変人555☆答えは自分の中にある☆

2004年07月17日
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テーマ: 小説日記(233)
カテゴリ: 小説家になりたい
今日荷物を片付けていたらダンボールの箱の中から卒業アルバムが出てきた。

懐かしさにページを開くと時間が戻っていくような気がした。

若い頃の自分の顔はなんだか不機嫌そうな表情をしていた。

(ダメじゃないか、自分。そんな顔していちゃ・・・)



次に3年O組のページを見る。

懐かしい彼女の姿を探していた。

それを見つけたときに、何故だか胸が締め付けられるような気がした。

忘れていた思い出がよみがえる。

・・・泣きたい気分になった。







「はじめあなたに引かれたのは、なんとなく似ている気がしたからよ。そして可愛い弟みたいでなんだかほおっておけなかったの。あなたは私にないものをもっていたから・・・」



「もしあなたが私だけを・・・私だけを一生愛して下さったら・・・あの人の影が消えてしまう日が来るまで・・・。
でもそれは無理ね。あなたは私を愛してはいないのよ。私に好意は持っていてもね。」



「私をあげます、あなたに。愛の代償ではありません。道具になりたいの、あなたの人生の道具に・・・。
あなたはいつか、要らなくなった道具をしまう日が来るでしょう?そして・・・しまった場所さえも忘れる日が来るでしょう。」



「あなたはひどい人です。あなたが寂しかった時・・・空虚だった時・・・そこに、たまたま居たのが私・・・だからあなたは私に引かれたの・・・でも、それは私でなくても良かったんじゃないの?」



「さようなら。あなたはやっぱり・・・私を愛してはいないのよ。」







この気持ちはなんだろう?

哀しみ?

切ないよね・・・

僕は彼女を愛してなかったのだろうか?









僕はアルバムを箱に戻すと、それを押入れの奥へ押し込んだ。

捨てることも出来ずに・・・。



彼女からの手紙を燃やしたことがあった。

読んだら焼いてしまってくれと書いてあったから・・・

それがホントかウソも分からなかった。



あなたは遠くで・・・・・・



どうしているのかな?








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Last updated  2004年07月18日 06時15分37秒
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