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2016.06.19
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0442 スーパーナチュラル SEASON 5 DISC 3 [THE COMPLETE FIFTH SEASON]

『0442 スーパーナチュラル SEASON 5 DISC 3 [THE COMPLETE  FIFTH SEASON]』表紙

【スタッフ】
・製作総指揮 マックG
       エリック・クリプキ

【キャスト】
・サム・ウィンチェスター
         …ジャレッド・パダレッキ(内田夕夜)
・ディーン・ウィンチェスター
         …ジェンセン・アクレス(東地宏樹)
・ボビー・シンガー…ジム・ビーバー(谷口 節)
・カスティエル………ミシャ・コリンズ(津田健次郎)

『0442 スーパーナチュラル SEASON 5 DISC 3 [THE COMPLETE  FIFTH SEASON]』裏表紙

【仕  様】
・型  番  SDB-Y28107

・製 作 国  アメリカ
・原  題  SUPERNATURAL
・収  録  本編 913分
・音  声  1.ドルビーデジタル 5.1ch:英語
       2.ドルビーデジタル 2.0ch:日本語
・字  幕  1.英 語
       2.日本語
・サ イ ズ  1080p High Definition 16x 9 1.85: 1
・そ の 他  COLOR、DOLBY DIGITAL、
       Blu-ray、セル専用
・発 売 元  ワーナー・ホーム・ビデオ

       吹替…佐藤真紀
・映像特典  1.製作総指揮 エリック・クリプキ &
         ロバート・シンガー、製作総指揮/脚本
         ベン・エドランドによる音声解説
         第 4話「 5年後の世界」

       3.サバイバルガイド~世界の終末~
       4.ゴースト・フェイサーズ
         ウェブ・シリーズ
       5.NG集
       6.ワーナー・ブラザース BD-LIVE

『0442 スーパーナチュラル SEASON 5 DISC 3 [THE COMPLETE  FIFTH SEASON]』ピクチャディスク

【ジャケット】
・オモテ面:----
・ウラ面 :ルシファー復活!
        兄弟の旅は、人間・悪魔・天使の
        壮絶な戦いへ――

『0442 スーパーナチュラル SEASON 5 DISC 3 [THE COMPLETE  FIFTH SEASON]』ブックレット1

アウターケース仕様の4枚組。今回掲載した画像は、ブックレットの表紙と裏表紙。ピクチャディスク、そして、ブックレットの該当ページ。
表紙は、アウターケースやインナーケースのジャケットと同じもの。
ウラ面は、これまでのシーズンと同じレイアウトを使用している。ブロマイドのようなサム(ジャレッド・パダレッキ)とディーン(ジェンセン・アクレス)の画像。それぞれ本編からの取り込み画像も1枚づつ用いられている。ハイライトの1場面ではなく、何気ないカットを使っているところが、作品の雰囲気を伝える一助になっている。いいチョイスだ。

『0442 スーパーナチュラル SEASON 5 DISC 3 [THE COMPLETE  FIFTH SEASON]』ブックレット2

【感  想】
「祝 100話!」

米国では 100話を超えるとヒット作と認知されるらしい。デビッド・カルーソ(『CSI:MIAMI』) がインタビューに応えて、そんなことを言っていたのを思い出した。本シリーズも通算 100話目を迎えた。実に 4シーズンと18話目だ。現場では、盛大なお祝いがなされたことだろう。
日本にも長寿番組はあるが、現場でアニバーサリーを祝ったりするのだろうか? 芸能情報に疎い私は知らないが、あると面白い。(笑)
例えば、『ワタオニ』で、ハシダ先生を囲んで出演者一同が“祝○○○回記念”とデコレーションされた特大ケーキのろうそくを吹き消していたりすると、親近感がわいて「観てみようか」と言う気になる。(笑)
そう言えば、似たような内容のエピソードが繰り返される『水戸黄門』に放送回数なんてあるのだろうか? 誰か数えている人がいるのかな? ドラマではないが、『サザエさん』のエピソード数は幾つくらいだろう? 何千にもなるはずだ。ギネスものだな。気になる。(笑)
『徹子の部屋』も放送回数で言えば、かなりになる。そう言えば、いまは放送されていないが、『兼高かおる 世界の旅』ではアニバーサリーを祝っていた記憶がある。(個人的に、もう一度観たい番組のひとつだ)
番組製作において、放送回数は人気や認知度を計るバロメータだろう。視聴率が計りにくくなった昨今、こういう節目は大切にした方が、いい。

