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2016.09.14
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0529 MIB3/メン・イン・ブラック3

『0529 MIB3/メン・イン・ブラック3』オモテ面
※オモテ面

【スタッフ】
・監  督  バリー・ソネンフェルド
・脚  本  イータン・コーエン
・製作総指揮 スティーブン・スピルバーグ
       G.マック・ブラウン
・音  楽  ダニー・エルフマン
・エイリアン特殊効果 リック・ベイカー

【キャスト】
・エージェントJ:ウィル・スミス(江原正士)
・エージェントK:トミー・リー・ジョーンズ(谷口 節)

・エージェントO:エマ・トンプソン(高島雅羅)

『0529 MIB3/メン・イン・ブラック3』ウラ面
※ウラ面

【仕  様】
・型  番  DABA-4430
・製作年度  2012年
・製 作 国  アメリカ
・原  題  MEN IN BLACK 3
・収  録  本編 106分
・サ イ ズ  16: 9 LB ビスタサイズ
・音  声  1.英 語 オリジナル 5.1ch サラウンド
         ドルビーデジタル
       2.日本語 吹替 5.1ch サラウンド

・字  幕  1.日本語字幕
       2.英語字幕
       3.日本語吹替用字幕
・そ の 他  片面2層、MPEG-2、COLOR、DOLBY DIGITAL、
       NTSC 日本市場向、DVD、セル専用

・リリース  2013.06.28.
・価  格  1,500(税別)
・発  売  角川書店
・販 売 元  角川書店
・字幕翻訳  戸田奈津子
・吹替翻訳  松崎広幸

『0529 MIB3/メン・イン・ブラック3』ピクチャディスク
※ピクチャディスク

【ジャケット】
・オモテ面:----
・ウラ面 :製作総指揮スティーヴン・スピルバーグ
      ウィル・スミス × トミー・リー・ジョーンズ
      2大スター競演!
        抱腹絶倒コンビで贈る
        SFアクション・エンタテインメント
        シリーズ最新作!

オモテ面は、主人公の捜査官J(ウィル・スミス)を中心に、捜査官K(トミー・リー・ジョーンズ)と若い頃の捜査官K(ジョシュ・ブローリン)の2人が左右に描かれている。顔が大きくて、何だか暑苦しい。(笑) このイラストは、ヘタだなぁ。
ウラ面には、数枚の取り込み画像が配置されているが、物語の核となる場面は使われていない。それにおとなしい感じの場面を選択している。オモテ面は、静的な印象なのだから、ウラ面くらいは動きのある場面を選択して欲しかった。
そう思っていたら、キャッチコピーが“抱腹絶倒コンビ”?! そういう評価の作品になってしまったんだなぁ。コメディだから間違いではないが、何か根本的なところが違うような気がする。

【感  想】
「灰汁の抜けた“MIB”に未来はあるか?」

『メン・イン・ブラック』シリーズの3作品目。
製作総指揮スティーブン・スピルバーグ、監督バリー・ソネンフェルド、主演ウィル・スミス、――これでトミー・リー・ジョーンズが元気に全編通しで出演してくれていたら、良かったんですけどねぇ。最初と最後に老いた顔を出すだけなんて、何か騙された気分だった。正直、「こんなに老けちゃったの?」と悲しくなった。これなら某CMの“宇宙人”の方がマシってもんだ。
ウィル・スミスの顔もぽっちゃり丸くなり、ダンボのような耳が目立たなくなっている。前作から10年。皆さん、それなりに歳を取っている。

今回は、月面の刑務所から脱走した凶悪犯が過去に戻ってKを殺してしまったところから物語は展開する。
過去のKが殺されたことで歴史が変わってしまい、誰もKが昨日まで一緒に働いていたことを知らない。皆、40年前に地球を救って死んだと思っている。ただ1人、Kの存在を信じるJは、Oの助力を得てKを助けるべく過去へと旅立つ。
……というお話し。
やや“いい話し”っぽいトコが意外だった。『ワイルド・ワイルド・ウエスト』の頃の“毒”が、中和されて薄まった感じだ。それ故、ちょっと物足りない。以前は、肉体に対する不信感をそのままモンスターやエイリアンに具現化させていた。然も、精神を病んでるのではないかと思わせる執拗さだった。本作品にも、そのセンスが伺えるが、明らかにパワーダウンしている。

おそらく、彼が製作に名を連ねたTVドラマ『プッシング・デイジー~恋するパイ・メーカー~』が契機だったのではないか、と思う。本作品のラストは、あのドラマのテイストとよく似ていた。好きなドラマだが、あのテイストを『MIB』に持ち込まれても戸惑うだけだ。
……まぁ、1作目で総てを捨ててJになるくだりや、2作目のエイリアンを見送る場面などにも優しい演出が見て取れる。もともとそういう傾向があったのも事実だ。作り手としては、それほど大きな変化と思っていないかも知れない。

若い頃のKをジョシュ・ブローリンが演じている。いい役者さんだと思うが、トミー・リー・ジョーンズと較べると、やはり貫禄負けだ。私たちの世代にはお父さんの方が馴染み深いし、器が大きかったような気がする。一枚看板を背負うには地味な農夫のような風貌だったが、当時の雰囲気を体現していた。『ウエスト・ワールド』とか『カプリコン1』とか『悪魔の棲む家』とかね。だから、いまの姿を見たいとは思わない。残念ながら、息子の方は、時代の空気感は持ち合わせていないようだ。

エイリアンの造形にリック・ベイカーが噛んでいるので、シリーズの統一感は取れている。惜しむらくは、3Dでの上映を意識したセットデザインのため、2Dで観るとスカスカな印象だ。
普通、3Dの場合、奥行きを出すために不必要なほど描き込むものだ。しかし、本作品は無駄を排し、構図と色彩でパースを取ろうとしたようだ。面白い試みだと思う。このテクニックを用いると、静かな場面でも3Dの特性を活かすことが出来る。ソネンフェルド監督は、アクション系ではない作品を3Dで撮る計画をしているのかも知れない。そんな気がした作品だった。

少しだけオススメということにしておきましょう!(笑)





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Last updated  2016.09.14 06:57:01
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