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2019.08.30
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カテゴリ: コメディ映画
1609 幸せのレシピ


※オモテ面

【スタッフ】
・監  督  スコット・ヒックス
・製  作  ケリー・ヘイセン
・製作総指揮 ブルース・バーマン

【キャスト】
・ケイト・アームストロング…
      キャサリン・ゼタ=ジョーンズ(深見梨加)
・ニック・パーマー……
         アーロン・エッカート(津田健次郎)
・ゾーイ…アビゲイル・ブレスリン(宇山玲加)




【仕  様】
・型  番  DLR-Y14314
・製作年度  2007年
・製 作 国  アメリカ
・原  題  NO RESERVATIONS
・発 売 元  ワーナー・ホーム・ビデオ
・販  売  ----
・提  供  ----
・価  格  ----
・字幕翻訳  瀧ノ島ルナ
・吹替翻訳  杉田朋子
・吹替監修  ----

・日本公開  ----
・リリース  ----
・収  録  本編 104分 映像特典 21分
・サ イ ズ  16: 9 LB シネマスコープサイズ
・音  声  1.オリジナル <英語> (5.1chサラウンド)

・字  幕  1.日本語字幕
       2.英語字幕
       3.日本語吹替用字幕
・そ の 他  片面 1層、COLOR、MPEG-2、
       DOLBY DIGITAL、
       NTSC 日本市場向 輸出禁止商品、
       DVD VIDEO、レンタル専用
・映像特典  “幸せのレシピ”が出来るまで
       (キャサリン・ゼタ=ジョーンズ、
       アーロン・エッカート インタビューと
       メイキング映像)


※ピクチャディスク

【ジャケット】
・オモテ面:キャサリン・ゼタ=ジョーンズ
        ×
      アーロン・エッカート
        “日々がんばるあなたに贈る
        とっておきの
        ハートフル・ロマンス!!”
        ――Clay Smith, THE INSIDER
・ウラ面 :“二大スターが醸し出すケミストリーが
      スクリーンに充満して爆発寸前!”
      “…ピリッとスパイスがきいた
      極上フルコース…”
      ――Clay Smith, “THE INSIDER”

ターゲットを女性に向けたジャケットだと思う。邦題のレタリングにしろ、使われている画像、キャッチコピー、そして賛辞……。シンプルながら訴求力の高い仕上がりだ。
うん、いいジャケットだ。

【感  想】
「粗にして野だが卑ではない」

以前、劇場で前半だけ観て、結末が気になっていた作品。なぜ後半を観ていないかと言うと、“呼び出し”を受けたからである。(苦笑)
映画に限らず、ライブでも演劇でも会場に入ったらケータイの電源はオフにすることにしている。ところが、この時はマナーモードのままだった。切り忘れである。“虫の知らせ”とでも言うか、そういう時に限って緊急連絡が入る。確かな予感があったわけではないが、何かが電源をオフにさせなかったわけだ。
私は、慌ただしく劇場を出て、映画の後半は未見のままとなった。前半は良いテンポで展開していたので、後半はどうなるのか、ずっと気になっていた。TVでも幾度か放送されていたからボンヤリと粗筋は知っていたが、ちゃんと観たのは今回が初めてである。

キャサリン・ゼタ=ジョーンズがシェフのケイトを演じるラブ・ストーリー。レストランを舞台にしたオーソドックスな作りだった。ドイツ映画『マーサの幸せレシピ』のリメイクだそうだ。オリジナルの方は未見である。
今回、積年の思いを晴らすことが出来て嬉しかったが、正直なところピクサーのアニメ『レミーのおいしいレストラン』を彷彿させるエンディングには少しガッカリした。ステキだけど、「なぁんだ」という感じ。(笑)
見せ方がよく似ていたからである。尤も、オリジナルが2001年の製作だから、2007年製作の『レミー~』の方が後になる。ピクサーは勉強熱心でリサーチに手を抜かないから、『マーサの幸せレシピ』を観ていないことはあるまい。元ネタがあったわけだ。機会があったらオリジナルの方も観なければ……。宿題が増えてしまった。(汗)

共演のアーロン・エッカートは思いの外、料理人役が似合っていた。男子たるもの厨房に立つ姿が格好良くなければならない、と私は思っている。(笑)
『ゲッタウェイ』にスティーブ・マックィーンが料理をする短い場面がある。これがまたカッコいいのだ。銃でドンパチするのと同じくらい、フライパンのタマゴにケチャップをかける姿が凛々しい。(ホントか?)
料理ってヤツは適当に粗雑で適当に繊細でなければならない。
昔、『料理の鉄人』を見ていて、アメリカから来た料理人の粗雑さにビックリしたことがある。材料を大切にしない上に、額の汗を拭った手で食材にさわる。帽子もかぶらない。パネライのゴツい腕時計をしたまま調理する姿は、とても教育を受けた人には見えなかった。ヒドいものだった。お米ひと粒にも神様が宿ると教えられて育って来た人の目には、極悪人のように映った。料理に対して“粗雑なだけ”の料理人の典型だった。
また、そんな料理人を呼んで来るTV局の見識と品位の低さは、目をおおうばかりである。

料理には、その人の生き方が現れる。美味しいものを食べさせたい、喜ぶ顔が見たい、元気になって欲しい、そう思う心が料理にこもる。
A.エッカート演じるニックと姪のゾーイが、ケイトにピザを作るシーンがある。実に楽しそう。それがそのまま食卓に現れる。ジャングルの中でキャンプをしている、という設定。手で食事をして、終わったらみんなでゲーム。やがて、子供ははしゃぎ疲れて寝てしまう。きっと彼女には忘れ得ぬ夕食となることだろう。そんな食事が多ければ多いほど人生は豊かになる。アンバサダーホテルの“シェフ・ミッキー”で着ぐるみのキャラクタたちに囲まれた誕生会もいいだろうけど、もっと有意義な誕生日の過ごし方が家庭で出来るはすだ、と私は思う。そんなことを思わずにはおれないシーンだった。

主人公ケイトの姪のゾーイ役は、『幸せの1ページ』でニムを演じたアビゲイル・プレスリン。実年齢に近い役だったのではなかろうか、自然体の演技が好ましかった。ドキュメンタリー畑の監督さんらしい演出だとも言える。観ていて心地よい作品だ。

オススメ!





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Last updated  2019.08.30 05:30:05
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