■第13話(95) 両親との再会
サムとディーンがルシファーとミカエルの“器”になって戦うのを阻止するため、マリアは2人の母親を殺すべく過去へとタイムトリップをする。母親を殺せば2人は生まれて来ない。その企みを知ったカスティエルは、サムとディーンを連れ、マリアを追ってタイムトリップする。そして、2人は、両親と再会することになる。
――というお話し。
『T4』を監督したMcGへの賛辞か、『ターミネーター』風のエピソードだった。映画通のディーンが「まだ『ターミネーター』は公開されていないんだぞ!」と言う辺りに、セルフパロディの面白さがある。McGには是非とも『T5』を監督してほしいなぁ。期待している。(リブートなんて邪道だ)

■第14話(96) ブラッディ・バレンタイン
愛し合う男女が互いに食い合って死亡する事件が発生する。心臓に残された刻印から天使が関わっていると考えられたが、それは死の天使“飢饉”の仕業だった。
――というお話し。
こちらもタッパーに入った心臓をディーンがサムに差し出して「バレンタイン」という辺りがセルフパロディになっている。彼が『ブラッディ・バレンタイン』に主演したことを知っているファンならニヤリとする1コマである。悪く言えば楽屋落ちだが、いまのところ観客を置き去りにすることなく、バランスは取れている。

■第15話(97) 蘇る死者たち
ボビーの住む町で、死者に人が襲われる事件が発生する。サムとディーンが駆けつけるが、ボビーは「何の予兆もない」と素っ気ない。それでも捜査を続けた2人の前に姿を現したのは、数年前に殺された男だった。死者が蘇ったのだ。どうやら町中がそのことを知っており、愛する家族が蘇ったことを受け入れているようだった。そして、ボビーのところにも、火葬にしたはずの妻が生前の姿のまま返って来ていた。
――というお話し。
切ない話しだった。ボビーの気持ちは痛いほど分かるし、苦しんでいる彼の姿を見ながらパイを焼くことしか出来ない妻の気持ちもよく分かる。どうにもならないことを知りつつ、それでも今の幸せにすがりつこうとする悲しみは、誰にも責められない。
後半はゾンビものに転じてしまうが、シリーズ中でも屈指のエピソードだと思う。

昔、友人の頼みでリリース前のビデオを試写してコメントを書いていたことがある。映画評というほどではなく、1行コメントみたいなものだったから気軽に引き受けた。当時、友人はフリーライターを目指していて、お金になれば何でも書いた。もともと商売上手だったから、何処からか仕事を仕入れて来ては、私や友人に手間仕事を振っていた。
1行コメントの仕事も、スポーツ新聞のものだったような記憶がある。私はスポーツ新聞を読まないので、結局自分が書いたコメントが活字になったのを見たことはない。所謂、サンプル版というヤツが送られて来て、それを観て紹介記事を書いたりするわけだ。しかし、毎月、大量にリリースされるDVDをすべて観ることは出来ない。メジャーなタイトルや資料の揃っているものが中心になる。
選ばれなかった作品は、そのまま担当者に返却されるか、廃棄される。ほとんどは廃棄だが、その中から数点ピックアップしてコメントを書く。友人の説明によれば、毎回メジャーな作品ばかりだと飽きられる。やはり、掘り出し物が必要なのだ、とのことだった。
そんなわけで、大量のビデオが送られて来たが、殆どがZ級のホラーやアクション映画だった。(映画ですらなかったかも知れない) さすがの私も毎日のようにしょうもないホラーを観るのは苦痛で、半年も経たないうちに降参してしまった。如何に映画を観るのが好きだとしても、ことそれを仕事にすることは、耐え難い苦痛を伴うものだと実感した次第。
レンタルビデオが全盛の頃、Z級のホラーやアクション映画も全盛だった。アクション映画は『ランボー』の亜流が多かった。登場人物と火薬が少なくて済むからだろう。ホラーは定番のスラッシャ映画やアルジェント気取りの魔女もの、ヴァンパイアもの、――意外とバラエティ豊かだったかも知れない。英語圏以外からの作品も随分と観た。やはり、一番人気はゾンビものだろう。
しかし、そのどれをとっても本シリーズには遠く及ばない。第15話は名エピソードの一つだが、ヘタな映画よりよほど甘美だ。これまでにも狼男に咬まれた女性のエピソードが印象深い。第16話も神の使者として遣わされるジョシュアの登場もいろいろ考えさせられた。
TVドラマとして、映像の演出が画一的になって行くのは致し方ないところがある。しかし、脚本の質は、シーズンを重ねるごとに上がっているような気がする。
なかなか侮れないシリーズである。

