乗車日当日に展望席をゲット!
ってまいりました。
たった1泊での家族旅行ですが、のんびりと温泉に浸かっておいしいお魚を
食べて・・・という趣向です。
今日は、旅行のことではなく、往路に乗車した「スーパービュー踊り子」の
ことを書きます。
伊豆半島への鉄道によるアクセスは、東伊豆、南伊豆へは JR+伊豆急行
線、そして中伊豆、西伊豆へは JR+伊豆箱根鉄道(駿豆線)があります
が、前者では「踊り子」、「スーパービュー踊り子」、後者では「踊り子」
で、東京駅発着が多数設定されています。
特に伊豆急行線に乗り入れる「スーパービュー踊り子」は、湘南新宿ライン
経由で池袋、新宿(大宮)発着もあって便利ですし、特に下り列車では土休
日や行楽シーズン真っ盛りのピーク時などで、朝のいい時間帯に設定されて
いるので、たいへん重宝します。
251系「スーパービュー踊り子」、185系「踊り子」 2017,9,18 伊豆急下田
「スーパービュー踊り子」に使用されている251系は、1990年のデビューで、
1985年に登場した伊豆急の「リゾート21」に呼応したかのように、海沿いを走
る鉄道ならではの車窓を満喫できる「観光特急」に特化した設計と、何よりも
その斬新なスタイルが話題になりました。
その後、内外装のリニューアル(2002年)を経て、登場以来四半世紀を経た今
でも、古さをまったく感じさせない、JR東日本の代表的車両であり続けてい
ます。
”スーパー・・・”を名乗る特急は数あれど
スーパー「ビュー」は踊り子だけ!
「スーパーはくと」、「スーパーあずさ」・・・停車駅の少ない速達タイプ、特
殊な運転性能を持つなどで通常の特急列車の愛称に「スーパー」を冠した特急は
あちこちにありますが。さらに「ビュー」がついちゃってますね。
横(海)のビュー&前(展望席)のビューが売り物ということでしょうか。
但し、来宮から先(伊東線)と伊豆急行線内は単線で、列車密度もそう高くあり
ませんから、踊り子にしてもスーパービューにしても、他の列車を追い抜くこと
はあまりありません。
むしろ、対向列車(特急)とすれ違うために客扱いをしないで(運転停車)駅に
停まることが多いです。
乗るなら グリーン
車!
「スーパービュー踊り子」は、10両編成で登場以来「全車指定席」を堅持して
いて、うち下り方2両がグリーン車です。それも4人個室が3室(2号車階下)
と、2+1列の座席(1、2号車階上)という贅沢なものです。
クロ251-1 2階がグリーン席、階下は専用ラウンジ 8009M 2014,8 伊豆稲取
3人家族の ひきこもりテツ家 とっては2列+1列(横並び)の座席がある特急は
とてもありがたい存在なのですが、単なる移動手段としての特急だけではない魅力が
「スーパービュー踊り子」にはあるんですね。
8009M 2014,8 伊豆稲取
座席表です。
伊豆急HPに掲載されている座席表に、車両のサイドビューを添えました。
ひきこもりテツ はサイドビューの写真を撮っていないので、模型(Nゲージ)の
写真を貼ってみました。
1号車
2人席(A、B)が海側になります。
1人席は、D。1号車はC席が欠番(欠席?)になります。
1号車の特長といえば、なんといっても 1、2番のAB、Dの、2列6席は運転席
に向かって階段状になっている、いわゆる「展望席」の存在です。
展望席部分は、デビュー当時は3列9席あって、座席の前後間隔が1,000㎜と、他の
座席に比べるのかなり狭く、おまけに床の構造上、座席が回転できないという、グリ
ーン車らしからぬものでしたが、2002年のリニューアル時に、2列6席化されてシ
ートピッチも1,300㎜に大幅に改善されました。
展望席部分です。1、2番席に窓が3つあるのは、登場時の座席配置の名残ですね。
3005M 2017,9 伊豆急下田
もちろん階段状の床ゆえにあいかわらず回転することはできませんが、展望席でわざ
わざ逆向きにする人はいないから・・・
とにかく広いです。
1-D席
2号車です
1号車とは座席の並びが逆ですね。海側が1人席(A)、山側が2人席(C、D)
です。2号車はBが欠「席」です。
なぜ1号車と並びが逆なのでしょうか?
