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hihitos

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2011.11.27
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カテゴリ: お話

木の上の道



 樹木が育つと、光ある場所で芽吹き拓く、その繰り返しの中で大きくなったのだが、若々しいものが外の世界を求め、屹立し、その陰で熟した実は傘を広げ、種とともに内臓を放出したが、その汚れが新たな息吹の土壌となり最適に機能した。根元に近い年老いたものはその場を守ろうと頑なに踏ん張り、その法則をもって、木々の迷路は大きくなった。

 木々の表面は若々しい緑に覆われ、木々の中、根元に近づけば近づくほど、土の色だった。土気色の中に光が射すと、そこは芽吹き、明るさを取り戻すと、明るい緑が徐々に広がり、やがては桃色や黄の混じった青のものが咲き、しかし、それはすぐ土色に帰るのだった。

 樹木の振る舞いを気に入り、そこに棲んで、永らく発展したもの達は一般的に「エルフ」と呼ばれたが、単一の種族ではなく様々な人種がおり、それから呼び名にしても、決して単一ではなかった。





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最終更新日  2012.04.18 17:18:28
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