうか?
ドルフ・ラングレンの出演作品って、扱いが悪いなぁ。(苦笑)

『0278 レッド・スコルピオン』ピクチャディスク

【感  想】
「ドルフ・ラングレンの代表作」

ドルフ・ラングレン主演作品の中で、最も好きな作品。色抜けの良い映像が多く、LDは繰り返し観た。
今回、久しぶりにDVDで鑑賞。HDマスターってことだが、さほど映像がいいと思えず、ガッカリした。LDの方がクリアで、色に厚みがあったような気がする。記憶の中の“色”と、いま見ている“色”は、比較しようがないのだが、売り文句ほどクオリティが上がっていないのは、確かだ。(溜息)

監督は、ジョセフ・ジトー。
個人的には、『13日の金曜日/完結編(1984)』や『ローズマリー(1981)』といったホラー映画のイメージが強い。
けれど、チャック・ノリスと組んだ『地獄のヒーロー(1984)』や『地獄のコマンドー(1985)』等のアクション映画もヒットさせている。
いい監督さんだと思うが、80年代に立て続けに作品をリリースした後、パッタリと姿を消してしまった。いまは、どうしているのだろう。(笑)

スタッフは、J.ジトー監督が引っ張って来たようで、クロス検索をかけると、それが洗い出されて面白い。

撮影は、ホアオ・フェルナンデス。J.ジトー監督の初期の作品『令嬢パトリシア/実録テロの生贄(1975)』や『血染めのマンハッタン(1979)』で組んでいる。
本作品では、ロケを行ったアフリカの青い空と褐色の大地を見事に活写していた。

音楽は、ジェイ・チャタウェイ。『地獄のヒーロー』『地獄のコマンドー』で組んだ。
正直、本作品ではオリジナルスコアよりも、リトル・リチャーズの楽曲の方が効果的に使われていて印象深い。子供が大喜びする使い方だ。(笑)

編集も、『13日の金曜日/完結編』のダニエル・ロウエンダールが当たっている。
CGのない時代、アクションはライブだったから、編集の役割は大きかった。本作品のメリハリのあるリズムは、彼の力によるところが大きいだろう。

面白いのは、特殊メイクにトム・サヴィーニの名前がクレジットされていること。
当然、『13日の金曜日/完結編』『ローズマリー』で組んでいる。
でも、どのシーンでT.サヴィーニのスキルが必要だったのだろう。ほとんど出番がなかったような……。(笑)

原案、スクリプトは、アーン・オルセンが書いている。『グリズリー・レイジ(2007)』を書いた方だが、J.ジトー監督自身が脚本に仕上げているので、どこまでオリジナルが残っているのか不明。(笑)

こうしてみると、主要なスタッフは、“ジトー組”とも呼べるメンツで揃えた感じだ。それ故、仕上がりに淀みがない。

革命軍のリーダー暗殺の密命を帯びたスペッツナズの隊員のニコライを演じるのは、ドルフ・ラングレン。いつもパンチドランカーみたいな顔をしているが、実は才人。MITに進もうとしていたらしい。6ヶ国語を話す。
ただ、表現力に乏しいようで、ちょっと残念な気がする。本作品は、比較的ゆたかな表情を見せている。
ブッシュマンとの交流もいい場面だが、心の変容にキチンと取り組んだ姿勢をかいたい。

アメリカ人ジャーナリスト役は、E.エメット・ウォルシュ。彼もまた、『地獄のヒーロー』に出演しているので、ジトー組だろう。

キューバ軍のメンデス役を演じたアレックス・コロンも、やはり『地獄のコマンドー』で組んでいる。

革命軍の参謀カルンダ役には、アル・ホワイト。
『バック・トゥ・ザ・フューチャー(1989)』でダイナーの店員(後に市長となる)役を演じていた。

フォルテーク将軍には、『わらの犬(1971)』のトーマス・パトリック・マッケンナ。

チェコ軍の将校には、ブライオン・ジェームス。『ブレードランナー(1982)』でレプリカントの1人を演じた方だ。

こうしてみると、なかなか手堅いキャスティングだ。ハズレがないし、それぞれがキチンとキャリアを積んで来た方ばかり。その辺のB級アクション映画とは、一線を画している。

アクション・シーンにしても、力の入れようが違う。
戦闘車輌によるカーチェイスや格闘シーン、爆発シーンだって見映えがする上、迫力がある。CGやVFXでは真似の出来ない領域だ。コンピュータで、どんなシーンも撮れるなんて、シロート監督の戯言だ。

確かに、当時ヒットした『ランボー2/怒りの脱出(1982)』の亜流だ。でも、これだけ時間が経つと、そうした先入観が薄れて、まっさらの気持ちで観ることが出来る。
歳をとるのも悪くない。(笑)

アクションと詩情が融合した稀有な作品が、ここにある。
甘言に騙されて観てやって下さい。(笑)
オススメ!





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Last updated  2016.01.07 06:44:50
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