答えは簡単、2号車の階下席の通路の高さを確保するためです。
下図をご覧ください。
2号車の階下には、4人用のグリーン個室があります。これを海側に配置するとなる
と、山側が通路になります。その上(2階席)の床をカサ上げ(眺望の確保のため)
して座席を置くとなると1人席分では幅が足りず、こちらに2人席を置かざるを得
ないからです。
2階席の海側です。
4-A席
とにかく、広く、ばかでかいシートに身をゆだね、アテンダントさんのウエルカム
ドリンクとおしぼり(紙ナプキンですが、SVOのロゴ入りのオリジナルです!)
サービスがあるというだけで、もう十分なプレミアム感がありますね。
「スーパービュー踊り子」に乗る機会があったら、ぜひグリーン車をご利用くださ
い。1号車14名、2号車37名という座席定員で、静かな、ゆったりとした時
と車窓の眺めを満喫してください。
グリーン
車に乗ったら ラウンジ
へ!
1号車に階下には、対面ソファーを配したラウンジがあります。
ここがまた、ひきこもりテツ のお気に入りの場所です。
簡単な調理ができる厨房もあります。NREのグリーンアテンダントさんはここ
を拠点にサービス業務にあたっています。厨房とラウンジの間にはお土産、お
つまみを揃えた売店コーナーもあります。
このラウンジ、普通車(3号車以降)のお客さんには、グリーン車への立ち入り
(見学)を遠慮するようアナウンスされているので、実質的にグリーン席のお客
さま専用といえるものです。
もちろん、普通車の乗客には、5号車に売店(カウンター)が用意されています
し、普通車はハイデッカー(高床式)ながら2階建てではないので天井高が」十分
に確保されていますから、それなりのグレードは確保されてます。
清々しい空気が漂うラウンジ。開店前のバーのよう 3005M 東京駅発車前
食堂車の片鱗がうかがえる貴重なフリースペース
その昔、特急列車のほとんどに「食堂車」というものが連結されていまし
た。
さらに、食堂車は今でいうグリーン車(昔の1等車、2等車)に乗客専用
という意味合いが強く、普通車(3等車)の乗客が食堂車に行くにしても
ほとんどの特急列車では、グリーン車を通り抜けることがないよう編成が
汲まれていたほどです。
現代でいえば、食堂車こそないものの、東北、北海道新幹線のグランクラス
やグリーン車が編成の端に連結されていて、普通車の客がトイレに行くにし
てもこれらの車両を通り抜けることがないとう考慮されているのも、上等車
の静粛性を確保する意味合いがあるのだと思います。
食堂車も、最近まで北斗星やカシオペアでも連結はされていましたが、もはや
夕食は時間を区切っての予約制というものになってしまっていましたす、フリ
ーで利用できる朝食も、早朝から揺れる車内で数十
分も並んでやっと・・・と本来の「食堂車」では、もはやなくなっていました。
一方で、指定席そのものが食事場所になって、軽食や懐石料理、スイーツなど
を味わうこと自体を目的(売り)にした列車が全国的に登場したりしてますが、
これとて「食堂車」とは似て非なるものです。
その点で「スーパービュー踊り子」のラウンジは、レンジアップという簡易
な調理ながら、ビーフカレーや崎陽軒のシウマイが用意され、食べたいときに、
その場で(座席へテイクアウトも可能)あたたかい料理が供されるというシチ
ュエーションは、ほんのわずかながらも、昔ながらの食堂車のエッセンスが感
じられる、貴重な存在だと、ひきこもりテツ は考えております。
食材(ウエルカムドリンク類)はアテンダントさん自ら搬入します 3005M 東京駅
なお、カレーは売り切れたり、もともと用意していない列車もあるようなの
で、乗車時にアテンダントさんに確認しておきましょう。

生ビールはサーバーから供されるのでキーン!と冷えてます。
3008M 伊豆稲取
これは 上り 伊豆稲取から乗車したときの写真。
グリーン車に乗車する場合、号車にかかわわらず、2号車の1号車寄りの
ドア(ドアに窓がついているのが目印)から乗車することになっており、
アテンダントさんが出迎えて、車内改札(車外か・・・)と案内をしてく
れます。
ひきこもりテツ
’生ビールあります?’
