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2016.10.27
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カテゴリ: 史劇
0572 ナイト・オブ・ゴッド

『0572 ナイト・オブ・ゴッド』オモテ面
※オモテ面

【スタッフ】
・監督・脚本 プピ・アヴァティ「ジャズ・ミー・ブルース」
・音  楽  リー・オロラーニ
・撮  影  パスカル・ラシーニ
・編  集  アマエド・サルファ
・製  作  マーク・ランバルド「ファム・ファタール」
       タラク・ベン・アマール「バリスティック」
       アントニオ・アヴァティ

【キャスト】
・スタニスラフ・ラメール「ドライクリーニング」

     「レジェンド・オブ・メキシコ/デスペラード」

『0572 ナイト・オブ・ゴッド』ウラ面
※ウラ面

【仕  様】
・型  番  NSD-2612
・製作年度  2001年
・製 作 国  イタリア=フランス
・原  題  I CAVALIERI CHE FECERO L’IMPRESA
・収  録  120分
・サ イ ズ  16: 9 LB シネスコ
・音  声  1.オリジナル <英語> (5.1chサラウンド)
       2.日本語吹替 (Stereo)
・字  幕  1.日本語字幕

       NTSC 日本市場向、DVD、レンタル専用
・発  売  ニューセレクト株式会社
・販  売  ニューセレクト株式会社
・映像特典  予告編

『0572 ナイト・オブ・ゴッド』ディスク
※ディスク

【ジャケット】

・ウラ面 :ジャコモ 悪魔に魂を売った男
           ラウル・ボヴァ
           「エイリアン vs プレデター」
      ヴァンニ 勇猛果敢な最強の騎士
           トーマス・クレッチマン
           「戦場のピアニスト」
           「ゴッド・ディーバ」
      サイモン 神の使命を帯びた若き勇士
           エドワード・ファーロング
           「ターミネーター2」
           「アメリカン・ヒストリーX」
      デルフィネロ 騎士たちを導く賢者
           アカデミー賞俳優
           F.マーレイ・エイブラハム
           「アマデウス」
        1270年十字軍東方遠征
        その陰に誰も知らない物語があった
        異教の地のどこかに眠る
        キリストの亡骸を包んだ“聖骸布”
        手にする者は全ての願いが適うという
        伝説の聖宝を求めて
        5人の選ばれし“神の騎士”たちは
        危険に満ちた冒険の旅に出る

オモテ面は、見事なイラストだと思う。奇岩に囲まれた城が遠くに見える。そこへと馬を走らせる5人の騎士。その上には、4人のスターの顔が描かれている。でも、何で4人なんだ? 彼らの背景にボンヤリと浮かんでいるのは、キリストか?
ウラ面は、端正なレイアウト。やはり、4人の紹介が上部に並び、本編からの画像が5枚使われている。遠景が多く、これだけでは、物語は伝わって来ない。ちょっと残念だ。
でも、全体的には、いいデザインだと思う。
※ちなみに、音楽は“リー・オロラーニ”との表記されているが、リズ・オルトラーニのこと。『世界残酷物語』などの名作曲家だ。

【感  想】
「ミッシングリンク」

キリストの聖骸布を巡る冒険アクション・アドベンチャーかと思いきや、意外と正統派の史劇だった。(汗) もっとお気楽な作品を期待していたので、正直なところ最後まで観るのはしんどかった。(苦笑)

――13世紀、フランス国王ルイ9世は、聖地奪還と、キリストの亡骸を包んだと言われる“聖骸布”の探索のために十字軍を派遣する。しかし、その志なかばでルイ9世は急逝してしまう。
王の遺志を継いだ司祭は、啓示を受けて若い騎士ジャンに“聖骸布”探索の任を託す。
旅立ったジャンは、英国貴族のサイモン、騎士ヴァンニと刀鍛冶のジャコモ、ならず者のラニエリの4人を仲間にして、行方の分からなくなっていた聖骸布を見つけ出す。
しかし、彼らの前には過酷な運命が待っていた。
……というお話し。

13世紀初頭、十字軍の遠征でコンスタンティノープルが攻略された際に行方不明になっていた聖骸布が、14世紀にフランスで発見されるまでのミッシングリンクを埋める物語になっている。世界史やキリスト教史が好きな方には楽しめる設定ではなかろうか。歴史と地理が苦手な私にとっては敷居の高い作品だった。

でも、キャストだけは楽しめた。なかなか豪華だし、キチンとしたお芝居を堪能出来た。(笑)
英国貴族のサイモン役には、『ターミネーター2』のエドワード・ファーロング。
騎士ヴァンニ役には、『アベンジャーズ』シリーズのトーマス・クレッチマン。
悪魔に魂を売って最強の刀を作った刀鍛冶のジャコモ役には、『AVP/エイリアン VS.プレデター』のラウル・ボヴァ。
修道女をレ○プしようとしたならず者ラニエリ役には、『レジェンド・オブ・メキシコ/デスペラード』のマルコ・レオナルディ。
ルイ9世の遺志を継いだ司祭の役には、『アマデウス』のF.マーレイ・エイブラハム。
石焼きのパンを作った騎士のジャン役には、『イザベル・アジャーニの惑い』のスタニスラス・ラメール。
男ばかりで色気がないのは難点だが、このメンツならアクション中心のアドベンチャー映画に仕上げた方が、興行収入が上がったんじゃないかと思った。まぁ、イタリアとフランスの合作じゃ無理か。(ところどころにグロいシーンがあるのは、イタリアの影響かな?)

それに、決してB級の“なんちゃって”史劇ではなく、かなり本格派だったことも付記しておきたい。衣装もリアルだし、セットも見事。ロケーションも美しい。『七人の侍』の例を持ち出すまでもなく、前半の5人が仲間になるまでのくだりは、なかなか面白い。キチンとリサーチして現代の価値観で再構築したことが、よく分かる。
剣で戦う場面のもっさりとした感じも、或る意味、リアルだ。重たくて、たいして斬れ味の良くない無骨な剣で戦うのだ、「実際は、こんな感じだったんじゃないかなぁ」と思える。

ただ、ドラマを盛り上げる演出力に欠けていて、全体的に淡々としているところは、いまの時代にそぐわないのではなかろうか。(意図的かも知れない) 米国映画の過剰なまでのドラマチックな展開を見慣れた目には物足りなく映るに違いない。
5人の結びつきや使命感が希薄に見え、彼らの覚悟や思いが伝わって来なかったのは、ザンネン。

じっくりと歴史モノを観たい方には、オススメ!





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Last updated  2016.10.27 07:53:46
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