B級映画ジャケット美術館

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2019.05.04
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1491 タイタン/選ばれし勇者


※オモテ面

【スタッフ】
・監  督  ウォレス・ブラザーズ
・製  作  ジェフリー・ジルズ
       マイケル・ルーリー
・スタント指揮 ルーク・ラ・フォウンテイン
       (『オールド・ボーイ』『アイアンマン』
       『グリーンホーネット』)
・音  楽  アルドゥ・シュラク
       (『ルパン三世』『スパイダーマン2』)



 (『X-MEN:アポカリプス』『アントマン』
 『ハンガーゲーム FINAL:レジスタンス』)
・マイケル・フォスター
・ジョン・ノック
・ロジャー・ハルストン
・アンソニー・マークス


※ウラ面

【仕  様】
・型  番  CSVR-0222
・製作年度  2016年
・製 作 国  アメリカ
・原  題  Barbarian War

・販 売 元  キュリオスコープ
・提  供  ----
・価  格  ----
・字幕翻訳  ----
・吹替翻訳  ----

・吹替演出  ----
・日本公開  ----
・リリース  ----
・収  録  本編 75分+特典 2分
・サ イ ズ  16: 9 LB ビスタサイズ
・音  声  1.英語 (ドルビーデジタルステレオ)
・字  幕  1.日本語字幕
・そ の 他  片面 1層、COLOR、MPEG-2、
       DOLBY DIGITAL、2 NTSC 日本市場向、
       DVD VIDEO、レンタル専用
・映像特典  ----


※ピクチャディスク

【ジャケット】
・オモテ面:神のために戦う。
・ウラ面 :神話の中で最も伝説的な戦いを
      描いたスペクタクル巨編!!
        神に選ばれし青年が巨人に挑む、
        ミラクル・バトル・アドベンチャー!!

本編を観てしまうと、このジャケットは全く別な作品のものではないかと思える。(苦笑)
確かに、よくよく見ると、こんな人たちが出ていたし、こんな場面もあった。でも、焔に赤く染まった土煙などの効果を盛り込むことで、素晴らしくスペクタクルな出来映えとなっている。まるで『300』に並ぶ超大作のようだ。
オモテ面の上方のイラストは、巨人ゴリアテのことだろう。小さく鳥を描くことで、その大きさを表現している。どうも、このイラストだけ質感が違うから、後から描き足したんじゃないか?(笑)
正直、スペクタクルな場面は皆無だし、巨人なんか出て来ないし、ミラクルなところは一つもない。アドベンチャーですらない。
或る意味、凄いジャケットだ。これだけ嘘八百を並べられるのだから、デザインされた方の力量に感服してしまう。
でも、こんなことばかり続けていると、お客さまからの信頼を失うことになると思うぞ。企業としては、経営の姿勢を問われているのと同じだ。もう少し誠実なところを見せた方がいい。(溜息)


【感  想】
「ラムチョップは美味しい」

本作品を観ながら、以前、或る店で、美味しいラム肉をいただいたことを思い出した。トリュフソースが定番だが、その店は塩とコショウだけ。肉の品質に自信がなければ出来ないことだが、その自信に相応しい逸品だった。

さて、本作品だが、何と言うか、どこかの宗教団体が作ったような作品だった。まぁ、さほど教義くさくなかったのは救いだが、世界観の狭さや上映時間の短さ、メリハリに乏しい演出、やたらと真面目な脚本が、いかにもシロートっぽい。(苦笑)

――古代イスラエル。巨人ゴリアテを擁するペリシテ軍の脅威にさらされ、イスラエル軍の預言者サムエルは、勇者=新たな王を探して諸国を旅していた。
或る日、羊飼いのダビデと出会う。彼こそが神に“選ばれし勇者”であると見極めたサムエルは、ダビデを鍛えるため、修行を課す。厳しい修行に挫けそうになりながら、少しずつ成長して行くダビデ。
しかし、常に羊飼いの本分か、神の使命か悩み続けるダビデに、サムエルは、ひと振りの剣を授ける。
……というお話し。

“人材の発掘、修行、対決、負けそう、逆転勝利”という実にありきたりなストーリー展開。然も、何の工夫もない。恥ずかしげもなく、そのまま描いている。

特に厳しい修行があるわけでもなく、まるで大学のサークル活動みたいで笑ってしまった。実のところ、製作サイドに大したヴィジョンはなく、取り敢えずクランクインしましたってカンジ。

ロケ地は、まぁまぁ雰囲気のあるところを選んでいる。青い空を背景に、奇岩を中心にして撮影アングルを決めているところが、微笑ましい。撮影は、マーク・アトキンス。『アバター・オブ・マーズ』や『ランド・オブ・ザ・ロスト』などを監督された方なので、映像もヘナチョコである。(笑)

ヘナチョコと言えば、ダビデを演じた役者さんもヘナチョコだった。マット・ベルベリ。ゴリアテの剣一振りで、盾ごと吹き飛ばされそうなほど弱々しい。(でも、本業はスタントマンらしい)
修行中、ほかのみんなは上半身ハダカで隆々たる胸筋を見せているのに、彼だけハダカにならない。マニア君からしたら噴飯モノだろう。(何が?)

ダビデとゴリアテの対決も、相応にショボい。
最後は、ダビデが得意の“必殺技”を繰り出してノックアウト。「いままでの修行は何だったんだよ!」とツッコミたくなるくらいあっさりと決まってしまう。(笑)
実際、本編は70分くらいしかないのに、大半は修行シーンだ。然も、サムエルから授かった剣すら満足に使わない。それまでの道程をまったく無視したクライマックスには、唖然としてしまった。これだから、シロートが作る映画は嫌いなんだ。(監督さんがシロートかどうかは知りませんが……)

オススメ出来るところは微塵もないのだけれど、男のハダカが好きな方は観て下さい。(笑)





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Last updated  2019.05.04 05:30:06
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