男性アテンダントさん
’よぉーく冷えたのご用意してますよっ’・・・だって
夕方のラウンジではさらに いい雰囲気。
上り、特に遅い時間帯の列車のラウンジは総じてすいています。
コーラで乾杯っ!
上りのラウンジは、旅の心地よい疲れを癒すには絶好の場所
夜は 白州で乾杯っ・・・あっ
顔赤い!酔ってる?
いえいえ、海水浴帰りの日焼けですぅ・・・
なんだ、呑んでたのは お父さん(=ひきこもりテツ)だったのか!
白州のオンザロック・・・ダブルで2000円也
くれなすむ東伊豆の海が今宵の肴です・・・
「スーパービュー踊り子」のグリーン車に乗車する場合、「展望席」を確保する
という選択肢が当然に出てきます。
ついつい運転席の後ろに陣取る習性のある「かぶりつきテツ」はもとより、お子
さま連れやカップル(ご夫婦)でも、一度は展望席に乗ってみたい・・・と思う
方は少なくないと思います。
ここでは、ひきこもりテツ の展望席体験を・・・
冒頭に書いたように、今回乗車した「スーパービュー踊り子5号」では、1号車
1ーB席を確保しました。いうまでもなく運転席直後の「通路側」の席です。
確保というより、当日に朝に乗変(席番だけ)して移動しただけですが
この顛末は こちら
さらに、埋まっているはずの1-A「海側」が、伊豆急下田まで空席のままだ
ったので、思いもよらず「かぶりつき席」が事実上の独占状態でした。
時刻です
東京駅9番線に上野方から入線してきます。
特急の入線も、もはや田町からでないのが淋しい・・・
1ーB席に座って、いざ出発
ひさしぶりのかぶりつき乗車で、ちょっと緊張してしまいました。
この時点で1-Aは空席でした。品川か横浜から乗ってくるのかな?
しばらくしてNREのグリーンアテンダントさんがウエルカムドリンクのオーダーをと
りにきます。
もともと確保していた1ーDに陣取った愚息は アップルジュース
ひきこもりテツは ウエルカムドリンクはコーヒーにしました。
もちろん、この時に有料のアルコール類、カレー(既述)やサンドイッチなどの軽食の
オーダーもできますが、シートサービスは、グリーン席のお客さんひととおりウエルカ
ムドリンクがいきわたったのちになります。
電車に乗ると(除:通勤電車)朝からでも呑んじゃう ひきこもりテツは、今回は下田
からレンタカーを借りて運転しなければならないのでホーム売店で買ったノンアルコー
ルビールで我慢します
さっそく 東京駅の「祭」で買った 花善(大館駅)の「鶏めし」を食します。
これから伊豆に行こうってのに、東北の名物駅弁かよ・・・
へへっ。津軽海峡も越えてしまいました・・・
よく食うな・・・
てか、展望席に座った ひきこもりテツ、 この先いろいろ「忙しい」ので早めの腹ご
しらえをしとくわけです。
いよいよ「お仕事」です。
身を乗り出して、パチリっ(擬音古すぎ)
そう、まずは運転時刻表をチェックします。
通過駅の時刻、途中駅の着発番線などがバッチリです。
大幹線だけあってひたすら突っ走ってます。
こちらは伊豆急線内のものです
JRとはずいぶんと体裁が違うんですね。
単線の伊豆急行線内での、で対向列車と離合するための運転停車をどこで行うかって
のは市販の時刻表でも十分に推測できますが、これでばっちりですね。
下は、ひきこもりテツ が作った時刻表です。市販の時刻表の乗車列車の時刻
と、対向列車の時刻をみながらおおよその時刻を推定して作成します。
双方の列車が通過でも単線の場合はどこかの駅(信号場の場合もある)で
すれ違うわけですから1、2分の誤差を承知のうえであれば比較的わかりやすい
