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2017.02.28
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カテゴリ: モンスター映画
0696 モンスター・フライト

『0696 モンスター・フライト』オモテ面
※オモテ面

【スタッフ】
・製作・監督 ヴィンセント・チョウ
・脚  本  ピーター・キャメロン
       ヴィンセント・チョウ
・音  楽  ネイサン・ワン『ライジング・ドラゴン』
・撮  影  ウィッチ・カオサヤナンダ
              『バリスティック(監督)』
・視覚効果  セシル・マン・チン・チェン
               『アイアン・フィスト』



・チュウ・チュウ『クラウド・アトラス』
・ヨハン・ヘルフ『スコーピオン・キング3』
・レオン・リー
・カーリー・アレクサンダー
・アレクサンダー・ウィンターズ

『0696 モンスター・フライト』ウラ面
※ウラ面

【仕  様】
・型  番  LBXC-531
・製作年度  2014年
・製 作 国  アメリカ・中国合作
・原  題  LAST FLIGHT
・そ の 他  片面1層、カラー、MPEG-2、DOLBY DIGITAL、

・発 売 元  株式会社トランスフォーマー
・販 売 元  株式会社ファインディスクコーポレーション
・収  録  本編85分
・サ イ ズ  16: 9 LB シネスコ
・音  声  1.英 語 (一部、中国語) ステレオ

・日本語字幕 ブレインウッズ

【ジャケット】
・オモテ面:上空30,000フィート、怪物出現。
・ウラ面 :フライトパニック × クリーチャーSF!
      究極の密室を舞台に描く、
      絶叫エンターテイメント!!
        引退の決まった、ボーイング747型機
        最後の乗客を乗せたラスト・フライト
        高度30,000フィートに達した機内に
        突如、魔物の咆哮が鳴り響く
        脱出不能の密室で、
        生き残るのは人間か、それとも…

降下して来るジャンボジェット機を地上から見上げているような構図のイラストが、オモテ面に使われている。でも、この構図、パースが変だ。(苦笑)
車輪が出て、エンジンが火を吹いている。煙が航跡を描いているが、これも、変だ。(溜息)
上空には、猫くんの眼が大きく描かれている。邦題が『モンスター・フライト』だから間違いじゃないけど、変だ。(笑)
ウラ面のデザインは、可もなく不可もなくと言ったところ。使われている画像のせいか、中国製の雰囲気はない。これも、変だなぁ。(失笑)
中国製のアイデンティティは、どこに行った?

『0696 モンスター・フライト』ピクチャディスク
※ピクチャディスク

【感  想】
「猫ふんじゃった」

ジャケットとタイトルからカナダあたりのTVMだとばかり思っていた。まさか、中国とアメリカの合作だとは……。夢にも思わなかったな。(笑)

アジア特有のベタっとした人間模様は、日本人としては大変見やすい。ハリウッド製パニック映画の群像劇も良いが、仙崎くんが出て来ない『海猿』を観ているみたいで、なかなか面白かった。(笑)

――或る島への直行便。運航が廃止になり、最後の復路をジャンボジェット機がシンガポールに向かって飛び立つ。乗客は9人。客室乗務員も、たった3名だ。嵐こそ来ていたが、何の問題もないフライトのはずだった。
ところが、客室乗務員が1人、動物に襲われて死亡する。体中にツメ痕、首筋には噛まれた痕があり、その動物は毒を持っているらしい。
電気系統を調べに言った副操縦士も犠牲者になり、事態は危険な様相を呈し始める。
……というお話し。

登場するモンスターは、正体不明。ほとんど“猫”である。尻尾を尖らせて人間を串刺しにしたりもするが、見た目は“黒猫”である。(笑)
ツメを伸ばしたり、ピューマのように巨大化したり、目にもとまらぬスピードで動いたり、特殊能力もあるようだが、猫にしか見えない。
だいの大人がそろいもそろってやられてしまうのを見ながら、「踏んじゃえば?」と思ったのは、私だけではあるまい。

中国製の映画らしく、大雑把な作りをしている。猫くんは、通風口のようなところから出入りしているようだが、そんな描写はない。神出鬼没なのはいいが、意味不明だ。
中国で製造した商品の4割に瑕疵があって、工場に返品せざるを得ない現実とよく似ている。以前、電気ケトルの検品に立ち会ったことがあるが、お湯の注ぎ口に穴が開いていないのがゴロゴロ出て来てびっくりした。それでも、出荷時に検品したと言い張るのだから更にビックリ。何度かの遣り取りの末、「お湯が沸くんだからいいじゃないか」と言われたと、担当者が怒っていた。沸いても注げなきゃ意味がない。(笑)

中国製がすべて悪いわけではないし、メイド・イン・ジャパンにだっていい加減な商品はたくさんある。でも、“中国製”のイメージが悪いのは、確かだろう。

本作品は、米国の俳優を使ったり、スタッフを招聘したしているが、根本的なところで、“メイド・イン・チャイナ”感が全開である。
特筆すべきことは、女性陣の衣装が、ピチピチでミニスカートばかりってこと。この辺のあからさまな感じは、邦画には、ない。是非とも見習って貰いたい。(Hシーンも含めて)

面白いのが、エンドロールでスタッフのインタビューが流れるところ。NGシーン集は、ジャッキー・チェンの映画でお馴染みだが、インタビュー集は初めてだ。或る意味、台無しだが、或る意味、感心してしまった。これなら最後まで観るだろうし、映像特典を見たようでお得な気分になれる。変にサービス精神が旺盛なのは、いかにもアジアっぽい。(笑)

おそらく、本国では超大作なのだろう。それが、日本ではビデオスルー。本作品が劇場公開に相応しいかどうかは別にして、もう少し相応な対応があったのではないかと思う。
まぁ、日本映画にしたところで、大々的に宣伝される大作映画だって、よその国に行けば、こんなもんかも知れない。きっと私のようなB級映画のマニアがいて、「何だよ、日本映画かよ。つまんねー」とか言ったりしてるんだろうなぁ。ユタの片田舎かなんかで……。(苦笑)

監督さんの熱意もカラ回り気味だけど、わりと面白いので機会があったら観て下さい。(航空会社の協力が得られなかったのか、航空機の外観はCGだし、内部は雑な作りのセットだった)





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Last updated  2017.02.28 07:09:15
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