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2019.10.25
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1665 第3逃亡者 [世界名作映画全集022]


※オモテ面

【スタッフ】
・監  督  アルフレッド・ヒッチコック
・製  作  エドワード・ブラック
・原  作  ジョセフィン・ティー
・脚  本  チャールズ・ベネット
       エドウィン・グリーンウッド
       アンソニー・アームストロング

【キャスト】
・ノヴァ・ビルビーム
・デリック・ド・マーニー

・エドワード・リグビー
・メアリー・クレア


※ウラ面

【仕  様】
・型  番  DMIP-5981
・製作年度  1937年
・製 作 国  英国
・原  題  YOUNG AND INNOCENT
・発  売  Art Station
・販  売  株式会社GPミュージアムソフト
・提  供  ----
・価  格  税込価格 3,990円(税抜価格 3,800円)

・吹替翻訳  ----
・吹替監修  ----
・吹替演出  ----
・日本公開  ----
・リリース  ----

・サ イ ズ   4: 3
・音  声  英語 モノラル
・字  幕  1.日本語字幕
       2.英語字幕
       3.字幕なし
・そ の 他  片面1層、モノクロ、MPEG-2、
       DOLBY DIGITAL、2 NTSC 日本国内向、
       DVD VIDEO
・映像特典  ----


※ピクチャディスク

【ジャケット】
・オモテ面:----
・ウラ面 :----

いわゆるパブリックドメインDVDばかりを集めて[世界名作映画全集]なる形態でリリースしたものの1本である。装丁を変えて度々リリースされるので、いつのものかは不明。50本組で6千円程度で販売されているようだから、1本当たり100円くらい。ワンコインどころじゃない。(苦笑)
そのため、画質については、最低レベル。本作品なんか、録画したTV放送を、そのままDVDに焼いたのではないかと思えるくらい低品質だった。(溜息)
安価に名作を見られるのは良いが、やっぱり、こういうのはなくした方がいいなぁ。

【感  想】
「ロマンティック・コメディ」

アルフレッド・ヒッチコック監督の英国時代のロマンティックコメディ(?)。様々な撮影方法を用いて自分の撮りたい画を撮るこだわりぶりは、80年前も同じだった。そして、約80年経った今も、こうした作品は若者に人気がある。根本的なところでは、この程度の年数では人間は変わらないのかも知れない。恋愛とスリリングな展開のドキドキ感、謎解き、スペクタクルな映像とインパクトのあるショット、娯楽作品の必須要素がバランス良く盛り込まれていれば後世に名を残す作品になる、と言うことだろう。

とは言っても、この80年強で何かが変わって来ているのは、事実だろう。撮影技術や映画のスタイル、映画の存在価値すら変化して来ている。それに伴って人間が変わらないはずはない。たぶん、目に見えないだけだ。

――女優クリスティン・クレイの遺体がビーチで発見される。最初に遺体を発見したロバートは、通報のために走っているところを、海水浴に遣って来た女性たちに目撃されて容疑者にされてしまう。
早々に裁判になるが、ロバートは混雑に紛れて逃走。古い車に身を隠して捜索網を逃れるが、その車は警察署長の娘エリカの車だった。
ロバートは、エリカに無実を訴える。凶器はコートのベルトだったが、彼のコートは宿泊したホテルに行けば見つかる。そうすれば、この件は終わる。
エリカには、ロバートが人を殺す人間に思えなかった。それと同時に、彼を匿うことが正しいこととも思えなかった。でも、厳格な家庭で育ったエリカは、粗野なロバートに惹かれ始めていた。
……というお話し。

まるで、ハーレクイン・ロマンスのような展開。(笑)
ヒッチコック監督って、いい家庭に育った奥手のお嬢様タイプの女性と、プレイボーイ風の危ない雰囲気の男性という組み合わせが好きらしい。多少の味付けはあっても、最大公約数は、こんなところではなかろうか。『断崖(41)』も、ストーリーのプロットと演出のテイストこそ違え、キャラ設定は同じに見える。

本作品は、リアプロジェクションやミチニチュアなどの特撮も見られ、セットを組んだ特殊効果もある。大規模な移動撮影は見応えがある。映画的なスケール感は、いまの時代の作品よりも、しっかりと計画されているような気がする。エンターテイメントのツボをおさえているってことだろうなぁ。その辺りが徹底されているハリウッドに活動の場を移して行くのは、自明のことだったわけだ。

ヒッチコック監督の作品は、どれもこれも映画の教科書みたいでイマイチ好きになれない。本作品もまた、解体して1カットずつ分析して行くと、かなり勉強になるのではなかろうか。
波間から腕が現れるカットなんかホラー映画としても秀逸だと思うし、分かれ道の仕掛けに頬を緩めるエリカのショットはロマンス映画では常套だ。
監督として、まだこなれていない部分もあるが、映画の世界を目指す方には、是非とも観ていただきたい。

オススメ!


『1335 鳥 THE HITCHCOCK COLLECTION 』





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Last updated  2019.10.25 05:30:07
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