■第16話(98) 神からの伝言
最終戦争を引き起こした張本人としてハンター仲間の銃弾に倒れるサムとディーン。2人は天国で目覚めるが、「“器”に死なれては困る」と、2人を生き返らせるべく、ザカリアが探していた。しかし、カスティエルは、見つかる前にジョシュアに会え、と指示する。ジョシュアは、神と会話が出来るただ1人の天使だった。
――というお話し。
“天国”がどんなところかは知らないが、なかなか面白い設定だった。

■第17話(99) バビロンの淫婦
悪魔に襲われたサムとディーンは、間一髪で武装した町民に救われる。彼らは、1人の少女の予言によって悪魔と戦い、自分たちの住む町を守っていた。彼女は牧師の娘で、天使の話しが聞こえるとのことだったが、カスティエルに言わせるとニセの預言者だった。その言葉を裏付けるかのように、徐々に少女の言葉はエスカレートし、町民たちを悪しき方向へと扇動を始めた。
――と言うお話し。
いつの世にもエセ預言者は存在する。宗教を隠れ蓑に人々を欺き、忠誠ばかりか金品財産をかすめ取る。企業にも似たような詐欺を働く輩がいるが、宗教にはつけ込み易い“穴”があるような気がしてならない。財務会計などの合理的な仕組みによって支えられていないからだろう。(企業においても、こと経営に関する事柄は宗教的だ。だから詐欺被害にあったりする)
まぁ、私たち人間が極めて不完全な生き物である証左だろう。
牧師(父親)サイドから観ると、救いのない話しだった。

■第18話(100) 最後の砦
ミカエルの“器”になる決心をして一人で飛び出したディーンだったが、すぐにサムに見つかって連れ戻されてしまう。「何のために頑張って来たんだ!」と叱責するボビーにも心は揺るがない。そこへ、アダムを連れてカスティエルがやって来る。ザカリアが何か企んでいる、と言う。
――というお話し。
ザカリアのサラリーマン的な発言が面白かった一編。別な言い方をすると、人間臭い。(笑) 神だの天使だの悪魔だの言ったところで、ひと皮むけば人間と大差ない。こちらも、アダムの立場からすると極めて救いのないエピソードだった。
100話目なのだから、正直、もう少し華やかなエピソードにしてほしかったなぁ。

マンネリはよくないし、たまには変革も必要だ。本作品も、第5シーズンに至っても、メインのキャストやスタッフに変化はない。特典のNG集やスタッフのコメンタリーを聞いていると、現場の雰囲気はかなり良さそうだ。それは作品にも現れている。悪いことではないが、馴れ合いの一歩手前ギリギリのところにあるような気がする。役者のお芝居から緊張感がなくなる寸前だ。
ここらで、シリーズに大きな変革が必要だろう。視聴者の声に耳を傾けて、大胆な刷新をはかりながらも、視聴者のニーズに応える作品になっていてほしい、とつくづく思う。

オススメ!





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Last updated  2016.06.19 07:30:05
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