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2016.08.29
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カテゴリ: 劇団四季
0513 オペラ座の怪人

『0513 オペラ座の怪人』オモテ面
※オモテ面

【スタッフ】
・原  作  「オペラ座の怪人」:ガストン・ルルー
・製作・脚本・作曲 アンドリュー・ロイド=ウェバー
・監督・脚本 ジョエル・シュマッカー
・脚  本  アンドリュー・ロイド=ウェバー
       ジョエル・シュマッカー
・製作総指揮 ポール・ヒッチコック
       オースティン・ショウ
・美  術  アンソニー・ブラット


【キャスト】
・ファントム:ジェラルド・バトラー「タイムライン」
・クリスティーヌ:エミリー・ロッサム
 「ミスティック・リバー」「デイ・アフター・トゥモロー」
・ラウル:パトリック・ウィルソン「アラモ」
・マダム・ジリー:ミランダ・リチャードソン
・カルロッタ:ミニー・トライヴァー
・フィルマン:シアラン・ハインズ

『0513 オペラ座の怪人』ウラ面
※ウラ面

【仕  様】
・型  番  ZMBY-2301
・製作年度  2004年
・製 作 国  アメリカ

・収  録  本編 143分
・サ イ ズ  16: 9 LB シネスコ・サイズ
・音  声  1.オリジナル (英語)
         ドルビーデジタル 5.1ch サラウンド
       2.オリジナル (英語)

・字  幕  1.日本語字幕
       2.英語字幕
・そ の 他  片面2層、MPEG-2、COLOR、DOLBY DIGITAL、
       NTSC 日本市場向、DVD、セル専用
・価  格  \3,800円(税別)
・発 売 元  アーティストフィルム
       ギャガ・コミュニケーションズ
       スタイルジャム
・販 売 元  メディアファクトリー
・映像特典  1.予告編集(オリジナル予告編、
         日本版特報、日本版予告編)

【ジャケット】
・オモテ面:それは、哀しくも美しい愛の物語
・ウラ面 :豪華絢爛!ダイナミック!
      大迫力に息をのむ、一大スペクタクル巨編

ファントムとクリスティーヌ、シャンデリア――。甘ったるいジャケットの仕上がりに、販売のターゲットが女性であることが分かる。フイトムの眼が、仮面の向こうからこちらを見ているから、間違いないことだろう。(笑) 何となくタカラヅカみたいだ。
ウラ面のデザインも豪華なイメージを崩さないシーンを選んでデザインしているが、個人的には好きじゃない。物語の振幅が表現されていない。もっともっとジャケットで表現できる映画なだけに残念だ。

【感  想】
「劇団四季の『オペラ座の怪人』は凄いらしい」

この作品、何故か観始めると邪魔が入る。(笑)

何度、中断させられたことだろう。訃報や仕事のトラブル、隣人のクレームなど。それで暫く“お蔵入り”になっていた。
またぞろ誰かに死なれてはたまらない。冗談は抜きにして、そういう気持ちになっていた。

今年、そういうジンクスはなくそうと、万全を期して観始めた。携帯電話とスマホの電源を切り、インターホンの電池まで抜いた。火災報知器も切ろうかと思ったが、ヘタすると“丸コゲくん”になって死んでしまう可能性があるので、これは諦めた。(その時は、“ファントム”として蘇ろうか……)

時間帯も深夜にした。他人が起きていない時間だ。
おかげで、今回は無事に完走。でも、根っからの心配性のせいか、集中力に欠けていて、イマイチ楽しめなかった。(苦笑)
ま、こんなもんだよなぁ。

劇団四季の『オペラ座の怪人』を初めて観たのが、数年前。以来、付き合いもあって何度か観たが、あまり面白くなかった。正直なところ、怪人が歌姫クリスティーヌに募らせる思い、歌姫が怪人に抱く感情が伝わって来なかった。
――と言うよりも、何が言いたいのか解らなかった。(汗)
友人いわく、私には『ライオンキング』くらいがちょうどいいらしい。(笑)

この題材、ブライアン・デ・パルマ監督の『ファントム・オブ・パラダイス』のイメージが強いせいもあるかも知れない。あれは、怪人と歌姫の関係が明確だった。

そんなこともあって、潜在的に本作品への忌避感があったのかも知れない。
だいたい、「この女、ヒドくない?」というのが偽ざる感想である。支えられ育てられ愛されて来たのに、最後の最後に、キスひとつでそでにする。若い男の許に走る。
それでも愛し続けて闇の世界に戻って行った怪人の諦念は、哀しい。おそらく、世の中の娘を持つお父さん方には、この怪人の焦燥や執着、憤りが理解できるのではなかろうか。これが、男女の関係だったら、クリスティーヌはシャンデリアに潰されるべきだ。

見事なセットと豪華な衣装、絶妙な照明は、監督であるジョエル・シュマッカーの情熱が伝わって来て素晴らしい出来映えだった。映像的には満足だ。
ただ、前述した通り、物語は釈然としない。むしろ、ロン・チャニーが主演した『オペラ座の怪人』の方が面白かったような気がする。

思うに、ジェラルド・バトラーが怪人を演じることにムリがあったのだ。体格もいいし、顔立ちも整っている。怪人の持つ劣等感から派生する執着が体現できているとは言い難い。彼が怪人を演じるなら、エロチックな場面の一つや2つないと納得できない。(10年経った今の方が顔も皺くちゃだし老いも目立つ。怪人を演じるに相応しいかも知れない)

こうして整理してみると、ガストン・ルルーの怪奇小説をベースにしたミュージカルに何が必要で、何が必要でないか見えて来る。
いま一度、劇団四季の『オペラ座の怪人』を見なければ……。以前よりは理解できるかも知れない。

音楽と映像はサイコーなので、取り敢えずオススメとしておきましょう!(笑)





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Last updated  2016.08.29 06:05:39
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