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2016.09.19
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0534 ナルニア国物語/第1章:ライオンと魔女

『0534 ナルニア国物語/第1章:ライオンと魔女』オモテ面
※オモテ面

【スタッフ】
・監  督  アンドリュー・アダムソン
・製  作  マーク・ジョンソン
       フィリップ・ステュアー
・脚  本  アン・ピーコック
       アンドリュー・アダムソン
       クリストファー・マルクス
       スティーヴン・マクフィーリー
・製作総指揮 アンドリュー・アダムソン

・共同製作  ダグラス・グレシャム
・撮影監督  ドナルド・M.マカルパイン ASC,ACS
・プロダクション・デザイン  ロジャー・フォード
・編  集  シム・エヴァン=ジョーンズ
・衣装デザイン アイシス・マッセンデン
・音  楽  ハリー・グレッグソン=ウィリアムズ
・原  作  C.S.ルイス

『0534 ナルニア国物語/第1章:ライオンと魔女』ウラ面
※ウラ面

【キャスト】
・ルーシー・ペベンシー……
          ジョージー・ヘンリー(宇山玲加)
・エドマンド・ペベンシー……

・ピーター・ペベンシー……
         ウィリアム・モーズリー(木村良平)
・スーザン・ペベンシー……
          アナ・ポップルウェル(高橋由希)
・白い魔女/ジェイディス…

・タムナスさん……ジェームズ・マカヴォイ(関 智一)
・カーク教授…………ジム・ブロードベント(中村 正)
・ジナーブリック……キラン・シャー
・サンタクロース………ジェームズ・コスモ(大木民夫)
・ヘレン・ペベンシー…ジュディ・マッキントッシュ
・マクレディ夫人………エリザベス・ホーソーン
・オレイアス……………パトリック・ケイク
・オトミン将軍…………シェーン・ランギ
・アスランの声………リーアム・ニーソン(津嘉山正種)
・ビーバーさんの声…………レイ・ウィンストン(麦人)
・ビーバーの奥さんの声…ドーン・フレンチ(堀越真己)
・キツネの声………ルパート・エヴェレット(池田秀一)
・モーグリム(遠藤憲一)

『0534 ナルニア国物語/第1章:ライオンと魔女』リーフレット1
※リーフレット1

【仕  様】
・型  番  VWDS3589
・製作年度  2005年
・製 作 国  アメリカ
・原  題  THE CHRONICLES OF NARNIA:
       THE LION,THE WHICH AND THE WARDROBE
・収  録  143分(本編)
・サ イ ズ  16: 9 LB シネスコサイズ
・音  声  1.英 語 (5.1ch サラウンド)
         ドルビーデジタル
       2.日本語 (5.1ch サラウンド)
         ドルビーデジタル
・字  幕  1.日本語字幕
       2.英語字幕
・字幕翻訳  松浦美奈
・そ の 他  片面2層、MPEG-2、COLOR、DOLBY DIGITAL、
       NTSC 日本国内向、DVD、セル専用
・発 売 元  ウォルト・ディズニー・スタジオ・ジャパン
・映像特典  1.NGシーン集
       2.トリビア・トラック
       3.監督とキャストによる音声解説
       4.スタッフによる音声解説

『0534 ナルニア国物語/第1章:ライオンと魔女』リーフレット2
※リーフレット2

【ジャケット】
・オモテ面:----
・ウラ面 :----

オモテ面は、アスランを中心に、ナルニア国に紛れ込んだ子供たち。そして、白い魔女が中央下方に描かれている。白クマに曳かれた戦車に乗っている。なかなか良い構図だ。おさまりが良い。ナルニア国の境界である街灯も描かれているしね。このまま単行本の表紙にもなりそうだ。
ウラ面は、ナルニア国の入り口であるクロゼットを中心に、その扉を開けて中をのぞいているルーシーの後ろ姿。そして、本編からの取り込み画像が2枚。白い魔女とタムナスさん。背景になっているのは、クライマックスの集まった軍隊のテントだろう。カラフルなので、紅葉のように見える。おとなし目だが、いいデザインだ。
本編は、このデザインの印象よりスケールが大きい。そのスケール感のままにウラ面をデザインしたら、もっとハデなデザインになっていただろう。それでも良かったような気がするな。

『0534 ナルニア国物語/第1章:ライオンと魔女』ピクチャディスク
※ピクチャディスク

【感  想】
「主人公不在のファンタジーの誤謬」

そこそこ面白い作品だった。
――“そこそこ”なんて言い方は失礼だが、ポジションが中途半端なので、そうとしか言いようがない。(笑) 児童向けなのか、中学生向けなのかも定かでないためだ。よもや大人向けということはあるまい。

本作品は、末っ子のルーシーが物語の中心だ。目撃者であり、語り部となる役割だろう。ならば、彼女と同じくらいの年齢の子がターゲットの観客層となるはず。
なのに、次男にも長男にもスポットライトを当てている。(出番がないのは長女くらいだ) せめて、それらをルーシーから見た目で語って欲しかった。
4人の子供たち全員を主人公にしたいのかも知れないが、それは製作サイドの身勝手と言うものだろう。結局、主人公不在となってしまった。
限られた上映時間の中に収めなければならない映画は、時間を自由に使える小説とは違うのだ。どうも、その辺りのことを読み違えているような気がしてならない。

本作品で一番良かったのは、子供たちが美形でないところだろう。(冗談ではありませんので、念のため) “顔面偏差値”は、かなり低い。(笑)
『オズの魔法使い』の時代とは違い、いまのファンタジーは等身大の主人公を求める。ファミコン以来、ゲーム機の普及が、そうさせている。誰もが日常的に主人公となって冒険を楽しんでいるのだ。いまさら、お人形さんのような少女が、ライオンやブリキ男やカカシの力を借りて魔女を倒す物語にワクワクドキドキしたりしない。

……まぁ、正直なところ、もう少しカワイイとかキレイな子役を選んでも良かったのに、と思わないでもない。(笑)
けれど、観ているうちに可愛く見えて来るから、これまた不思議なものだ。感情移入ってヤツだろう。

――疎開先の大学教授の家で、大きな衣装タンスを見つけた子供たち。そこは、ナルニア国への入り口だった。
……というお話し。
空襲という導入部分のせいか、どことなく『ピーターパン』を思わせる作品だった。
ただ、『ピーターパン』と違うのは、本作品では、疎開して来た4人の子供たちが、自らナルニア国の戦いに身を投じて行く。剣をとり、馬に跨がり、敵に斬りつけて行く……。

別に戦闘シーンがあってもよいとは思うが、やっぱり、ヘンだ。ファンタジーだと分かっていても、子供の目で語られない戦いに違和感を覚える。それに、戦いに挑む理由が希薄だ。

CGも“そこそこ”よく出来ているし、豊富なキャラクタも楽しめる。面白かった。
でも、大作映画にしては不満が募る。(笑)
ひとつには、物語世界が構築されていないこと。キャラクタに息吹を感じられなかった。
2つ目は、主人公が不在なこと。ルーシーが主人公なら、終始、彼女の目で語って欲しかった。
三つ目は、場面によってCGのクオリティに差があること。
4つ目は……、やめておこう。だんだん面白くなかったような気がして来た。(笑)

折角だから、ルーシーを主人公に等身大の冒険を描いた『ナルニア国物語』を観てみたいものだ。

ちょっとだけオススメにしておきましょう。





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Last updated  2016.09.19 06:46:33
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