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2017.04.22
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カテゴリ: デザスター映画
0749 エアポート1978/運命の決断

『0749 エアポート1978/運命の決断』オモテ面
※オモテ面

【スタッフ】
・監  督  トーマス・ヤオホ
・脚  本  ティモ・ベルント
       シルケ・レネ・メイヤー
・撮  影  ヤン・フェーゼ
・編  集  フリッツ・ブッセ
・製  作  ヨーケ・クロムシュローダー
       ニルス・ダンカー

【キャスト】
・ゾフィ・フォン・ケッセル「デイ・オブ・デスティニー」

・ヘンドリック・ドゥリン「アラーム・フォー・コブラ」
・エスター・エシェ
・フィリップ・ペータース「ロフト」

『0749 エアポート1978/運命の決断』ウラ面
※ウラ面

【仕  様】
・型  番  ALBD-6640
・製作年度  2010年
・製 作 国  ドイツ
・英  題  DESTINATION:FREEDOM
・そ の 他  片面1層、COLOR、MPEG-2、DOLBY DIGITAL、
       NTSC 日本市場向、DVD、レンタル専用
・発  売  アルバトロス株式会社

・価  格  ----
・収  録   117分
・サ イ ズ  16: 9 ビスタ
・音  声  1.オリジナル <独 語> (Stereo)
・字  幕  1.日本語字幕

・字幕翻訳  ----
・吹替翻訳  ----
・映像特典  予告編収録

【ジャケット】
・オモテ面:40年にわたる東西ドイツの分断。
      閉ざされた歴史の中で、
      1つのハイジャック事件があった――。
      長い間封印されてきた真実が、
      ついに明らかとなる。
・ウラ面 :「エアポート」シリーズ最新作は、
      実在の事件を基に描かれた衝撃作!!
        1978年――東西冷戦下の東ドイツ。
        国家保安局による絶対的な権力の中
        人々の中に芽生える、西側への羨望
        自由への憧れ、分断の壁を越えた愛。
        そして彼らは運命の空へと飛び立つ。

ヴィジュアルよりも、気持ちのこもったコピーに目がいく。思い入れたっぷりに綴られた文章は、まるで一編の詩のようだ。本作品に対して好感を持ったのだろう。実に誠実なコピーだと思う。
ジャケットそのものの出来映えは、少々貧乏くさくて、いただけないのだが、それを補って余りあるコピーの出来映えに拍手である。(笑)

『0749 エアポート1978/運命の決断』ディスク
※ディスク

【感  想】
「恋愛は壮大なスペクタクル」

1978年に実際に起きたハイジャック事件を基にしたTVM。ビックリである。有り得ないほどのんびりしていて、有り得ないほど国家が権力を持っていた時代だったんだなぁ。
鑑賞後、ネットでググってみたら、意外と情報が少なかった。ほとんどが情報バラエティ番組で紹介された内容の再録で新味はなかった。

――1978年、東ドイツ。ユルゲンは“カフェ・モスクワ”でバーテンダーをしながら、物資の横流しで稼いでいた。そのため、国家保安省に目をつけられていたが、そのことを彼はまだ知らない。
一方、彼が密かに愛するシングル・マザーのアンニャは、西ドイツから来たビジネスマンのミヒャエルに夢中だった。
しかし、国家保安省が介入し始め、2人を引き裂こうとする。それが契機となって、アンニャは西側でミヒャエルと一緒に暮らすことを決意することになる。
それを知ったユルゲンは、協力を申し出る。出国が比較的容易なグダニスク(ポーランド)へ行き、そこでミヒャエルと落ち合い、西ドイツに亡命する。計画を立て、書類を用意したのは、ユルゲンだ。
そして、決行の日がやって来る。
……というのが序盤。

2010年の作品だが、1978年の雰囲気をよく再現していた。正確かどうかは分からないが、当時の衣装や車、セットにこだわったようだ。
それにしても、登場人物が始終タバコを吸っているのには驚いた。そういう時代だったんだなぁ。(笑)

――計画通りにアンニャは娘を連れて、ユルゲンとともにグダニスクにやって来る。しかし、ミヒャエルは予定していた列車には乗っていなかった。彼は、国家保安省に捕まってしまったのだ。
そんなことは知る由もなく、アンニャはパニック寸前。ユルゲンは、すべてを捨てて出国しただけに、何としても西側に亡命しなければならない。彼は一計を案じる。
3人は帰路の飛行機に乗るが、東ドイツの空港着陸間際にハイジャックし、西ドイツに向かうようにパイロットに指示する。
……というお話し。

ユルゲンを演じた役者さんが秀逸。卑しくて頭が悪い男だが、どこか憎めない。愛する女のために、バカなりに考えて行動するところが切ない。それでも、最後には、本人曰わく「初めて正しいことをした」のには、拍手喝采だ。(笑)
彼がいなければ、本作品はつまらないものになったことだろう。ラストシーンで、米軍将校からフランク・ザッパのチケットを貰って大喜びするところが、いかにも70年代らしいし、新しい時代の到来を予感させて印象に残る。
それに比して、アンニャやミヒャエルを演じた役者さんには魅力がなかった。

――何とか西ドイツの空港に着陸したものの、そこは米軍の管轄下で、処分は米国に任されることになる。
アンニャは、ミヒャエルが国家保安省に捕まっていることを知らされ、激しく取り乱す。一方、ユルゲンは西側で暮らすことしか頭にない。しかし、彼にはハイジャック犯として起訴され、裁判が待っていた。
月日が経ってもミヒャエルが釈放される気配はなく、アンニャは東ドイツに戻ることを決心する。
……という展開。

東西冷戦時代のスパイ映画のテイストもあるし、壮大な愛の物語ともとれる。『ひまわり』なんかもそうだが、昔の映画は、恋愛そのものがスペクタクルだった。本作品にも、そんな感じがうかがえる。ハイジャックの場面は短いし、あくまでも亡命の手段として描かれているのでパニック映画として要素は薄い。(その辺は残念だった)

主人公の2人に共感は出来ないし、全体的に演出はゆるめだが、70年代に映画に夢中になっていた私としては、懐かしい雰囲気を味わえる作品だった。たまには、こういうのも、いい。

50歳台以上の方にオススメ!(笑)





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Last updated  2017.04.22 18:10:11
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