思いつくまま

2024年11月06日
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 今年のバスツアーは、東京の新名所に行くことになった。
新名所とは豊洲卸売市場であり、併設された先客万来で江戸前を味わい土産を買う、予定だったが。
 先客万来とは豊洲場外江戸前市場と温泉宿泊設備の万葉俱楽部を擁する複合施設のことで、江戸前市場は築地の場外市場を受け継ぎ発展させたものとかで、江戸風の施設に飲食や雑貨の老舗が軒を連ねている。万葉倶楽部は箱根の湯を日々運び込んでいるそうだ。
多分に外国人観光客を目当てとした観光施設という感じがする。事実外国人が多い。
 江戸前市場は諸品高騰にて手が出ない。つまみ食いも後に控える「すしざんまい」での寿司コースを考えるとあまり手が出ない。結局場外市場をさっさと廻り、魚市場へと向かった。先客万来と卸市場は連絡道でつながり10分ほど歩き、市場見学通路に至る。
しかし、魚市場は既に競り市もマグロ解体ショーも終わって、後片付けでターレが走り回っているだけだった。
 2時間後バスで築地へ向かう。運河一つ隔てた向かい側なのであっと言う間に到着。
昼食前に、築地場外市場に向かう。ちょうど昼飯時のこともあり、外国人が豊洲よりも多い。昔ながらの店が連なる通りをいろいろな外国語が飛び交い、賑わっている。
 男の子が道端に座ってスマホでゲームをしていたので、傍らにいた祖母らしき女性に許可をもらい少年にカメラを向ける。祖母らしき女性に少年の名前を訊ねたが発音が理解できない。彼らはエストニア人でエストニア語での発音は難しいからとと英語で言いながら、自分のスマホで日本語(ひらがな)に直して「ぱるてる」君だと教えてくれた。バルト3国はロシア語に近いらしいが、エストニア人と会話したのは初めてだった。彼ら外国人はこのようにスマホで日本語を自国語に訳しながら旅しているのだなと思った。
 昼食は最近名が売れている「すじざんまい」の新館でツアー客用のコース料理で握りを頂く。ツアー料金の中に含まれているとは言え、コース料理とはこんなものかと思える程度だった。過去のツアーでも食事にはいつも不満が残った。今回のようなツアーでは豊洲でも築地でも飲食店が多数あるので、自分で好きな食事をしたほうがいいように思ったが老人が多いから問題があるかな。
 昼食後、羽田空港へ向かう。最初に予定していたJALの整備工場とミュージアムの見学は1か月前の抽選会で外れてしまっていた。人気コースなのだ。
2階の到着ロビー、3階の出発ロビー、4階の江戸小路を抜けて5階までエスカレーターで、お上りさんよろしく団体で昇って行く。5階の展望デッキで飛行機の離着陸をバックに集合写真を撮る予定が、雨のために軒下で、撮影条件の難しい撮影となった。後にアルバムを作成し全員に配る予定であり、集合写真は表紙を飾る重要な写真だが、不満の残る画像となった。
 再び4階に降り、昨年開業した「エアポートガーデン」へと向かう。日本全国の逸品や名産品を集めた専門店と日本各地の名店グルメが80店ほどが連なっている。ここも値段が高いので我々は見るだけのウインドウショッピングだ。日本人も外国人も客が少なく、これでは各店は立ち行かないのではと心配になるほどだ。
そしてバスは帰途に就いた。幸い行きも帰りも渋滞に巻き込まれることもなくすいすいと帰宅できた。
私のお土産は結局、豊洲での丸武の卵焼きと羽田エアポートガーデンでの追分団子とローソンで夕飯を購入しただけだった。








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最終更新日  2024年11月06日 12時43分50秒
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