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2009.01.18
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カテゴリ: 読書、映画
今日は読書の話題を。

先日産経新聞で、日中共同歴史研究で「天安門事件を削除?」
というような記事がでていました。
南京大虐殺だって、

悪魔の飽食新版

南京大虐殺記念館には、出典として、「悪魔の飽食」がおかれているとか。

日本人による日本人の自虐史観には、うんざりです。

そして、それを真に受けて、南京大虐殺の信憑性がどこまであるのか、誰も検証しない!
悔しいです。
イメージだけで、中国と日本の歴史が作られていく。




その天安門事件の話が半分は行っている本を読みました。

「時が滲む朝」
時が滲む朝
時が滲む朝

ヤン・イーさんです。

とても面白く読めました。
中国の内情を書いた本は面白い。
中国は、外見だけ美しくつくろっているけれど、中身は官僚の腐敗だらけ、
天安門事件の時もそうだったようです。

どんな意見も反映される(ことは時にして危険ですが)民主国家を目指していたのです。

その後、革命に敗れ、大学を中退し、日雇労働者に。
在中日本人と結婚して、日本へ。
日本で中国の民主化を願うが、それもうまくいかず。



そうして、10年以上が立ち、

「革命の情熱に命をかけるのはいいが、残された家族のことも考えてほしかった」
と、子供から言われる中国人の親の辛さよ。

面白い本でした。


私も、自身の思想を熱く語っていた時代があり、オルグとか民衆の前で、持論を訴えたりとかしたことがあります。


そういう情熱的な青春時代を過ごしたので、この本はとてもシンパシー感じました。

あぁ、若かったあの頃が懐かしい。
戻りたいとは思わないけど。





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最終更新日  2009.01.18 20:07:55
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