です。
↓は追い抜き Ⅹは交換(すれちがい)です、
いかにも「かぶりつき」テツって感じで、自分でもバカバカしいことやってるなって
思います(自嘲)。
横浜発車後は、熱海までノンストップ。
結局1-Aには誰も乗って来ず。
これで伊豆急下田まで展望席を独占できることがほぼ確定しました。
気兼ねなく「テツ」できますね(意味不明)
根府川では、小田原発伊豆急下田行の、 伊豆クレイル
を抜きます。
伊豆クレイルはここで8分ほど(当時のダイヤ)運転停車をしています。
この線区にデビューしてすでに1年が経過していますが、先入観がある
せいか、常磐線乗ってるような錯覚に陥ります。
ひきこもりテツは、明日の上りで この 伊豆クレイル これに乗ります。
熱海駅です。
普通列車に充当されている「キンメ電車」
来宮駅の先で東海道本線を右に分けて伊東線に入ります。
宇佐美
251系同士のすれ違いも あと数年 でしょうか・・・
伊東
ここから伊豆急線になります。今日の運転士さんは女性ですね。
2分停車なのですばや
(動画からのキャプチャ)く交替します。
「本日はご乗車いただきましてありがとうございます」と、
誰に、というわけでもないようですが、窓越しにグリーン席に向
かって一礼、挨拶をされていました。
これにはびっくりしました。
信号喚呼 とにかくかっこいいです。
真後ろに陣取っているとなおさら、テツならずとも ついつい 復唱
真似しちゃいますね。
通勤電車のかぶりつきでこれをやったら・・・
富戸
ともに運転停車です。
この日は台風接近のため天気が悪かったので、肝心の左側の眺望(海ってこと)は
残念なものでしたが、逆に前面展望は逆光にならずまずまずでした。
youtubeでこの列車(少し前で現行ダイヤではありませんが)の全区間の前面展望
をアップされている方がいらっしゃいますのでご参考に→ コチラ
海と、前面展望を良い光線状態で満喫するには午前中の上り列車がいいのですが、
スーパービュー踊り子の上りは、10号車(普通車)が先頭になりますし、休日
下りの小田急ロマンスカー並みの「うるささ」(特にお子さま方の!)なので
オススメしません・・・・
最後におまけ
伊豆急下田駅電留線での並びです。
左から、マリンエクスプレス踊り子、伊豆クレイル、スーパービュー踊り子 です。
三役そろい踏みって感じでしょうか。
ニッポンレンタカー伊豆下田駅前営業所のレンタカープール(2階)からの撮影です。
これを撮りたさに、レンタカーをここで借りたといっても過言ではありません。
撮影上の注意!!
当然のことながら、事前に許可をいただいて撮影しました。
このアングルの写真はネット上でもいくつか見られますが、私有地であることを認識し良識
ある行動をしましょう。どんな状況でも事務所の方に事前に許可をいただいてください。
なお、フェンスに足をかけて顔を出すという、かなり危険な場所です。
よって、お子さまが見られる状況ではないです。
事務所の方によると先日も転落してケガをした輩がいたそうです。
列車ダイヤを確認し、タイミングを推測すればいろいろな組み合わせの並びが見られる
はずですし、頭が揃っていますから、公道上(マリンエクスレスの右横)からでもバッチり
です。
この写真は、翌日の昼すぎに、レンタカーを返却したあと、伊豆クレイルの乗車前の撮影
です。これでホームに185系が入っていたら文句ないですね。
で、やっちゃいました
時間差で撮影した2枚をつないで実現!1??? ↑繋ぎ目
とまあ、伊豆の旅は、テツにとっては 行く途上、帰る途上でも、十分に楽しいですね。