2009/11/14
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私がどうしてスイング改造をするのか。
どこにどんな原因があると感じているか
そしてどんなことをやろうとしているか、などを話してみようと思います。


ゴルフのスイングを、もしテニスに例えたら・・・

こんな感じ

フォアハンド.jpg


私が思うに大多数の人は フォアハンド をイメージするでしょう。
右足に体重をかけ踏み込みながら右手でボールを押し出す(運ぶ)感じですかね。



しかし以前の私が持っていたゴルフスイングのイメージは



バックハンド.jpg


ゴルフスイングは バックハンド ストローク。
左足に踏み込んだら、左サイドの壁を意識して左腕を支点にして左手の甲で打つ(弾く)というイメージをずっと持っていました。

なんとこんなスイングで長い間ゴルフをしていました
まぁ奇跡的に、こんな打ち方でも70台後半のスコアをたまには出せてましたが、やはりそれ以上のスコアアップは望めませんでした。





70台前半を出そうとしたらパーを重ねなければなりません。
パーを取るのに一番確率の高い方法はパーオンさせること。
パーオンをしなければグリーンの外からアプローチで1パット圏内に運ばなくてはいけないわけですからね。
当然パーの確率は下がります。
それだけパーオンの確率を上げることはスコアアップに重要な要素。


しかし当時の私のゴルフでは、これ以上パーオン率は上がらないと思いました。





三つの欠陥 がありました。


一つは
右サイドに体重移動が十分に行われず左サイドに偏ったスイングのため、ダウンスイングからクラブが鋭角に降りてくる。
そのためインパクトでスピン量が多くなり、いわゆる「フケ球」になる。
風の強い日にはモロに風の影響を受けやすい。
特にショートアイアンはその影響は顕著で、フォローとアゲインストでは飛距離にかなりの差が出てしまう。
鋭角過ぎるということはインパクトでフェイスに球が十分に乗らず、擦り気味で入るため当たりが弱く弾道に力がない。



二つめは
ラフからのショット。
左に偏った体重移動のため、ダウンスイングで鋭角過ぎるクラブの軌道は、ラフでは上から芝深くヘッドが入るケースが多く、結果フェイスの上の方に当たってしまい飛距離をロスしてしまう。
ザックリミスにもなりやすい。



三つめは
左腕主導のバックスイングは、左手が体の左から右へ通過していく過程で上体が起きやすい。
すると上体が伸び上がり、カカト体重になり、球を右にプッシュアウトしやすくなる。



これら三つの欠陥から飛距離や方向に差が出るためパーオン率は良くならないと思ったんです。



そして
この三つの欠陥を直すためには・・・
十分に右サイドに体重移動をさせ、前傾を保ちつつ、そこからレベル(鈍角)にクラブを降ろしてやる必要があると考えました。




かなり前からこのままじゃいけないと感じてて・・・

ベースは以前のままだったので結果は思わしくなく。
思い切った改造が必要だと思ったのが3~4年前



ただそれは平成の大改造! 

細かいところを部分的に修正するのではなく
スイングを一度全部分解して、一から組み立てていく大がかりなものになるのは必至。
レフティーに転向するのと同じくらい大変。


だけどこのまま行ってもこれ以上の進化はないし・・・
もしかしたら取り返しの付かないところまでスイングがおかしくしてしまうかもしれない。



だったらやるしかない!



そう思い、スイング大改造を決断!
試行錯誤を繰り返し、スイング改造は現在に至っています。


スイング改造のポイントは前述のとおり右サイドを意識したスイング。
つまりお手本は右利きの人のスイングです。


そのために左打ちをして右利きの人の打つ感覚を体感しているというワケ。


現在もスイング改造進行中です。
ずいぶん右サイドを意識したスイングが出来るようになりましたが、まだまだです。
振り急ぐと以前のクセがひょこり出てしまいます。


ただ
アスレチックスイングを実践しながらもう一度理想のスイングとはどうあるべきか考えたときに・・・

単に右サイドへの体重、意識のシフトだけでは目的は達成されず、アスレチックスイングにもあるように右サイドから左サイドへのタイミングの良い体重移動が重要(二軸回転)であるということ。
右サイドへ十分に体重移動が出来たら、右サイドで回転させ、最終的にはタイミング良く左サイドへ軸を移動させていく「二軸回転軸スイング」
その際十分に捻転された右サイドからのダウンスイングで左腕の引きを上手く使えれば飛距離アップに効果が大きいということも解ってきました。
左利きの利も生かせるということ。


要は左右のバランスがとっても重要 だということですよね。


中間のバランスを知るためには両極端のバランスを知ることも一理あるかと思います。
極端な右サイド打ち(昭和の大砲)と極端な左サイド打ち(以前の私)
両極端を知るということは、 スイングを崩したときに中間からどれだけズレているかが解るという意味では決して無駄なことではないと思う。


だから以前の打ち方も遠回りはしたけど決して無駄なことではなく、いま中間のバランスを見つけるためにすごく役に立ってると思います。






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最終更新日  2009/11/14 02:23:07 PM
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