B級映画ジャケット美術館

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2017.01.20
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0657 バック・トゥ・ザ・フューチャー

『0657 バック・トゥ・ザ・フューチャー』オモテ面1
※オモテ面1

【スタッフ】
・製作総指揮 スティーブン・スピルバーグ
       F.マーシャル
       K.ケネディ
・監  督  ロバート・ゼメキス
・脚  本  ロバート・ゼメキス
       ボブ・ゲイル
・特  撮  ILM
       (インダストリアル・ライト&マジック)


【キャスト】
・マーティ……マイケル・J.フォックス
・ドク…………クリストファー・ロイド
・ロレイン……リー・トンプソン
・ジョージ……クリスピン・グローヴァー
・ビフ…………トーマス・F.ウィルソン

『0657 バック・トゥ・ザ・フューチャー』ウラ面
※ウラ面

【仕  様】
・型  番  37603
・製作年度  1985年
・製 作 国  アメリカ
・原  題  BACK TO THE FUTURE
・そ の 他  片面2層、カラー、MPEG-2、DOLBY DIGITAL、

・発 売 元  NBCユニバーサル・エンターテイメント
・収  録  約 116分(本編)
・サ イ ズ  16: 9 LB ビスタサイズ
・音  声  1.英 語 (5.1ch サラウンド)
       2.英 語 (5.1ch サラウンド/DTS)

・字  幕  1.英語字幕
       2.日本語字幕
       3.タイ語字幕
       4.インドネシア語字幕
       5.中国語字幕 (3言語)
       6.韓国語字幕
・映像特典  1.メイキング・オブ・
          『バック・トゥ・ザ・フューチャー』
       2.三部作の秘密:第1章
       3.音声解説
         (ロバート・ゼメキス&ボブ・ゲイル)
       4.NG集
       5.未公開シーン集
       6.『バック・トゥ・ザ・フューチャー』
         秘密の扉
       7.オリジナルのメイクアップ・テスト
       8.ストーリーボードと映像の比較
       9.プロダクション・アーカイブ
       10.オリジナル劇場予告編

『0657 バック・トゥ・ザ・フューチャー』オモテ面2
※オモテ面2

【ジャケット】
・オモテ面:----
・ウラ面 :マーティと一緒にデロリアンに乗り込んで、
      過去の世界を旅しよう!

今回は“30周年アニバーサリー/リミテッド・ジャケット”のもの。一昨年リリースされたバージョンである。だからどうってこともないのだが、ついつい“~記念”とか“~限定”とか言われると、手が出てしまう。(笑)
有名なポスターのイラストとタイトル、その下に“30TH ANNIVERSARY”とデザインされているだけ。もっと大きく違うデザインを期待したいところだが、この当時は、何種類もポスターを作成しなかった。
公開前の告知用のポスターと公開時のポスターの2種類くらい。特に、最初に目にする告知用のポスターは人気が高い。映画ファンは、ヒットするのを見込んで、これを手に入れる。コケれば二束三文だが、大ヒットするとプレミアがついて高値で取り引きされる。
星空に『STARWARS』とタイトルだけが入った『スターウォーズ(1977)』の告知用ポスターは、当時ものスゴイ人気だった。確か、試写会状のデザインも、これだった。
今は、いくらくらいの値段がついているだろう。気になる。

『0657 バック・トゥ・ザ・フューチャー』ピクチャディスク
※ピクチャディスク

【感  想】
「1985年12月」

――この年、年末の映画界は盛況だった。マスコミは“BCG対決!”と謳い、各社の興収を煽っていた。“BCG”というのは、『バック・トゥ・ザ・フューチャー』『コクーン』『グーニーズ』3作品の頭文字から取ったもので、まるで予防接種のようだが、うまい語呂合わせを考えたものである。おかげで私たち“映画スズメ”は3作品とも観るのが使命であるかのように感じていた。3つとも観なければ、何も語れない雰囲気すらあった。おかげで、私は毎週末、有楽町と銀座界隈をうろつく羽目になった。なぜなら3作品の封切り日が一週間づつズレていたからだ。(笑)

さて、本作品は、いまさら何も言えないくらいの人気作である。あまり映画を観ない人でも、この作品のことは知っている。テレビやビデオで一度くらいは観たことのある人がほとんどだろう。この人気ぶりのおかげで、本作品は3部作となった。
個人的には「それほどのものか?」というのが、最初の感想である。面白いけど、映画を観ている感じがしなかった。よく出来たTVドラマだ。この印象は、いまも変わらない。当時の私の評価は、1.『グーニーズ』 2.『コクーン』 3.『バック・トゥ・ザ・フューチャー』 ――である。
最近、3作品とも観直す機会に恵まれたが、やはり同じ評価だった。

余談だが、劇中、マーティがドクの実験を記録するためにビデオカメラを持って行くが、これはビクターがリリースした当時最新の機種だった。世界初の一体型で、メディアはVHS-C 。その年の秋頃に店頭に並び、見境もなく私は飛びついた。当時のビデオカメラはカメラとレコーダが分かれており、一体型は見たことがなかったからだ。店員の説明によれば、民生機としては第1号で、月間の生産台数も極端に少なく、1日50台とのことだった。それを持って開園間もないTDLに行き、外人観光客相手に見せびらかしたっけ。(笑) そういう点では、なかなか思い出深い作品だ。

思い出話しをもうひとつ――。年も明けてブームが落ち着き始めた頃、銀座の並木通りにあった映画館で本作品と『グーニーズ』が2本立てで掛かった。勿論、「これはオイシイ!」とばかりに観に行った。2本を見較べる機会はそうはない。『グーニーズ』を堪能して幕間にフランスパンをかじっているところで、何故か私服警官の職質を受けて、私は劇場内からひっぱり出されてしまった。命じられるままに鞄の中身を開けて解放されたが、当時の私は髪はオールバックにポニーテール、無精髭も伸ばしていたし、アポロキャップを目深にかぶっていた。はき古しのジーンズは膝のところが破れ、冬だというのにビーサンだった。持っていた鞄はダイビング用のデカいバッグ。警官からすると“アブナいやつ”に見えたに違いない。冬場、暖かい国へ潜りに行くことを唯一の楽しみとしていた私には、その格好は至極フツーだった。あまり治安のよくない国に行く時は、汚い格好をしていくに限る。その方が安全だ。(それでも現地人からするとキレイだ)
私服警官は謝りもせずに立ち去ったが、席に戻ると既に上映は始まっており、ドクは過激派に銃撃されていた。
人相が悪いのか、よく職質を受けるが、この時のことは腹立たしく思い出される。あの警官は、たまたま私を見かけて不審に思ったわけではないだろう。おそらく、劇場側が通報したのだと私は思っている。以来、私はその映画館に行かなくなった。いまはもうない映画館だが、多くの名作を観た映画館であり、2番館としては小綺麗だっただけに、余計に悔しかった。本作品を観ると、その時のことを思い出す。映画は、作品の良し悪しもあるが、それにまつわる思い出も大事な要素かも知れない。

主演はマイケル・J・フォックス、助演にクリストファー・ロイドとリー・トンプソンが名を連ねている。本作品で一躍スターダムにのし上がった3人だが、特筆すべきことは、リー・トンプソンが最高に輝いていたことだろう。『BTTF』の人気は、彼女の魅力によるところが大きいと私は思っている。マイケル・J・フォックスもいいが、やはり、出番は少ないもののキュートな印象を残した彼女だ。親しみやすい顔立ちから日本でも人気が沸騰し、出演作品が陸続と公開されたが、駄作(でも好き)『ハワード・ザ・ダック』と本作品が最も輝いていたと思う。

私はマイケル・J・フォックスが好きだし、『ファミリータイズ』は今でも観る。もともとTVドラマで頭角を現しただけに、実に彼らしい魅力にあふれている。私にとって彼は“アレックス”であって、“マーティ”とは成り得なかった。それは、パート2を観て確信するに至る……。

取り立ててススメたいとは思わないけど、オスカーを受賞した音響効果に浸るのも良いかも知れない。(^_^;)





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Last updated  2017.01.20 06:54:26
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