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2017.04.27
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0754 スペル [ブルーレイ]

『0754 スペル [ブルーレイ]』オモテ面
※オモテ面

【スタッフ】
・監督&脚本 サム・ライミ
・脚本&製作 アイヴァン・ライミ
・製  作  ロバート・タパート
・撮  影  ピーター・デミング
・美  術  スティーヴ・サクラド
・音  楽  クリストファー・ヤング

【キャスト】
・アリソン・ローマン(小島幸子)
・ジャスティン・ロング(小野塚貴志)

・ディリーブ・ラオ(最上嗣生)
・デヴィッド・ベイマー(星野充昭)
・アドリアナ・バラッザ(滝沢ロコ)

『0754 スペル [ブルーレイ]』ウラ面
※ウラ面

【仕  様】
・型  番  TBBD0004
・製作年度  2009年
・製 作 国  アメリカ
・原  題  DRAG ME TO HELL
・そ の 他  2層、COLOR、AVC、DOLBY DIGITAL、
       DOLBY TRUE HD、Blu-ray、セル専用
・発 売 元  ギャガ GAGA★

・価  格   4,935円(税込)[4,700円(税抜)]
・収  録  本編 99分(2バージョン収録)
       +特典 約64分
・サ イ ズ  16: 9 (スコープサイズ)
       1080p High Definition(特典映像は除く)

       2.日本語吹替(リニアPCM 2.0ch)
・字  幕  1.日本語字幕
       2.吹替用字幕
・字幕翻訳  風間綾平
・吹替翻訳  川又勝利
・公  開  2009年全国劇場公開作品
・映像特典  ----

【ジャケット】
・オモテ面:----
・ウラ面 :きっかけは、ほんの小さな不親切――
      逆怨みで言い渡された“呪文(スペル)”
        史上最恐の3日間が、始まる…。

地獄の業火か、のけぞる主人公に地獄から伸びた手が首飾りをつかんでいる。その背景には、老婆の家と歯をむき出しにした老婆の顔……。こうして整理してみると、本作品の要所が盛り込まれている。ナルホド、よく出来たデザインだ。この1枚にストーリーが凝縮されている。
こうなると、ウラ面のデザインが難しくなる。
……うーん、予想通り散漫な印象だ。怖いシーンを集めてインパクトを強めたかったのだろうが、もともとヴィジュアルで驚かすタイプの作品ではないので、その方針は失敗だろう。ここは、オモテ面を補完するように、地道にストーリーを伝えるレイアウトを考えるべきだった。

『0754 スペル [ブルーレイ]』ピクチャディスク
※ピクチャディスク

【感  想】
「レトロな映画と上映館」

公開最終週に新宿で観た。上映館はガラガラで、久しぶりに昭和レトロの感覚を味わった。古くて破けたシート、何処からともなくションベンのようなすえた臭いが微かに漂って来る。観客も数える程度、太って無愛想なオバチャンがもぎりをしていて、痩せぎすの黒服がパンフを売っていた。新宿ってトコは最先端の技術を備えたシネコンもあれば、時代に取り残されたような封切館もある。不思議な街だ。

さて、サム・ライミ監督が久しぶりに撮ったホラー映画として、鳴り物入りで公開された本作品は、“エクソシスト以来の衝撃”と仰々しい宣伝文句とは裏腹に、サラリとした触感のコメディ調の仕上がりだった。考えてみれば、S.ライミ監督は、『死霊のはらわた2』を筆頭にどれもこれもコメディの要素が強い。そういう意味では、本作品は原点回帰と言えるだろう。

物語は、さんざんメディアで紹介されていたから、ここでは割愛しよう。ただ、勘のいい方なら、始まって早々にオチが想像できてしまうことだけは記しておく。ある意味、“古臭い”ぐらい定石通りの作りだ。
問題は、ラストシーンまでの展開をどのように見せるか、ということだろう。監督の主眼もそこにあったはずだ。ドタバタだけど、ちょっと怖い。――そんな状況を描くことに力を注いだように思う。主人公が行動すればするほど、深みにはまり、悪くなって行く……。まるで“巻き込まれ型”のホラー版といった趣だった。

惜しむらくは、やや小品すぎてインパクトに欠けることだろう。昔ほど毒っ気がなくなったせいか、映画としては物足りない。何だか、TVドラマ『スーパーナチュラル』の一編のような印象を受けた。
最もサム・ライミ監督らしさを感じたのは、老婆がローンの支払い延長を申し込みに来る銀行での一幕だろう。悪趣味でスラップスティックな展開は『XYZマーダーズ』を彷彿させ、懐かしくも面白い演出だった。

まぁ正直なところ、拍子抜けだったことは否めない。個人的には『死霊のはらわた』の衝撃を求める気持ちが強かった。もっともっとスプラッタ色の強い作品を期待していたのだ。コワくて笑ってしまうしかない状況を堪能したかった。

作品としてはキレイにまとまっているし、グロテスクなホラーが苦手な方も安心して観ることが出来る。万人向けだ。
それが物足りない所以でもあるのだが、『スパイダーマン』しか知らない世代が育ちつつあるだけに、歴史的なホラー映画の監督であることを知って貰うためにも、オススメでしょう!





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Last updated  2017.04.27 07:49:17
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