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2018.08.09
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1223 ツールボックス・マーダー


※オモテ面

【スタッフ】
・製作総指揮  トニー・ディディオ
          「女彫刻家」「恋人たちの選択」
・製  作  テレンス・ポッター&ジャッキー・
       クエラ「パルティック・ストーム」
・監  督  トビー・フーパー
      「悪魔のいけにえ」「ポルターガイスト」
・脚  本  ジェイス・アンダーソン&アダム・
       ギーラッシュ「クロコダイル2」

・音  楽  ジョセフ・コンラン「チェーンヒート」
・撮  影  スティーヴ・イェドリン「May」
・スペシャルエフェクト&メーキャップ
     ディーン・ジョーンズ&スター・ジョーンズ
       「スタートレック」「アビス」

【キャスト】
・アンジェラ・ベティス
  「17歳のカルテ」「尼僧の恋/マリアの涙」「May」
・ブレント・ローム「トレマーズ4」「ディープ・ブルー」
・ジュリエット・ランドー「T-REX」
・グレッグ・トラヴィス
・マルコ・ロドリゲス「ルーキー」




【仕  様】
・型  番  FMDR-9072
・製作年度  2003年
・製 作 国  ----
・原  題  TOOLBOX MURDERS
・発  売  株式会社フルメディア

・Distributed by:GAGA
       株式会社ギャガコミュニケーションズ
・価  格  ----
・字幕翻訳  ----
・吹替翻訳  ----
・吹替監修  ----
・吹替演出  ----
・日本公開  ----
・リリース  ----
・収  録  本編 92分
・サ イ ズ  16: 9 LB ヴィスタ・サイズ
・音  声  1.英 語 (5.1ch サラウンド)
       2.日本語 (5.1ch サラウンド)
・字  幕  1.日本語字幕
       2.吹替用字幕
・そ の 他  片面 1層、MPEG-2、COLOR、DVD、
       DOLBY DIGITAL、NTSC 日本市場向、
       レンタル専用
・映像特典  1.メイキング映像
       2.オリジナル予告
       3.日本語予告


※チャプターリスト

【ジャケット】
・オモテ面:おまえの皮をくれ
・ウラ面 :巨匠復活!「悪魔のいけにえ」
      「ポルターガスト」のトビー・フーパー監督
      入魂の最新作!
        巨大ペンチ、釘打ち銃、電動ノコギリ、
        電気ドリル、全ての道具が血に染まる!

間違っちゃいないけど、このジャケットは何? ジェイソンやフレディに続くモンスターとして売り出したくてたまらないって雰囲気がありありだ。(笑) それに「おまえの皮をくれ」つて何? そんなホラー映画じゃないンだけどなぁ。
ウラ面も節操がない。モザイクで隠して「過激なシーンが含まれておりますので、ご了承の上、御視聴下さい」って何だよ。まるで、80~90年代のモンド映画みたいなノリだな。キライじゃないけど、トビー・フーパー監督作品で、それをやることないんじゃない?(怒)


※ピクチャディスク

【感  想】
「悪魔のいけにえ」

1978年の『Toolbox Murder』を『悪魔のいけにえ(73)』シリーズのトビー・フーパー監督がリメイク。撮影当時は、60歳。さすがに演出に“硬直”が見られるものの、悪くない出来映えだと思う。昨年亡くなられたのが、惜しまれる。もう一花咲かせて欲しかった。

とはいえ、個人的にはアパートメントの雰囲気が好みだ。セットや照明、カメラのアングルや動きが作り出す空間には、何も起こらずとも、既にしてホラーとなっている。何もしてくれなくても、ただ立っているだけでHな雰囲気の女の子っているが、あれと同じだ。(おいおい、そんな例えかい!)

――ネルとERで働くスティーブンは、古びたアパートメントに引っ越して来る。もとはラスマンズ・ホテルという由緒ある建物らしいが、いまはシャワーからお湯は出ないし、水道の水も濁っている。壁も薄く、隣室の声が丸聞こえだ。
売れない役者がセリフの稽古をしているのを間違って通報してしまったり、ネルは引っ越して来たことを後悔する。
それでも、昔は俳優だったと言う老人と知り合いになったり、ジョギングを日課とするジュリアと友達になったりと、少しずつだが、新居での生活に慣れつつあった。
けれど、ジュリアがジョギングの時間に現れず、姿を消してしまった。然も、誰も彼女のことを心配しない。ネルは1人で、隠されて来たアパートメントの過去について調べ始める。
……というお話し。

出だしは『ローズマリーの赤ちゃん(68)』のような展開を期待したが、中盤以降はオカルト・ミステリーからスラッシャ映画にシフト。私たちがよく知っているホラー映画になってしまった。
確かに、“トビー・フーパー”の名前が冠してあると、どうしても特別なモノを求めてしまう。ハードルが高くなる。
でも、無名の監督さんが撮ったホラー映画だと思うと、なかなかどうして、面白い作品ではなかろうか。

撮影は、『MAY/メイ(02)』や『えじき(04)』のスティーヴ・イェドリン。ホラー映画のイメージが強いが、最近は『カリフォルニア・ダウン(15)』、『スター・ウォーズ/最後のジェダイ(17)』と大作に携わっている。道理で映像面の満足度が高いわけだ。

脚本は、ジョイス・アンダーソンとアダム・ギーラッシュ。この2人、ダリオ・アルジェント監督の『サスペリア・テルザ/最後の魔女(07)』や『ホーンテッド・グラウド(11)』等を書いて来た方たち。飛び抜けて怖い作品はないが、端正な本を書くコンビだと思う。

ジャケットや宣伝コピーでは、ゴア・シーンを“売り”にしているようだが、それほど残酷でもない。丁寧な作り込みがなされているものの、どのショットも短い。ほんの少し短いような気がする。変態的なファンなら『もっと見せてくれよ』と思うだろう。幸いなことに私はノーマルなので、不満は言わない。たぶんレーティングの問題だろう。

特殊メイクには、90年代の劇場版『スタートレック』シリーズに携わったディーン・ジョーンズ、『ゾンビ3D(06)』や『デイ・オブ・ザ・デッド(08)』等のスター・ジョーンズ。『ニューヨーク1997(81)』や『キングコング(76)』のエディ・サーキン等、なかなかマニアックな名前が並んでいる。

主人公のネルを演じるのは、アンジェラ・ベティス。『MAY/メイ』のメイ役で強烈な印象を残した。『ABC・オブ・デス(12)』の短編で監督デビューもしている。
ちなみに最初に殺される女性役で、シェリ・ムーンが出演。ロブ・ゾンビの奥様だ。

ホラー映画の交友関係が見受けられて、面白いスタッフとキャストだった。

思えば、黒魔術にハマったラスマンが、モンスターとなって、夜な夜なアパートメントの住民を“いけにえ”にして殺しまわるなんて、タイトルを『悪魔のいけにえ』に変えた方がいいんじゃないか?(笑)



え? もうある?(笑)

わりとオススメ!





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Last updated  2018.08.09 06:34:29
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