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2020.08.18
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カテゴリ: 邦画
1963 新参者2


※ジャケット(オモテ面)

【スタッフ】
・原  作  「新参者」東野圭吾(講談社刊)
・脚  本  牧野圭祐
       真野勝成
・音  楽  菅野祐悟
・音楽プロデューサー 志田博英
・主 題 歌  「街物語(まちものがたり)山下達郎
       (ワーナーミュージック・ジャパン)
・協  力  人形町商店街協同組合
       甘酒横丁商店会

       平野俊一
       韓哲
       石井康晴
・企  画  那須田淳
・プロデューサー 伊與田英徳
       中井芳彦
・製作著作  TBS

【キャスト】
・阿部 寛
・黒木メイサ
・向井 理
・溝端淳平

・泉谷しげる
・笹野高史
・原田美枝子
・三浦友和
■.第三章「瀬戸物の嫁」

・倍賞美津子
・大倉孝二
■.第四章「時計屋の犬」
・原田芳雄
・恵 俊彰


※ジャケット(ウラ面)

【仕  様】
・型  番  TCED-0888
・製作年度  2010年
・製 作 国  日本
・原  題  ----
・発 売 元  TBS
・販 売 元  TCエンタテインメント株式会社
・ビデオ企画 ----
・価  格  ----
・字幕翻訳  ----
・吹替翻訳  ----
・吹替監修  ----
・監  修  ----
・日本公開  TBS系列にて2010年 4月から 6月まで放送
・リリース  2010.10.06
・収  録  本編 93分
・サ イ ズ  16: 9 LB
・音  声  1.日本語 (2.0ch ステレオ)
・字  幕  1.日本語字幕
・そ の 他  片面1層、COLOR、MPEG-2、複製不能、
       DOLBY DIGITAL、2 NTSC 日本市場向、
       DVD、レンタル専用
・映像特典  ----


※ディスク

【ジャケット】
・オモテ面:----
・ウラ面 :----

ジャケットのオモテ面は、主人公の加賀恭一郎(阿部寛)を中心に主要な登場人物が周りを固めている。シンプルで汎用性が高いデザインだと思う。余白がたっぷりあって、ポスターや中吊りに転用できそうだ。

【感  想】
「たったひとつの殺人事件と10のウソと誤解」

よくよく考えれば、ヘンなドラマだ。三井峰子の殺害事件は起きるが、毎回、主人公が取り組むのは、家庭問題だ。(笑) 勿論、捜査の過程で浮上した証拠や証言の裏取りだったりするのだが、ミステリーなんだからもう少し賢く事件の真相に迫ろうよ、なんて思わないでもない。お行儀よく順番に証拠が上がって来るのだから、のんびりしたものである。
けれど、実際の捜査は、こんなものかも知れない。電話の通話記録ひとつを取ってみても、各方面の許可を取らなければ正式に開示はされないだろうし、開示されたとしても解析をするのに、またひと苦労だ。法によって個人情報はますますがっちりガードされ、手続きは煩雑になるばかり。担当される警察の方々の御苦労がしのばれる。

■.第 3章「瀬戸物屋の嫁」
殺された三井峰子の携帯メールの履歴から、彼女が瀬戸物屋の嫁の麻紀と連絡を取り合っていたことが分かる。メールの内容は、現場に残されていたキッチンばさみのことらしい。しかし、事情を聴きに来た加賀刑事に対して、麻紀は何も知らないと答える。明らかに何かを隠している風情だ。加賀は、姑との仲が悪い彼女の行動を追い始める。
……というお話し。
姑役の倍賞美津子さんがいい。この方、女性の色気と可愛いらしさと老いをバランスよく体現していると思う。厚化粧でヘンに若作りせず、さりとて女性としての艶っぽさは失わず、子供も孫もいる年配者の稚気も残している。歳を取るなら、こういう歳の取り方をしたいものである。(どうも私は上手に歳を取れない)
キティラー(死語だな)の嫁役に柴本幸さん。二世俳優。随分前に舞台で観たが、ドラマや映画よりも舞台の方が映える方だと思う。

■.第 4章「時計屋の犬」
殺害される当日、三井峰子が書いたメールに、小舟町の時計屋が出て来たことから、加賀刑事は時計屋の主人から事情を聴く。主人は愛犬と散歩をしている途中で被害者と会ったことがあると証言する。しかし、会ったとされる水天宮では目撃証言は得られなかった。何かを隠している。そう感じた加賀は、犬の散歩に同行して新たな発見をする。
……というお話し。
時計好きとしては、面白い一編だった。(笑) 時計は 200以上のパーツで構成されている。人間の骨とほぼ同じ。それが、あの小さな筐体の中で役割りを果たす。ネジ1本なくても正しく動かない。動力と制御が均衡した小さな世界は、私たち庶民が手に入れることの出来る唯一、正真正銘の芸術品だと思う。
時計屋の主人公で原田芳雄さんが好演。好きだなぁ、この方。老いてますますカッコよくなっている。

地道な裏づけ作業の過程で、加賀刑事は家庭の事情に踏み込んで行く。嫌なヤツだなぁ。(笑) まぁ、それくらいじゃないとドラマが面白くないのは確かだ。コロンボも古畑任三郎も、相当に嫌なヤツだもんね。
各話で提示される謎は、ウソや誤解が原因であったりするのだが、そこから被害者である三井峰子のプライベートが浮かび上がって行く。面白い構成だと思う。ワンアイデアを作品に仕上げて行く腕は、原作者の東野圭吾さんならではだと思う。
これに対して、映像作品としてのオリジナリティは、どれくらい実現できているのか、疑問が残る。タイトルロゴや音楽に、その意気込みを見いだすことが出来るが、全話を通した構成や演出は従来のドラマの枠をうち破るには至っていない。
製作の早い段階から手応えは感じられただろうに、大きく跳躍出来なかったことは、残念に思う。たぶん、本作品の最大のウソは、既成の枠を超えられなかったことである。

ちょっとだけオススメ!


【 東野圭吾原作作品 】
『0783 手紙 [ブルーレイ]』
『0313 容疑者Xの献身』
『0301 真夏の方程式』

【 『新参者』シリーズ 】
『1962 新参者1』





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Last updated  2020.08.18 05:30:06
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