B級映画ジャケット美術館

B級映画ジャケット美術館

PR

×

Profile

helen5015

helen5015

Keyword Search

▼キーワード検索

Calendar

Comments

ikigai@ Re:2444 RAKUEN2 [VHS](08/03) このVHSテープについて詳細な解説を書いて…
王島将春@ Re:2255 時をかける少女(2010)(06/06) 神の御子イエス・キリストを信じる者は永…
聖書預言@ Re:1438 アイアン・ソルジャー/人類滅亡計画と救世主(03/12) 神の御子イエス・キリストを信じる者は永…

Freepage List

2017.08.03
XML
カテゴリ: デザスター映画
0852 アルマゲドン・パニック

『0852 アルマゲドン・パニック』オモテ面
※オモテ面

【スタッフ】
・監  督  F.ハビエル・グチエレス
・撮  影  ミゲル・アンヘル・モラ
・音  楽  アントニオ・メリベオ

【キャスト】
・ビクトル・クラビホ
・マリアナ・コルデロ
・エドゥアルド・フェルナンデス
・ジュアン・ガルパン

『0852 アルマゲドン・パニック』ウラ面
※ウラ面

【仕  様】

・製作年度  2008年
・製 作 国  スペイン
・原  題  BEFORE THE FALL
・発  売  株式会社クロックワークス
・販 売 元  株式会社クロックワークス
・価  格  ----
・字幕翻訳  安本照生
・吹替翻訳  ----
・脚  色  ----
・公  開  ----
・リリース  2010.12.24.

・サ イ ズ  16: 9 LB
・音  声  1.スペイン語
          (ドルビーデジタル 2.0chステレオ)
・字  幕  1.日本語字幕
・そ の 他  片面1層、COLOR、MPEG-2、DOLBY DIGITAL、

・映像特典  1.予告編収録

『0852 アルマゲドン・パニック』ディスク
※ディスク

【ジャケット】
・オモテ面:地球崩壊へのカウントダウン――
      タイムリミットは、72時間!
・ウラ面 :『デイ・アフター・トゥモロー』『宇宙戦争』
      『2012』に続くSFアクション超大作

ステキなジャケットだ。地球に隕石が衝突した、まさにその瞬間を描いたイラストは、このシリーズでは繰り返し用いられてきたが、なかなかの出来映えだ。……でも、ちょっと説得力がないように感じるのは、何故だろ? 不思議だ。(笑)
ジャケットのウラ面を見ると、地球と衛星のようなものが上部に配置されている。車の上に立って、隕石が落ちいくのを見上げる男の姿。――これだけなら、正統派のデザスター映画を思わせる。本編からの取り込み画像を使っているし、ウソじゃない。でも、作品としては、そこから下の画像が象徴するような人間ドラマ(?)が中心だ。スペクタクル・シーンはない。
“超大作”なんて謳わないで欲しいなぁ。(笑)

【感  想】
「陽気で情熱的なラテンの血の奥底に潜む闇」

あー、スペイン映画だそうな。どんより暗くて殺伐としていて不条理な作品。こういうのは、好きじゃない。(溜息)

そう言えば、“スパニッシュ・ホラー・プロジェクト”にも、こんな救いのない作品があったっけ。思い返してみれば、『ザ・チャイルド』とか『人間解剖』とか、『オープン・ユア・アイズ』とか、明るくて情熱的なラテンのイメージとは裏腹に、社会や国家、政治、はたまた人間そのものに対する不信感を露骨に描こうとする作品が、目立つ。常に民族の独立をはらんでいるスペインという国の特性だろうか。

正直なところ、楽しい夏休みの真っ只中に観るような作品じゃない。(苦笑)
何だって、こんな作品に『アルマゲドン・パニック』なんてB級デザスター映画みたいな陽気な邦題を付けたんだ? 『アルマゲドン……』ってタイトルだけで、私たち“映画スズメ”は、下らないSFパニック映画を連想してしまう。
いつ、アメリカは小惑星に向かって核ミサイルを発射するんだろうかとか、どこの都市が壊滅し、地割れに飲み込まれるのはどこの町だろうかとか、ワクワクしてしまうのだ。停止したマントルを再起動するために強力なビームを地中深くに打ち込んだり、太陽から放出された磁気嵐を核爆発の衝撃波で弾き飛ばすとか、アクロバティックなキメ技は、B級デザスター映画の華だ。だから、どんな下らなくても、そのキメ技がないと、『アルマゲドン』シリーズとしてのアイデンティティは保てない。“ライダーキック”で怪人を倒さなければ『仮面○イダー』にならないのと同じことだ。(何のこっちゃ)

それが、あろうことか、寂れた田舎町の頭の悪そうな家族のモメ事みたいなのを見せられるとは……!(溜息)
邦題を考えた人とジャケットをデザインした人は、万死に値するぞ。

本作品は、隕石が地球に衝突すると分かって、無法地帯と化した町で、1人の男が残された家族のために戦うお話し。“カインとアベル”になぞらえてもいいが、おそらく『SF/最後の巨人』や『マッドマックス2』なんかと同じコンセプトだと思う。

文明の崩壊が、カタストロフ以前の物語として描かれているところは面白い。けれど、“死”が間近に迫って、自分自身の欲望に走る者と愛情に気づいて自分自身を見いだす者の対比は、まるで、文芸部のエキセントリックな高校生が書いたようで、少々青臭い。それを覆い隠すように、子供たちを残酷な目に遭わせる……。ヒドい話しだ。(『アフターショック』からブラックユーモアを抜くと、こんな感じになるのかも知れない)

冒頭は、どんなパニック映画になるのだろうと思わせておいて、中盤以降はホラー映画になる。クライマックスはサスペンス・スリラーの雰囲気か。いずれにしたところで、観たい作品ではなかった。

正直なところ、ハリウッド映画に毒された目には、めんどくさい1本である。ベトナム戦争が泥沼化していた時代なら兎も角、21世紀に入って十数年、いまさらこんなのを観せられても、楽しみようがない。スペインという国は、時間の流れが止まっているのだろうか。

オススメ致しません! 健全でデタラメなB級デザスター映画を選びましょう。カナダ産がオススメです。(笑)





お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

Last updated  2017.08.03 06:39:02
コメントを書く


【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! -- / --
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x
X

© Rakuten Group, Inc.
X
Design a Mobile Site
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: