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2017.03.06
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カテゴリ: モンスター映画
0702 ジュラシック・ワールド

『0702 ジュラシック・ワールド』オモテ面
※オモテ面

【スタッフ】
・監  督  コリン・トレボロウ
・脚  本  リック・ジャッファ&
       アマンダ・シルヴァー and
       デレク・コノリー&
       コリン・トレボロウ
・キャラクター原案 マイケル・クライトン
・製  作  フランク・マーシャル
       パトリック・クローリー

       トーマス・タル

【キャスト】
・オーウェン……クリス・プラット(玉木 宏)
・クレア…………ブライス・ダラス・ハワード(木村佳乃)
・ホスキンス……ヴィンセント・ドノフリオ(石塚運昇)
・グレイ…………タイ・シンプキンス(松岡茉優)
・ザック…………ニック・ロビンソン(内山昴輝)
・バリー…………オマール・シー(安元洋貴)
・ヘンリー・ウー博士…B.D.ウォン(近藤浩徳)
・マスラニ………イルファン・カーン(大塚芳忠)

『0702 ジュラシック・ワールド』ウラ面
※ウラ面

【仕  様】
・型  番  48201

・製 作 国  アメリカ
・原  題  JURASSIC WORLD
・そ の 他  片面2層、カラー、MPEG-2、DOLBY DIGITAL、
       NTSC 日本市場向、セル専用
・発 売 元  NBCユニバーサル・エンターテイメント

・サ イ ズ  16: 9 LB ビスタサイズ (2:1)
・音  声  1.英 語 (5.1chサラウンド)
       2.日本語 (5.1chサラウンド)
・字  幕  1.英語字幕
       2.日本語字幕
・字幕翻訳  戸田奈津子
・吹替翻訳  平田勝茂
・映像特典  1.未公開シーン
       2.クリスとコリンが挑む“ジュラシック”

【ジャケット】
・オモテ面:----
・ウラ面 :『ジュラシック・パーク』を超える感動と興奮!
      スピルバーグ史上最高にして、
      2015年最大のヒット作!!

いいジャケットだ。オモテ面は、ジュラシック・ワールドのロゴが描かれている。“インドミナス・レックス”の化石のイメージだろうか。4作目にして、ようやくお気に入りのデザインで出会えた。(笑)
ウラ面は、モササウルスの画像が一番大きく使われている。その下に3枚の画像が並んでいる。物語をなぞらえているので、ぼんやりとストーリーが伝わって来る。まずまずの出来映えだろう。

『0702 ジュラシック・ワールド』ピクチャディスク
※ピクチャディスク

【感  想】
「B級映画路線まっしぐら」

そんな感じの1本だった。CGやVFXを抜いたら“モックバスターの雄”アサイラム社の作品と何ら変わりがない。(笑)
確かに、恐竜のCGは素晴らしい。精細に描かれている。セットもお金が掛かっているし、撮影規模の大きさは比類がない。(キャストには異論があるし、あざとい脚本も好きになれない。赤毛は苦手なんだ)
でも、遺伝子操作された恐竜と軍隊が戦うなんて……。ガメラかよ。(苦笑)

こんなのが、2015年の興行収入のトップだなんて、信じられない。世界中で、観客が幼稚化しているんだな。(溜息)

――開園中の“ジュラシック・ワールド”で事故が発生。遺伝子組み換えされた新種の恐竜“インドミナス・レックス”が檻から逃げ出してしまう。捕獲チームが出動するが、体温を下げ、体色を変えてチームを欺き、全滅させてしまう。
一方、インジェン社の危機管理部門のホスキンスは、軍隊を出動させる。混乱が広がり、来園していた観光客2万人がパニックになる。
避難が行われる中、パークの責任者クレアの甥2人が、アトラクションの敷地内に取り残されてしまう。クレアは、ヴェロキラプトルの飼育係のグレイディと一緒に救出に向かう。
……というお話し。

あちこちに前3作に対するオマージュがちりばめられている。思えば、15年ぶりのシリーズ製作だ。それを善しとすれば、本作品は楽しめるかも知れない。でも、『ジュラシック・ワールド』としてのアイデンティティは、その分だけ欠落して行くことになる。

例えば、クレアが甥を探して名前を叫ぶシーンは、『ジュラシック・パーク3』へのオマージュだ。けれど、その後、クレアは急速に“ティア・レオーニ化”して行く。ほとんどコメディだ。(笑)

それに、前3作で希望の象徴として登場した草食恐竜を殺してしまうのも、いただけない。コメディにシフトして行くのに、これは無駄な“死”だろう。
然も、この場面はアニマトロニクスだろうが、すこぶる出来が悪い。まるで80年代の『恐竜伝説/ベイビー』に登場した恐竜と同じくらいの出来映えだ。『ジュラシック・パーク』のトリケラトプスや『ロスト・ワールド/ジュラシック・パーク』のティラノサウルスの子供には、遠く及ばない。(溜息)

ストーリー展開も、インドミナスを殺すためにマスラニ社の社長がヘリで飛び立つ辺りから漫画じみて来る。いや、翼竜のドームが破壊されたところからは、ほとんど漫画だな。
クライマックスの恐竜同士の対決に至っては、『ゴジラ対ゴジラ(架空ですが……)』かと思ってしまった。恐竜映画ではなく、怪獣映画だ。(インドミナスが登場した時から既に怪獣映画なのかも知れない)

ストーリー展開に説得力がないのは、本作品には誰ひとりとしてプロフェッショナルが登場しないことだろう。巨大企業のマスラニ社の社長はヘリを飛ばしちゃうし、インジェン社の連中は誰ひとりビジネスマンとして描かれておらず、軍人も軍人として行動しない。
そもそも主人公からして元軍人で、いまは調教師という中途半端さ。アラン・グラント博士や古生物学者のサラ・ハーディングのようなキャラクタが、学術的な観点からラプトルを調教していたってんなら、分かるんですけどね。(溜息)

たぶん、新たな3部作のスタートなんだろうけど、映像的な魅力に欠ける上、幼稚なストーリーの続編は観たくないなぁ。
大人の鑑賞に耐えうる作品を作って下さい。(カミサマ、オネガイシマス)

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Last updated  2017.03.06 06:52:35
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