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2016.01.11
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カテゴリ: モンスター映画
0282 呪いの深海獣

『0282 呪いの深海獣』オモテ面

【スタッフ】
・監  督  フランシス・D.ライオン

【キャスト】
・スコット・ブラディ
・シェリー・ノース
・ゲイリー・メリル
・ウェンディ・ワグナー

『0282 呪いの深海獣』ウラ面

【仕  様】
・型  番  IDM-597
・製作年度  ----年
・製 作 国  アメリカ
・原  題  DESTINATION INNER SPACE

・音  声  1.英 語 AC-3
・字  幕  1.日本語字幕
・サ イ ズ   4: 3
・そ の 他  片面1層、MPEG-2、COLOR、
       NTSC 日本向け、DVD、セル専用
・発  売  株式会社フォワード
・販  売  シービー株式会社
・日本語字幕スーパー 多紀香美
・定  価  1,500円+税
・製  作  WHDジャパン

【ジャケット】
・オモテ面:----


オモテ面に小さく“アナログ・リマスター”と記載されている。アナログ・リマスターって、何だ? (笑)
深海獣=モンスターの画像がデカデカと使われたオモテ面。この作品には、相応しいデザインだと思う。昔のポスターを使用してもいいと思うが、いまの人には、ウケは良くないだろうなぁ。
ウラ面にも、モンスターの画像がたくさん使われている。本作品は、モンスターの造形が一番のウリだってことが良く分かる。
でも、誤植(?)が多いのは、ちょっとザンネン。“原題:Destiation Inner Space(1974)”と記載されているが、Destiation ではなく、Destination 。“n”が抜けている。それに、1974年ではなく、1966年の作品。その左横にも赤い文字で原題がデザインされているが、こちらも間違っている。

【感  想】
「1966年のB級映画」


成る程、納得してしまった。
ウロコの一枚一枚に動きがある。それに、ダイビングをこなす。(ガチャピンかよ)
なかなかの力作だ。(笑)

――海洋調査のために建設された海底基地で、正体不明の物体がソナーで感知される。ロシアの新型潜水艦だろうか、様々な憶測が飛び交う中、米国海軍からウェイン指揮官が派遣される。
やがて、正体不明の物体が、海溝の縁に着底するのを確認する。その形状と動きから、異星人の潜水艇であることは疑いようがなかった。
ウェインらは、ダイビング器材を使って、その潜水艇に潜入し、細長いカプセルのような形状の物体を回収して来る。
それは、海底基地の研究室で、瞬く間に成長、巨大化する。そして、その中から出て来たのは、凶暴な半魚人=モンスターだった。
……というお話し。

異星人の侵略という点では、どことなくハワード・ホークスが製作した『遊星よりの物体X』を彷彿させる。けれど、あれは、1951年の作品だから、本作品とは15年ほど開きがある。

半魚人と言えば、やっぱり『大アマゾンの半魚人』。半魚人の魅力的なデザインから人気が高い。こちらは1954年。本作品より10年前の逸品だ。(3Dでブルーレイをリリースして欲しいなぁ)

本作品は、水中シーンも多く、ダイバーとしては嬉しい限りだ。
水中撮影のエポックメイキングとも言うべき『沈黙の世界』(ルイ・マル監督作品です。スティーブン・セガール主演作品ではありませんので、念のため)が思い出される。こちらは1956年の作品。
でも、海底居住の実験施設を追ったジャック=イブ・クストーの記録映画『太陽のとどかぬ世界』は、1964年の作品。オスカーを受賞している。
本作品は、この作品からインスピレーションを受けたような気がする。

こうしてみると、50年代って、映画界に勢いがあったんだなぁと、しみじみ思う。

本作品が製作された1966年は、日本では『007/サンダーボール作戦』が一番人気だったし、アメリカじゃあ『砲艦サンパブロ』や『エルドラド』が封切られていた。
どうみても、本作品は50年代のテイストだ。(笑)

ちなみに、小泉今日子さんが生まれたのも、この年だ。黄色の通学帽にランドセルを背負って運動着姿でステージに飛び出して来た日が、昨日のように思い出される。いつまでもお若い方だ。(笑)
なお、ウォルト・ディズニーが亡くなったのも、この年。もう半世紀になるのだなぁ。

本作品は、B級映画として製作され、『呪いの城』と二本立てだったらしい。(『呪いの城』も観てみたい!)
そのわりには、豊富な水中シーンや、よく出来たモンスターの造形など、お金がかかっているように見える。不思議だ。

でも、お芝居が古臭いとか、女性の髪型や衣装に時代を感じる。
女優さんの体型にしても、ツイッギーが登場する以前だから、肉感的だ。
セットにしても、十分に安っぽい。3年後には『2001年宇宙の旅』が製作されるなんて、とても思えない。(笑)

時代の先端を行く映画づくりがある一方で、観客のレベルに合わせた分かりやすい娯楽作品を提供し続けた人たちがいる。
彼らがターゲットにしたのは子供たちかも知れないが、ド○えもんや妖怪○ォッチよりも、私にはナチュラルで健全なような気がしてならない。

レトロな感じがたまらない人には、魅力的な作品だろう。
マニアの方にはオススメ!(笑)





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Last updated  2016.01.11 09:44:45
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