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2017.03.11
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カテゴリ: オカルト映画
0707 デビル

『0707 デビル』オモテ面
※オモテ面

【スタッフ】
・原案・製作 M.ナイト・シャマラン
・監  督  ジョン・エリック・ドゥードル
・撮  影  タク・フジモト,A.S.C.
・脚  本  ブライアン・ネルソン
・製作総指揮 ドリュー・ドゥードル
       トリッシュ・ホフマン
・音  楽  フェルナンド・ベラスケス

【キャスト】
・ボーデン刑事………クリス・メッシーナ(壇 臣幸)

・セールスマン………ジェフリー・エアンド(小森創介)
・若い女…………ボヤナ・リヴァコヴィッチ(斎藤恵理)
・老女…………………ジェニー・オハラ(沢田敏子)
・警備員……………ボキーム・ウッドバイン(江川央生)
・ラミレス……………ジェイコブ・バルガス(石上裕一)

『0707 デビル』ウラ面
※ウラ面

【仕  様】
・型  番  GNBR-2848R
・製作年度  2010年
・製 作 国  アメリカ
・原  題  DEVIL
・そ の 他  片面2層、カラー、MPEG-2、DOLBY DIGITAL、

・発 売 元  ジェネオン・ユニバーサル・
       エンターテイメント
・収  録  本編約80分
・サ イ ズ  16: 9 LB スコープサイズ
・音  声  1.英 語 (5.1chサラウンド)

・字  幕  1.英語字幕
       2.日本語字幕
・字幕翻訳  風間綾平
・吹替翻訳  辺見真起子

【ジャケット】
・オモテ面:「シックス・センス」「サイン」
      M.ナイト・シャマランが仕掛ける
      ソリッド・シチュエーション・ホラー
        ここ《エレベーター》が、
        お前たちの地獄になる
・ウラ面 :ここ《エレベーター》に閉じ込められたのは
      偶然ではなかった――
      鬼才M.ナイト・シャマランが
      仕掛ける新たな恐怖!

ボヤナ・ノヴァコヴィッチの顔の画像が大きく使われている。何か叫んでいるような顔だ。タイトルの下にはエレベーター。扉からは赤い光が漏れて十字になっている。面白いデザインだとは思うが、ちょっと古臭い感じだ。(笑)
残念なのは、ウラ面に使われているボヤナ・ノヴァコヴィッチの画像が、オモテ面のそれと同じってコト。左右反転されているが、間違いなく同じ画像だろう。ほかに3枚の画像が使われているが、いずれにもキーになる登場人物が出て来ない。それって、間違っていないか? デザインした方は、本作品をキチンと観ていない気がするな。(笑)

『0707 デビル』ディスク
※ディスク

【感  想】
「私も許して」

『ted/テッド』シリーズや『エリジウム』などを製作した独立系のメディア・ライツ・キャピタルが、M.ナイト・シャマランと組んで立ち上げたブランド“ザ・ナイト・クロニクルズ”。その第1弾として製作されたのが、本作品。

――或る日、オフィスビルのエレベーターに乗り合わせた男女5人。ところが、上層階への直通運転の途中で止まってしまう。監視カメラは映っていたが、緊急の通話装置は故障し、警備室からの声しか伝わらない。
彼らを助けようと修理工や警備室の面々が手を尽くすが、女性が“何か”に襲われてケガを負ったところで、警察が介入する。これで事態は収束すると思われたが、彼らの見ている前で男が1人、死亡する。
事故か? 他殺か? 遺体と一緒に小さな箱に閉じ込められた4人は、異常な状況に追い詰められて行く。然も、当局の捜査をよそに更なる犠牲者が出てしまう。何者が、どうやって?
やがて、当局は犯人とおぼしき人物に目をつけるが、予想外の展開が起きてしまう。
……というお話し。

エレベーターに閉じ込められた男女の運命を描いた作品としては、『リミット90』が思い出される。本作品は、同じシチュエーションを用いながら、オカルトへとシフトしている。

そこに新鮮さを感じるか否かによって、本作品の評価は決まるだろう。個人的には、完成度の高い脚本は好みだ。もう少しスケール感が欲しいところだが、まずまずと言った出来映えだろう。劇場映画というよりもTVM向きの素材だった。

監督は、『●REC:クアランティン』のジョン・エリック・ドゥードル。あの作品もそうだったが、イマイチ演出にキレがない。整理整頓が苦手な方だとみた。(笑)

特筆すべき点は、撮影がタク・フジモトということ。ロジャー・コーマンの門下生で、『デスレース2000』といったカルト映画から賞レースにエントリーする『羊たちの沈黙』や『青いドレスの女』まで幅が広い。
おそらく『シックス・センス』でのM.ナイト・シャマランとの縁から本作品に携わったのだろう。もういい歳のはずだから、よほどの縁がない限り仕事なんかしないはずだ。私としては、こってりと色ののった映像が好きなので、それだけで本作品は満足である。(笑)

キャストの中では、ボヤナ・ノヴァコヴィッチが“みっけもん”だった。(笑)
メル・ギブソンの『復讐捜査線』にも出ていた。好みの顔立ちなので、もう少し出演作を増やして欲しいが、あのお芝居じゃムリかなぁ。

“ザ・ナイト・クロニクルズ”は、第2弾の製作が発表されたが、公開されたというニュースは聞かないし、どうなったのだろう? 本作品がヒットしたとも思えないし、頓挫した可能性が高いな。(苦笑)
この企画は、ネットワーク局に持って行って、年に数本のTVMを製作した方が、継続するだろうし、人気を得られると思うぞ。

さて、本作品について根本的に理解出来ないことが、ある。どうやらエレベーターに閉じ込められたのは“悪いヤツ”らしいが、何で悪魔が罰するんだ? 悪人は悪魔の“お友達”だろ? むしろ、悪人をそそのかして、もっと悪いことをさせるんじゃないか? 何だか、現場に出た閻魔大王みたいで釈然としない。(笑) 脚本を書いたのはインド人だし、仏教色が強いのかも知れない。

それに、なんで悪魔は小市民の悪を罰し、巨悪を罰しないのだろう?(悪は大きいほど、その存在は曖昧だが)




待てよ。

ああ、そうか。

いまの米国大統領も“悪魔憑き”のようなものだな。(笑)
カラス神父に祓って貰わないといけないってことだ。

毎日、小さな悪を重ねている私も、誰かに許して貰わないと、悪魔にヒドい目に遭わされるかも知れない。告悔するには時間が足りないから、M.ナイト・シャマランさま、無条件で“許して”下さい。「オススメ!」にしておきますから……。(笑)





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Last updated  2017.03.11 08:28:19
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