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2020.09.01
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カテゴリ: 邦画
1977 デスノート/前編


※ジャケット(オモテ面)

【スタッフ】
・監  督  金子修介
・原  作  大場つぐみ
       小畑 健(週刊少年ジャンプ連載)
・脚  本  大石哲也
・音  楽  川井憲次
・主 題 歌  レッド・ホット・チリ・ペッパーズ
       「ダニー・カリフォルニア」
       (ワーナーミュージック・ジャパン)
・撮  影  高瀬比呂志

・美  術  及川 一
・録  音  岩倉雅之
・編  集  矢船陽介
・制作プロダクション 日活撮影所
・企画製作  日本テレビ
・配  給  ワーナープラザース映画
・製  作  集英社、ホリプロ、読売テレビ、バップ、
       KONAMI、松竹、日活/STV、
       MMT、CTV、HTV、FBS

【キャスト】
・藤原竜也
・松山ケンイチ

・香椎由宇
・細川茂樹
・戸田恵梨香
・中村獅童(特別出演)
・藤村俊二

・青山草太
・中村育二
・奥田達士
・清水 伸
・小松みゆき
・中原丈雄
・顔田顔彦
・皆川猿時
・満島ひかり
・五大路子
・津川雅彦


※ジャケット(ウラ面)

【仕  様】
・型  番  VPBT2509
・製作年度  2006年
・製 作 国  日本
・原  題  ----
・発 売 元  株式会社バップ
・販 売 元  株式会社バップ
・配  給  ----
・価  格  ----
・字幕翻訳  ----
・吹替翻訳  ----
・吹替監修  ----
・監  修  ----
・日本公開  ----
・リリース  2016.09
・収  録  126分
・サ イ ズ  16: 9 LB ビスタサイズ
・音  声  1.ドルビーデジタル 2.0ch
       2.ドルビーデジタル 5.1ch
・字  幕  1.日本語字幕
・そ の 他  片面2層、COLOR、MPEG-2、複製不能、
       DOLBY DIGITAL、2 NTSC 日本市場向、
       DVD、レンタル専用
・映像特典  ----


※ピクチャディスク

【ジャケット】
・オモテ面:----
・ウラ面 :「このノートに名前を書かれたら死ぬ。」
      その日、彼が拾ったのは
      生殺与奪の神の力!!
        このDVDにはレア映像が楽しめる
        〈隠し映像〉が収録されています。
      つかまえてみろ!

今回は、リバーシブル・ジャケット。夜神月とLの対決が本シリーズの基本構造だから、それを表現するには、いい手法だ。(本シリーズは、基本的にクライム・サスペンスである)
表面は次作『/the Last name』と対になっていて、なかなか面白い。裏面は、『/証言~Beginning of the Movie~』と同じ。
ウラ面は、本編画像が中心。もう少し多様な画像を使って欲しかったと思うが、レイアウトそのものはオーソドックスで、悪くない出来映えだ。(うんうん)


※リバーシブル・ジャケット

【感  想】
「コミックの実写映像化は難しい」

このテイスト、私には合わなかった。(溜息)

まるで安物のTVドラマのように作り物めいたセットには、どんな意図が隠されているのだろうか。私には解らなかった。
原作の漫画を意識したのか、平面的な映像は、著しく興趣を殺いでいる。均一に、満遍なく当てられた照明や、敢えて奥行きを感じさせないアングルを選んだりしているのは、どんな理由だ? 映像からは、その意図を汲み取ることは出来なかった。(意図があればの話しだが……)

――死神のリュークが落としたデスノートを拾った夜神月(ライト)は、そのノートを使って司法の網をすり抜ける犯罪者たちを次々と殺して行く。「世界を変えたい」と言う強い願いがライトに犯行を繰り返させていた。やがて、その行為は世間の耳目を集め始める。そして、いつしか正義の処刑人《キラ》として崇拝されるようになる
……というのが、前段。本作品はこの後、始まる。

監督は、金子修介さん。平成の『ガメラ』シリーズを撮った後は、駄作ばかり。やる気が見られない。楳図かずお氏の漫画を原作とした『神の左手、悪魔の右手』とか、小山ゆう氏のヒット作をベースにした『あずみ2/DEAD OR ALIVE』とか、変な作品ばかりだ。どれもこれも、やっつけ仕事にしか見えない。(溜息)

――大勢の犯罪者が不審死をとげたことを重くみた警視庁は、捜査本部を設置。ライトの父親が指揮することになる。そんな皮肉にも、ライトは犯罪者の抹殺を止めなかった。
そして、インターポール(ICPO)からの要請で、国際的な名探偵L(エル)が、捜査に加わることになる。エルは、何の脈絡もない捜査情報から、少しずつ犯人(キラ)像を絞り込んで行く。
……というお話し。

ICPO(国際刑事警察機構)だのFBI(連邦捜査局)だのを登場させてはいるが、虚仮威しにもならない。身分証が出て来た時には笑ってしまった。子供のオモチャかよ。(笑) 然も出て来るガイジンさんが、揃いもそろってシロートばかり。その上、衣装がまた、ぶら下がりの安っぽいスーツときた。ちゃんとした役者さんをアメリカから連れて来なさいよ、あっちには売れてないけど演技力のある役者さんがゴロゴロしているんだからさ。

それに、終盤に登場する元FBIの女性捜査官(何故か日本人女性)が登場するが、これがまたオママゴトみたいでゲンナリしてしまった。FBIの訓練を受けた者が銃を横に寝かして撃つかよ。ストリートギャングじゃあるまいし。(基本のシューティング・スタイルがある)

やがて、物語はキラとエルの対決の様相を呈して来るのだが、ちっとも盛り上がらない。ザルみたいな監視カメラの設置や、捜査本部に残った捜査官はみんな頭が悪そうで、お芝居が出来ない役者さんが割り当てられている。国際的な名探偵というわりには、エルの推理(?)は幼稚だし、ライトを演じた藤原竜也くんの演技も、どこか空々しい。(説明セリフが多い?)

だいたい、CGの出来映えだって、製作年度を考慮しても、低クオリティ。合成もヒドイものだった。もう少し何とかならなかったのかよと思う。
クオリティの低さも含め、金子監督の作品って、何と言うか、すべてにおいて雑。映像も音も編集も、ピンク映画時代の低予算でムリヤリ仕上げるクセが今も残っているんじゃないか? 

そもそもキャスティングにフレッシュさがないのは、どうしたわけだ?(だから、みんなメイクが厚塗りなんだな) 輝いていたのは、満島ひかりさんだけって感じだった。(ライトの妹役で出番が少ない)

確かに、公開から15年経っている。だからって、本作品が立派な興収を上げたとは、俄には信じられない。よほど原作である漫画の人気が高いのだろう。そうでなければ納得できない。どこからどうみても、本作品に何十億円も売上を上げられる魅力があるようには見えなかった。

どんな方針があったにせよ、本作品は、雑で幼稚だ。観る価値はありません! 『宇能鴻一郎の濡れて打つ』の方がよほど面白かった。(笑)


『1976 デスノート/証言~Beginning of the Movie~』





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Last updated  2020.09.01 05:30:07
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