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寒くなってきた。
家人、食事の時
イスの足元が、スースーするのか、
フリースの大きいひざ掛けを 膝に グルグル巻いて 暖をとっている。
それで、食事時間に、電話が来たとき、
グルグル巻いたひざ掛けを、
また、グルグル 巻き戻して、電話に出るのが、
面倒に なってきたのか、
ひざ掛け、グルグル巻いた、朝食の時。
何処かに、電話する必要を 思い出したのか、
わたくしに、
「お母さん、電話の子機、使うから、持ってきて もらえないかな?」 と、言う。
我が家にくる電話の、ほとんどが、家人なので、
電話の子機は、台所の隣の 家人の仕事部屋にある。
わたくし、マッタク と、思う。
家人が 言ったことを、
いつも、わたしが、従い、
してあげる。という、
悪習、弊害、 構図が、 家人の脳に、インプットされているのである。
今や、男女平等、男女同権、男女参画の時代である。
御自分のことは、御自分で どうぞ。なのだし、
わたくしも、朝食の準備で、忙しかったので、
「わたしを、こき使う つもりなの。
私、今、忙しいんだから、自分で、持ってきたら。」
と、
つっけんどん に 言い返した。
と、
一瞬、しばらく、
マ、マ、ま、ま、間、間。
それで、2人で、
偶然、
お互いの、「こき、つかう」 の 意味の違いに、気付き、
アッハッハ と、笑ってしまい、
家人、わたくしを、「こき使う」 のに 引け目を感じたのか、
自分で、電話の子機を持ってきました。
しかし、
半日後には、
もう、二人とも、老人性 健忘症で、
夕食の時、
家人、台所のテーブルで、ひざ掛けグルグル状態で、
「お母さんを、こき使うわけでもないが、
子機 使うので、持ってきてもらえないかな。」
と、当然のごとく 言い、
わたくしも、わたくしながら、
朝のように、反論もせず、
いつもの 悪い癖で、当然のごとく、家人に持ってきてあげてしまいました。
まあ、
車の運転とか、
庭の草むしりとか、
ジャックの散歩とか、
家人は、家人なりに、家のことをしているので、
これから、老境に向かう夫婦、
お互い、出来ることは、助け合いの
互助会なので、
まあ、しょうがないか、ですねぇ。