B級映画ジャケット美術館

B級映画ジャケット美術館

PR

×

Profile

helen5015

helen5015

Keyword Search

▼キーワード検索

Calendar

Comments

ikigai@ Re:2444 RAKUEN2 [VHS](08/03) このVHSテープについて詳細な解説を書いて…
王島将春@ Re:2255 時をかける少女(2010)(06/06) 神の御子イエス・キリストを信じる者は永…
聖書預言@ Re:1438 アイアン・ソルジャー/人類滅亡計画と救世主(03/12) 神の御子イエス・キリストを信じる者は永…

Freepage List

2020.09.26
XML
カテゴリ: 邦画
2002 心の砕ける音/運命の女


※ジャケット(オモテ面)

【スタッフ】
・原  作  トマス・クック
       (「心の砕ける音」文春文庫)
・監  督  佐々部清
・脚  本  鄭 義信
・プロデューサー 青木泰憲(WOWOW)
       畠中基博(バグポイント・ジャパン)
       池端俊二(プラス)
・音  楽  岩代太郎
・撮  影  坂江正明

・照  明  横路和幸
・録  音  冨田健吾
・装  飾  萩原 勲
・編  集  森崎 好
・助 監 督  山本 亮
・主 題 歌  ラバーキャロッツ
       「歩道橋」(東芝EMI)
・企画協力  プラス
・制作協力  バグポイント・ジャパン
・製作著作  WOWOW dramaW

【キャスト】
・鈴木京香

・香川照之
・鶴田真由
・池内博之
・三谷 昇
・銀 粉蝶



※ジャケット(ウラ面)

【仕  様】
・型  番  DA-9850
・製作年度  2005年
・製 作 国  日本
・原  題  ----
・発  売  松竹株式会社ビデオ事業室
・販 売 元  松竹株式会社ビデオ事業室
・提  供  ----
・価  格  ----
・字幕翻訳  ----
・吹替翻訳  ----
・吹替監修  ----
・監  修  ----
・日本公開  ----
・リリース  ----
・収  録  本編 110分+特典映像 15分
・サ イ ズ  16: 9 LB ビスタ・サイズ
・音  声  1.日本語(オリジナル) 2.0chステレオ
・字  幕  ----
・そ の 他  片面2層、COLOR、MPEG-2、複製不能、
       DOLBY DIGITAL、2 NTSC 日本市場向、
       DVD、レンタル専用
・映像特典  予告・特番
       (メイキング・インタビューなど)


※ディスク

【ジャケット】
・オモテ面:運命の女には、暗く、深い溝があった。
・ウラ面 :アメリカミステリー界の旗手
      トマス・H.クックの
      ベストセラーを映像化。

作品内容もそうだったが、ジャケットも相応にビンボー臭い。こんなデザインで『/運命の女』とか言われても、1970年代の“あかちょうちん”しか連想できない。(溜息) 高度成長期に都市部の繁栄とは裏腹に忘れ去られた田舎町って感じだ。
それこそ、色気があって演技力もあるセクシー女優を起用して真夏に撮影をしたら、もっとテイストの違う作品に仕上がったかも知れない。屈強な漁師や、オーナー会社のバカ息子、能力はあるが後妻の連れ子という劣等感を抱えて鬱屈した弟、キレイだけど垢抜けない地元の女性たち、さまざまな人たちの対比をクッキリと描き出していたら、面白くなったような気がするな。そうすれば、ジャケットも、メリハリのある派手なデザインにすることが出来たのに……。単発のTVドラマでは、この辺りが限界なのか。(脚本がダメダメでしたね)

【感  想】
「心が萎える音」

トマス・H.クックの名作推理小説が、どうしてこんなんなっちゃったんだろう?(嘆息)
「犯人は誰だ!」と追求したいところだが、最終的にはプロデューサーに責任をとって貰うしかないから、無意味だな。

性格の違う兄弟に謎の女、1人が死に、1人が失踪し、1人が行方を追う。基本的なプロットは変わらないが、舞台を日本に置き換える過程で美しいものがゴッソリと殺ぎ落とされてしまった感じだ。その代わりに、日本的な家族のしがらみや因習がぬるりと滑り込んでウェットな仕上がりになっている。

――北陸の小さな港町に、一人の女が流れ着く。女は鮮魚加工の工場で働き始める。その工場は兄弟で経営されていたが、すぐに自由奔放な兄に見初められる。けれど、女には誰にも話せない過去があり、人を寄せ付けなかった。しかし、後妻の連れ子であるが故に自分を殺して生きている弟に彼女は惹かれていた。弟もまた、何かから逃げて生きている女に恋をし始めていた。やがて、二人は当然のように結ばれるのだが、兄が交通事故で怪我を負ってから、3人の運命が徐々に狂い始める。
……というお話し。

物語は、暑い夏の日から始まるのに、青い空や目が眩むような陽射し、したたる汗が映像に出て来ない。もうそれだけでガッカリである。蝉の鳴き声をかぶせただけでは、かえって誤魔化されているようで白ける。

個人的な嗜好から言わせて貰うと、鈴木京香さんには色気を感じない。この方、どこか男みたいな雰囲気を持っている。大柄で骨太、男っぽい顔立ち、育ちの良さも透けて見える。そういう女性が、タバコを片手に物憂げに遠くに視線を送っていてもサマにならない。彼女の場合、ファムファタールと言うより、良家の奥さまが似合いそうだ。ちなみに、悪口ではありませんので、念のため。単なるキャラのお話しです。これがスペインやフランスが舞台ならモニカ・ベルッチやイザベル・アジャーニがキャスティングされただろうと言うこと。(イザベル・アジャーニの『殺意の夏』は名作!) 間違っても、メリル・ストリープを雇ったりしないね。(苦笑) 腰のラインだけで男を悩殺できる女優さんでないとね。

日本のドラマらしく、どこかビンボー臭い作品だった。どうして、日本のミステリー映画やドラマって貧しいんだろ。きっと『砂の器』の呪縛のせいだな。

シドニー・ルメット監督の『オリエント急行殺人事件』やジョン・ギラーミン監督の『ナイル殺人事件』のように、哀しくも美しく優雅なミステリー映画を観たいものだ。

観終わると、心が萎えたような気分になりますので、オススメなんて、とてもとても……。(何なんだよ、最後の笑顔は)





お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

Last updated  2020.09.26 05:30:06
コメントを書く
[邦画] カテゴリの最新記事


【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! -- / --
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x
X

© Rakuten Group, Inc.
X
Design a Mobile Site
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: