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2017.03.13
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カテゴリ: アクション映画
0709 パニック・スカイ/フライト411 絶対絶命

『0709 パニック・スカイ/フライト411 絶対絶命』オモテ面
※オモテ面

【スタッフ】
・製  作  ジェームズ・チャンキン
         『カウントダウン/合衆国滅亡の時』
       マイケル・スコット
・監  督  ジェームズ・チャンキン
・脚  本  ポール・デュラン
       レランド・ジョーダン
       ジョン・ペイタス
・撮  影  ウィッチ・カオス

         『カウントダウン/合衆国滅亡の時』

【キャスト】
・クレイグ・シェイファー
         『リバー・ランズ・スルー・イット』
・エリック・ロバーツ『ダークナイト』
・ゲイリー・ダニエルズ『エクスペンダブルズ』
・イヴァン・カマラス
       『ヘル・ボーイ/ゴールデン・アーミー』
・ソニア・クーリング
・サラ・ディーキンス『インビジブル2』

『0709 パニック・スカイ/フライト411 絶対絶命』ウラ面
※ウラ面

【仕  様】
・型  番  LBXC-518

・製 作 国  アメリカ
・原  題  THE MARK
・そ の 他  片面1層、カラー、MPEG-2、DOLBY DIGITAL、
       NTSC 日本国内向、DVD、セル専用
・発 売 元  株式会社トランスフォーマー

・収  録  本編 92分
・サ イ ズ  16: 9 LB シネマスコープ
・音  声  1.英 語 ステレオ
       2.日本語吹替 ステレオ
・字  幕  1.日本語字幕
       2.吹替用字幕
・日本語字幕 ワイズ・インフィニティ 林 美穂

【ジャケット】
・オモテ面:上空30,000フィート、
      制御不能の密室。
・ウラ面 :制御不能の機体!!
      仕掛けられた爆弾!!!
      人質400名!!!!
        400人の乗員乗客と
        世界経済を一変させる発明品を乗せた
        バンコク発、ベルリン行き411便
      高度30,000フィートの上空で
      突然 放たれる銃弾と 仕掛けられた爆弾
        パイロットを失い
        制御不能の密室と化した機内で
        1人の男が立ち上がった…

航空機モノらしいイラストがジャケットのオモテ面に使われている。わりと良い仕上がりのイラストだと思う。
飛行機の右の翼の根元で爆発が起き、雷が機体の周りを走っている。その上方には、主要な登場人物の銃を持つ姿がカッコよく描かれている。――うん、こんなにカッコ良くはないが、さほど本編の内容とかけ離れてもいないし、緊張感もある。
残念なのは、ウラ面の出来映え。およそ締まりがない。いい画像が使われていないことが原因だな。言い換えれば、そんなにカッコ良い場面がなかったってことだな。(笑)

『0709 パニック・スカイ/フライト411 絶対絶命』ピクチャディスク
※ピクチャディスク

【感  想】
「リーマン・ショックへの恨み辛み」

何と言うか、リーマン・ショックで大損したヤツの話しを聞いて、本作品の脚本を書いたのではなかろうか。そんな感じの作品だった。株の大暴落を“世界の終わり”になぞらえた辺りに、財産を失った絶望感や恨み辛みがうかがえる。(笑)

――バンコク。アバンティ社は、埠頭で極秘の臨床実験を行っていた。その警備を任されていたチャドは、謎の武装集団の襲撃を受ける。不意をつかれた攻撃に警備部隊は全滅。1人残った彼は何とか敵を撃退する。
しかし、被験者は死亡し、医師は「お前しかいないんだ」と言い残しながら、チャドの腕に“何か”を撃ち込んだ。
……というのがオープニングのシークエンス。

そこそこの規模の爆発やアクション・シーンにちょっと安心する出だしだった。カットが足りないし、繋ぎ方も雑だし、リアクションも冴えないが、もっとヒドい作品をたくさん観て来た目には、これで十分。これだけ描いてくれれば“御の字”だろう。(笑)

――病院で目覚めたチャドを見舞ったのは、アバンティ社の重役クーパーだった。彼の説明によれば、チャドの腕に撃ち込まれたのは、最先端の生体マイクロチップで、その開発は世界を変える力があると言う。然も、臨床実験の成功例は、彼だけだった。
クーパーは、ドイツで開催されるG20でチップ開発成功を発表するため、チャドにベルリンに向かうように指示する。
……ということで、物語が動き出す。

チャドを追って、チップを狙うターク産業の雇った傭兵たちもバンコク発ベルリン行き 411便に乗り込む。この時点で、チップが“世界を混乱から救う”と評価されているのは分かったが、「何故?」「どうやって?」という疑問が沸き起こる。何せ、機能については一切説明されないのだから。(苦笑)

この後、飛行機は傭兵グループにハイジャックされる。案の定の展開だが、預けた手荷物から部品を取り出して組み立て、占拠するまでは、かなり丁寧に描いていて面白い。乗客の人数も多く、セットのアラを隠している。まずまずの出来映えと言えるだろう。

ところが、中盤からグズグズし出す。緊張感のない旅客機奪還劇が続き、トドメはオカルト風味の人間消失。(笑)
もしかして “RAPTURE”のことだろうか。最終戦争の前に敬虔なキリスト教徒が天に引き上げられる現象のことを言うらしい。そこでは、神の国の恍惚の宴(酒池肉林?)が待っていると言う。地上では、不信心者や異教徒が、想像を絶する苦難を味わうことになっている。ヒドイ話しだ。(汗)

ほとんどの「?」は解明されずにエンディングを迎える。「何だコリャ?」と思っていたら、続編があるらしい。
IMDBによれば、『THE MARK:REDEMPTION』という作品がある。スタッフもキャストも同じなので、間違いなく続編だろう。残念ながら、日本でリリースされた気配がない。(いろいろ検索してみたが、分からなかった)

おそらく、続編で謎は解明されるのだろうが、本作品だけでは“尻切れトンボ”だ。チョイ役ではないエリック・ロバーツが見られる貴重な作品(笑)ではあるが、フツーの方々はフラストレーションをためるだけだろう。

続編がリリースされない限り、オススメ出来ないかなぁ。(邦題に『パニック・スカイ』なんて付けちゃって、次はどうする気だろ?)





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Last updated  2017.03.13 07:10:44
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