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2016.01.29
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カテゴリ: 邦画
0300 鑑識・米沢守の事件簿

『0300 鑑識・米沢守の事件簿』オモテ面

【スタッフ】
・脚  本  飯田 武
・音  楽  池 頼広
・監  督  長谷部安春
・原  作  ハセベバクシンオー
       (『鑑識・米沢守の事件簿~幻の女房~』宝島社文庫刊)
・主 題 歌  「絆」エレファントカシマシ(ユニバーサル シグマ)
・製  作  「鑑識・米沢守の事件簿」パートナーズ
       (テレビ朝日 東映 トライサム 小学館 朝日放送 メ~テレ)

『0300 鑑識・米沢守の事件簿』ウラ面

【キャスト】
・六角精児

・市川染五郎
・紺野まひる
・片桐はいり
・伊武雅刀
・鈴木砂羽
・益戸育江
・川原和久
・大谷亮介
・山中崇史
・山西 惇
・神保悟志

・片桐竜次
・水谷 豊
・寺脇康文

『0300 鑑識・米沢守の事件簿』ピクチャディスク1

【仕  様】
・型  番  SD-F5275
・製作年度  2009年

・原  題  ----
・そ の 他  片面2層、MPEG-2、COLOR、DOLBY DIGITAL、
       NTSC 日本市場向、DVD、セル専用
・発 売 元  株式会社テレビ朝日
・販 売 元  ワーナー・ホーム・ビデオ
・リリース  2009.10.21.
【DISC 1】
・収  録  本編 104分
・音  声  1.日本語 5.1ch サラウンド
       2.日本語 2.0ch ステレオ
・字  幕  1.日本語字幕
・サ イ ズ  16: 9 LB ビスタ・サイズ
【DISC 2】
・収  録  特典 157分
・音  声  1.日本語 2.0ch ステレオ
・字  幕  ----
・サ イ ズ  16: 9 LB ビスタ・サイズ

『0300 鑑識・米沢守の事件簿』ピクチャディスク2

【ジャケット】
・オモテ面:これは私の事件<ヤマ>なんです。
・ウラ面 :「相棒」シリーズ史上、
      初のスピンオフムービー誕生!!
        「真実を知りたい。」その切実な願いが、
        触れてはいけない警察機構の闇に、辿りついてしまった!!

バックのボケが素敵なジャケット。(笑)
シンプルで、これ以上はないってくらい、スタイリッシュなデザインだと思う。スピンオフ作品にしては、シャレている。
ウラ面も、さっぱりしている。余白の多さが、贅沢だ。
いいジャケットだなぁ。これで中身がともなっていたら、最高だったんですけどねぇ。(苦笑)

【感  想】
「長谷部監督の遺作はサミシイ」

TVドラマ程度の出来映えだった。映画としてのスケール感もなければ、シナリオの整理も出来ていない。もともとストーリーがシロートっぽい上に、全くメリハリに欠ける演出は“手抜き”としか言いようがない。
――そう思っていたら、長谷部安春監督の遺作だった。(泣) 本作品の封切日が2009年 3月だったから、公開後間もなくに亡くなっている。ハードな作風の方だったから、遺作がこんなヘッポコとは寂しい限りである。

前述した通り、ストーリーもシナリオも商業作品のレベルではない。中学生か高校生が書いたような稚拙なものだった。展開に何のひねりもなく、主人公らが往ったり来たりするだけ。そうかと思うと、とあるキャラクタが登場する場面は、いつも同じ部屋。――これだけ広がりがないのも、ある意味、珍しい。長谷部監督も苦慮したことだろう。

役者にも精彩がなく、萩原聖人には全くやる気がみられなかった。正直、最初は萩原聖人だとは思わなかった。ミステリードラマで下っ端の刑事役を演じる若手俳優かと思った。顔立ちは端正だけど、パッとしない俳優サンがたくさんいるが、その1人にしか見えなかった。演技が相応にヒドかったせいもある。PV『さくら』で見せてくれた輝きが嘘に思えるほどヘタクソだった。

『相棒』の2人がちょこちょこ顔を出してはすれ違って行くのは面白かった。けれど、その時の主人公への演出が不適切で、唐突に「お2人に頼る気持ちがありました」と反省されても納得出来ない。演じる六角精児さんにも演技プランはあっただろうが、監督サンの演出プランと合致しておらず、何だか現場の冷えた関係が透けて見えるようで、かえって興醒めだった。

また、タイトルに“鑑識”と冠したわりには科学的なアプローチや検証場面が皆無なのもいただけない。唯一、鑑識らしい仕事は血液型の判定とは情けないの一語に尽きる。中学生の科学実験だって、もう少し高度だ。これはひとえに、脚本家に知識と勉強が不足していたからと言える。女房に捨てられたダメ男ふたりが、キズをなめあいながら場当たり的に事情聴取をしているだけのストーリーなんて、面白くもなんともない。

長谷部監督が亡くなっているので、いささか気が引けるが、とんだ駄作だった。
オススメできません!





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Last updated  2016.01.29 07:38:05
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