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2017.10.16
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カテゴリ: ゾンビ映画
0926 ゾンビ・ナイト

『0926 ゾンビ・ナイト』オモテ面
※オモテ面

【スタッフ】
・監  督  ジヨン・ギャラガー
    「ピラニア/リターンズ」「ザ・フィースト」
・製  作  デヴィッド・マイケル・ラット
・製作総指揮 デヴィッド・リマウィー
・脚  本  キース・アラン
       デロンドラ・ウィリアムス
・撮  影  ダミアン・ホラン
・音  楽  アラン・ホワース



     「デッド・ゾーン」(TV) 「ダークナイト」
・ダリル・ハンナ
          「キル・ビル」「ブレードランナー」
・アラン・ラック「スピード」「ツイスター」
・レイチェル・G.フォックス
・ジェニファー・テイラー
・シャーリー・ジョーンズ

『0926 ゾンビ・ナイト』ウラ面
※ウラ面

【仕  様】
・型  番  NSD-5540
・製作年度  2013年
・製 作 国  アメリカ

・発  売  ニューセレクト株式会社
・販  売  ニューセレクト株式会社
・提  供  ----
・価  格  ----
・字幕翻訳  ----

・翻訳監修  ----
・吹替演出  ----
・公  開  ----
・リリース  ----
・収  録  89分
・サ イ ズ  16: 9 ビスタ
・音  声  1.オリジナル <英語> (Stereo)
・字  幕  1.日本語字幕
       2.デカ字幕
・そ の 他  片面 1層、COLOR、MPEG-2、DVD、
       DOLBY DIGITAL、NTSC 日本市場向、
       レンタル専用
・映像特典  予告編

『0926 ゾンビ・ナイト』ディスク
※ディスク

【ジャケット】
・オモテ面:それは人類が過ごす最後の夜
・ウラ面 :こういうゾンビが観たかった!!
      ファン納得の[超正統派]ゾンビ・ムービー!!

水滴に曇る窓ガラスに、ゾンビの顔が見える。血に塗れた両の手がへばりつき、怖ろしい雰囲気をかもし出している。肌寒さが伝わって来る。素晴らしいイラストだ。モチロン、B級映画の常で、本編にこんなシーンはない。そんなことが気にならない出来映えだと思う。
ウラ面は、本編からの取り込み画像とスチルが適度に配されていて、落ち着きのあるレイアウトだと思う。惜しむらくは、もう少し画像が大きいと良かったと思う。特に、下方に並んだ5枚の画像は小さすぎるような気がする。
全体的に、なかなか良いジャケットだと思う。力がこもっている。(笑)

【感  想】
「個性の尊重」

アサイラムにしては破格の予算を注ぎ込んだのではなかろうか。そのため、従来のアサイラム“印”の作品と較べて出来映えも破格。たまにこういう作品をリリースしてくれると、会社の評価も高まると思う。(苦笑)
もっとも、ジョン・ギャラガー監督としては、やりたいことも出来ずにフラストレーションを溜めたに違いない。不道徳な描写が皆無なのは、これまでの彼の作品群から推しても、有り得ない。(辛うじて、少女を誤射してしまうシーンに彼らしさがうかがえる)
どんな理由でそうなったのかは不明だが、牙を抜かれてしまったようで、観客としても居心地が悪かった。

やはり、“らしい”作品の方が、気持ちいい。レッテルを貼るわけではないが、アサイラムならチープでどうしようもない作品の方が愛おしい。
ジョン・ギャラガー監督作品なら、眉をひそめるようなギャグがなければ、溜飲を下げられない。(笑)

そこそこの作品は、不特定多数の視聴者向けには良いかも知れない。けれど、本来、そのスタジオや作家が持つ個性を消してまで、平均点の作品を求めるべきではないと私は思う。

50年代にユニバーサルが甘い恋愛ミュージカル映画を撮ったら大顰蹙だろうし、巨匠を招いた一大叙事詩はMGMには似合わない。デヴィッド・リーンが監督する『ピンクパンサー2』なんか観たくないし、ロジャー・コーマンが『日の名残り』なんか撮ったひには、世界の終焉を確信してしまうに違いない。
80年代に角川映画が遠藤周作の『沈黙』を映画化しようとしたら、誰だって「ヒロインは誰だ?」と思うだろう。
そういうものなのだ。

アサイラムがゾンビ映画を撮ることに異論はないが、「そんなにマジメに撮るなよ」と言うことである。小惑星の地球落下まで数時間、「こりゃたまらん」と“地獄の門”が開いて死者の魂が現世に蘇り、陸続とゾンビが現れる、――そんな映画が観たいと、心から思う。
ジョン・ギャラガー監督にしても、ゾンビ映画を撮ることに異論はないが、不道徳不謹慎な場面がなくして、どうして楽しめよう。主人公は呆気なく死亡してゾンビにならなければならないし、少女はムシャムシャ食べられなければならない。

『ナイト・オブ・ザ・リビングデッド』を換骨奪胎したストーリー展開には好感が持てるが、自分を殺してまでTVMを撮ってはいけないのだ。

主人公のパトリックを演じるのは、アンソニー・マイケル・ホール。TVドラマ『デッド・ゾーン』の頃の面影は、ギョロリとした目だけで、体型も面立ちも変わってしまった。これはこれで、歳相応でよいのかも知れない。でも、もう少し動けるようにした方がいいな。(笑)

妻のバーディを演じるのは、ダリル・ハンナ。ガタイがいいので普通の主婦役はどうかと思っていたが、意外と馴染んでいた。(苦笑)
でも、彼女はゾンビ退治に活躍せず、代わりに娘が“爆発”する。

棺桶のゾンビを執拗に石で叩き潰す“勇姿”には萌えてしまった。(笑)
トレイシー役には、レイチェル・G.フォックス。本作品で一番輝いていたのは、彼女だった。

本作品で、最も興味深いところは、“噛まれもゾンビにならない”“死んだらゾンビになる”という設定。と言うことは、“皆いずれはゾンビになる”ってことになる。つまり、全人類がゾンビ予備軍ってことだ。文字通りのリビングデッド。
本編ではサラリと流していたが、ゾンビの襲撃以上に怖くて救いのない話しだ。
それに、再び夜が来たら、ゾンビは立ち上がって人間を襲うのだろうか?(笑)

簡単に終わらせないところに、ジョン・ギャラガー監督の意地を見たような気がした。

オススメ!





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Last updated  2017.10.16 07:58:56
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