B級映画ジャケット美術館

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2016.01.21
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0292 シー・ノー・イーヴル/肉鉤のいけにえ -デラックス版-

『0292 シー・ノー・イーヴル/肉鉤のいけにえ -デラックス版-』オモテ面

【スタッフ】
・監  督  グレゴリー・ダーク
・製作総指揮 ビンス・マクマホン
・制  作  ジョエル・サイモン
・音  楽  タイラー・ベイツ
・美  術  マイケル・ランプ
・編  集  スコット・リヒター
・撮影監督  ベン・ノット
・脚  本  ダン・マディガン
・特殊メイクアップ ジェイソン・ベアード

       WWEフィルムズ

【キャスト】
・ジェイコブ………ケイン(天田益男)
・クリスティーン…クリスティーナ・ヴィダル(根本圭子)
・タイ………………マイケル・J.ペーガン(増川洋一)
・キーラ……………サマンサ・ノーブル(寺田はるひ)

『0292 シー・ノー・イーヴル/肉鉤のいけにえ -デラックス版-』ウラ面

【仕  様】
・型  番  GNBR-7698
・製作年度  2006年
・製 作 国  アメリカ
・原  題  SEE NO EVIL
・収  録  約 119分(本編84分)
・音  声  1.英 語 オリジナル 5.1ch サラウンド ドルビーデジタル

・字  幕  1.日本語字幕
       2.日本語吹替用字幕
・サ イ ズ  16: 9 LB ビスタサイズ
・そ の 他  片面2層、MPEG-2、COLOR、DOLBY DIGITAL、全国劇場公開作品、
       NTSC 日本市場向、DVD、レンタル専用、R-18

・販 売 元  ジェネオン エンタテインメント株式会社
・提  供  ショウゲート ジェネオン エンタテインメント
・映像特典  1.メイキング&インタビュー ~惨劇の裏側~
       2.復活への序曲 ~ケイン暴れ映像~
       3.ケイン インタビュー
       4.プロモ映像集(WWEチャンネル仕様)
       5.日本公開初日イベント映像
       6.オリジナル予告編&TVスポット集
       7.日本版予告編&TVスポット
       8.キャスト/スタッフ・プロフィール(静止画)
・日本公開日 2007年 1月 6日

【ジャケット】
・オモテ面:ホラー映画界最凶のシリアルキラー、ここに誕生!
・ウラ面 :『ホステル』『ソウ』シリーズなど
      血みどろホラーを世界に送り出す、
      ライオンズ・ゲートが手がけた、
      拷問ホラーの直系!
      WWEの“赤い処刑人”ケイン初主演!!
        絶望的サバイバル、
        極限状態のスリル、
        残虐極まりないスプラッターの衝撃。
        そのすべてがここにはある。

縛られた被害者、見下ろすようにジェイコブ役のケインが立っている。そして、肉鉤が描かれたオモテ面は、ホラー映画らしい出来映えだ。
ウラ面も、あおり文句が数珠つなぎに記載されているが、“拷問ホラー”ってところだけは疑問符が残る。もっと正統派のホラーだ。ちょっとザンネンな気がする。
這って逃げる被害者、その背後にはジェイコブ。拘束されて目を抉られた被害者の男、女を掴むジェイコブ、――イメージがわく画像をコラージュしている点は評価が高い。それに較べて、ストーリーの下に配置された4枚の取り込み画像は、イマイチだな。同じイメージの画像を続けるのは、よくない。それを抜きにすれば、いいジャケットだ。

【感  想】
「プロレスラーの存在感」

WWEというプロレス団体(?)が製作したホラー映画。レザーフェイスやジェイソンを向こうに、圧倒的な迫力でモンスターを演じきったのは、プロレスラーのケイン。この方のことは知らなかったが、見事な存在感だったと思う。

――猟奇殺人事件の現場で、殺人鬼に腕を切り落とされながら、銃で致命的な一撃をくらわせた警察官のウィリアムズ。彼は一命をとりとめ、犯罪をおかした未成年者の更生官として復帰する。
4年後、ウィリアムズは、社会奉仕活動にかり出された8人の若者たちを連れて、閉鎖された古いホテルにやって来る。彼らは、減刑と引き換えに、3日間、このホテルを清掃することになっていた。
しかし、その夜、ホテル内を探検していた2人が何者かに襲われる。そいつは、ウィリアムズが仕留め損なった殺人鬼ジェイコブだった。
……というお話し。

舞台は、いわくありげな古いホテル。然も、秘密の通路や覗き部屋、エレベーターやダムウェーター(厨房用昇降機)など、好事家が喜びそうな設備が揃っている。雰囲気もよく、オカルト系ホラー映画でもOKそうな感じだ。プロダクション・デザイナーが良かったんだろうなぁ。気合いが入っている。そこらのB級ホラーでは太刀打ち出来ない領域だ。(笑)

サバイバルが始まるまでは、ちょっとダルいが、登場人物が多いので仕方ないところだろう。そう考えると、意外と律儀な脚本家と監督さんだと言える。

グロ描写もなかなかで、R指定もやむなしと言ったレベル。音響効果も最適で、消防ホースで“バンジージャンプ”させられた女の子の腕が折れる場面の音には、足が竦んでしまった。

ただ、サブタイトルにある“肉鉤”が、あまり活躍しなかったのは、ザンネン。ジェイコブ君の愛用の武器ってワケではないようだ。
ま、配給会社が勝手につけたことだから、大した意味がないのも確かだ。それに、被害者の目をくり抜くとか、ジェイコブ君の頭には穴が空いているとか、いろいろ“盛っている”ので、肉鉤ひとつにこだわらない方が、いいだろう。

監督は、ポルノ映画あがりのグレゴリー・ダーク。日本映画界ではロマンポルノあがりの監督さんが活躍しているが、アメリカ映画界では珍しいのではなかろうか。
ポルノからPVに転身し、今回は一般映画という変わり種。もう少し演出に緩急が欲しいところだが、なかなかどうして、キチンとした演出ぶりだった。

女優陣もキレイどころを揃えていて、男としては目の保養になった。

クリスティーナ(傷害罪)役には、クリスティナ・ヴィダル。実質的には、彼女が主人公なんだろうなぁ。

売人の元カノのキーラ役には、サマンサ・ノーブル。全身いれずみだらけ。(笑)

麻薬密売で服役中のマイケルを演じるのは、ルーク・ペグラー。意外と、いいヤツだったりする。

ジェイコブと因縁のあるウィリアムズ役には、スティーブン・ヴィドラー。
でも、だらしかなったなぁ。この辺がB級だと思う。彼がしっかりしなかったばかりに、主人公不在となってしまった。
どうもマネジメントの失敗が影響して、早々のご退場になったような気がする。

万引き常習犯のゾーイは、レイチェル・テイラー。

ベジタリアンで器物破損で服役していたメリッサ役は、ペニー・マクナミー。

男はいくら死んでもかまわないので、ここでは割愛。(笑)

オススメ!(おいおい投げやりだな)





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Last updated  2016.01.21 05:48:09
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