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2018.08.30
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カテゴリ: デザスター映画
1244 デイ・アフター/首都水没 [完全版/上巻]


※オモテ面

【スタッフ】
・監  督  トニー・ミッチェル
              「スーパーボルケーノ」
・製  作  ジャスティン・ボドル
       ピーター・マッカリーズ「ジャケット」
              「運命を分けたザイル」
・脚  本  ジャスティン・ボドル
       マシュー・コープ
・撮  影  ピエール・ジョドワン



             「エラゴン/遺志を継ぐ者」
     「007/ワールド・イズ・ノット・イナフ」
・ジェサリン・ギルシグ(宮島衣里)
               「プリズン・ブレイク」
           「NIPTICK マイアミ整形外科医」
・トム・コートネイ(大塚周夫)
・デヴィッド・スーシェ(壌 晴彦)
           「名探偵エルキュール・ポワロ」
・ジョアンヌ・ウォーリー(一柳みる)


※ウラ面

【仕  様】
・型  番  ASBX-4149

・製 作 国  イギリス・カナダ・南アフリカ合作
・原  題  FLOOD
・発  売  アミューズソフトエンタテインメント
                      株式会社
・販  売  アミューズソフトエンタテインメント

・提  供  CKエンタテインメント
       テレビ朝日
・価  格  ----
・字幕翻訳  ----
・吹替翻訳  ----
・吹替監修  ----
・吹替演出  ----
・日本公開  ----
・リリース  ----
・収  録   113分(本編 約93分)
・サ イ ズ  16: 9 LB
・音  声  1.英 語 オリジナル 5.1chサラウンド
         ドルビーデジタル
       2.日本語 吹替 5.1chサラウンド
         ドルビーデジタル
・字  幕  1.日本語字幕
       2.日本語吹替用字幕
・そ の 他  片面1層、MPEG-2、COLOR、DVD、
       DOLBY DIGITAL、NTSC 日本市場向、
       レンタル専用
・映像特典  1.インタビュー
       2.オリジナル予告編


※ディスク

【ジャケット】
・オモテ面:----
・ウラ面 :ロンドンを襲う洪水版“24”!
        都市型災害を刻々と描く
        ドキュメンタリータッチ・
        パニック・ムービー!

ヘンなイラストだ。手前は荒れ狂うテムズ河、その向こうに洪水にさらされるロンドン塔、その向こうにも水しぶきを上げる都市が何層にも描かれている。洪水が段階的に押し寄せて来ているところを表現しているのだろう。上空には分厚い黒い雲、その隙間から陽光が差し込んでいる。ヘリからは救助隊員がぶら下がっている。タイトルの下には、主要な登場人物の画像が並んでいる。70~80年代のパニック映画はオールスター・キャストだったから、ポスターのデザインは、こんなレイアウトだった。ちょっと懐かしい。(笑)
ジャケットとしては、なかなかの力作だ。でも、やっぱりイラストとしては、スペクタクル・シーンの一瞬を描いて欲しかった。(苦笑)
ウラ面は、テムズ河を遡る大波を上空から撮ったスチルが大きく用いられている。その下にストーリー、宣伝コピーを挟んで取り込み画像が並んでいる。デザスター映画らしい出来映えだ。
でも、「~洪水版“24”!」なんで惹句はダサイ。(笑)

【感  想】
「“テムズバリア”は必殺技?」

イギリス=南アフリカ=カナダ合作のデザスター・ムービー。おそらく、TVのミニシリーズなんだと思う。収録時間が 3時間を超えている。日本でのTV放送時は編集されて 110分だったらしい。それでもOKのような気もするが、完全版が上下巻でリリースされているなら、これを観るのが正解だろう。

何しろ、『28週後…』のロバート・カーライル、『名探偵ポアロ』シリーズのデヴィッド・スーシェらがメインキャストで出演しているのだ。これが、ジェフ・フェイヒーやバリー・ボストウィックのアメリカ製だったら、迷わず 110分の編集版を選ぶけどね。(笑)

――その日、イギリスの首都ロンドンは、いつもと変わらず穏やかだった。しかし、スコットランドではハリケーン並みの暴風雨が猛威を奮い、海辺の町ウィックに壊滅的な被害をおよぼしていた。
外交中の首相に代わって指揮を執る副首相のキャンベルは、暴風雨は北海に抜けるとの気象局の報告を受け、記者会見を開く。国民を安心させたいの一心だった。けれど、彼自身、一抹の不安を拭い切れずにいた。
その報道を見た環境学者のレナードは、危険を察知するが、老いた学者の言うことに耳を貸すものはいなかった。
一方、点検のために防潮水門“テムズ・バリア”を訪れた海洋技師のロブは、バリアの責任者で元妻のサムと、父親のレナードと再会する。レナードは、危険を政府に伝えるために、サムの力を借りようとしていた。
レナードによれば、テムズ・バリアは、上流に作り過ぎたが故に今回の暴風雨に耐えられないと言うのだ。もし、暴風雨が進路を変えたら、満潮と重なって6mを超える高波が襲う。それは、やすやすとテムズ・バリアを乗り越えてロンドン市街に甚大な被害をもたらす。
キャンベル副首相は、その警告を受けて避難命令を発令する。しかし、それは 1,500万人の避難を意味していた。容易ではない。然も、時間は3時間しかないのだ。
そして、暴風雨は進路を変えて、ロンドンを直撃する。
……というお話し。

かなり面白かった。映像面での分かり難さや唐突な場面もあるし、やや冗漫な感じも否めない。父親をほったらかしにして、未練の残る元妻と手を取り合ってテムズ川に飛び込むシーンなど、ツッコミどころ満載。
でも、主要登場人物それぞれに“物語”が用意されていて、なかなか見応えがあった。

パニック映画は、この“物語”こそ重要で、スペクタクル・シーンを盛り上げるスパイスになる。観客の共感を得るために、最大公約数のようなドラマになってしまうのは難点だが、本作品もこの例に漏れない。父と息子の確執や別れた妻への未練、父親に反発する娘や世間知らずの娘を心配する母親の姿などが描かれていて飽きさせない。どんな局面でも、家族優先なんだなぁと、しみじみ思った。
でも、仲のいい老夫婦やイチャイチャするカップル、みんなで協力する大家族とかが出て来ないのは、何故だろ? 不思議だ。職務を全うしつつも、どこかで家族を優先するのだから、そんな登場人物がいてもいいような気がする。(苦笑)

CGやVFXを駆使したスペクタクル・シーンは、ややクオリティが低い。でも、10年前の作品であることや、TV向けであることを考えると、そう悪くないかも知れない。
それに、規模の大きいロケやセットの撮影は、なかなかの迫力だ。

惜しむらくは、臨場感を得ようとした意識的な手ブレやフラッシュが、鬱遠しいこと。この規模の撮影なら、ヘタな小細工をせずに、じっくりと見せた方が良かったのではなかろうか。その方が、しっかりと状況が伝わってリアルになったのではないかと思う。

上巻では、ロンドンの街が水没し、メインキャラは家族と再会を果たせないままエンドロールを迎える。
街はどうなるのか、危機管理委員会COBRAはどう事態を収束させるのか、人々は愛する人たちと再会できるのか、「乞ご期待!」といった感じだった。

オススメ!





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Last updated  2018.08.30 07:16:11
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