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2010.04.08
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カテゴリ: うつ病の日常生活
今、調子が悪くて、

寝たり起きたりしつつ、

L・M・モンゴメリの「炉辺荘のアン」
炉辺荘のアン

をゆっくりゆっくり読んでいます。

赤毛のアンの7冊目にあたります。

アンはギルバートとの間に、

ジェム(ジェイムズ)、ウォルター(ウォルト)、

ナン(アン)、ダイ(ダイアナ)の双子、

シャーリー(幼児の男の子)、リラ(バーサ・マリラ、このときは赤ちゃん)の



アンはとても素敵な母親になっていて、

母親になっているアンも私にとってあこがれの女性です。

アンの子供たちの中で、彼らはそれぞれの性格を持っているのですが、

特にウォルターは「神経質で感じやすく、空想的な性格」なのです。

彼は小さなころからの私にそっくりで、

どうしてもウォルターに感情移入してしまいます。

空想的な性格で、なんでも物事をありありと想像してしまうので、

大層怖がりになってしまったり、暗いところが怖かったり、

床の木目を見てそれが人間に見えたり(時にはその人間が出てくることも!)、

壁紙の鳥が寝てる間に出てきて、目をつつきにくるんじゃないか・・・

とおびえたりします。



と名前をつけたり、

なんでもない窪地だったところに虹の根?がかかったのを見て、

「虹の谷」と名付けたりします(^^)

私も、本当に、空想が好きで、現実の境がなかなか着かなかった子供時代、

現実的な子とは相いれなくて、空想したことを人にうっかり話して、



とウォルターのことを書いてあるところをみて、自分の昔を思い出しました。

今でも、いまみたいな鬱状態の時は、

人の何でもない言葉に、裏があるのではないか?と感じすぎてしまい、

参っていたりします。

客観的に見たら、どこも悪くないのに、

「神経質で感じやすく、空想的な性格」なばっかりに、

精神にまで異常をきたしている私・・・

寝て夢を見ては、

昔出会った人が夢に出てきて、いろいろあって、

勝手に苦しんでいます。

子供には、

「お母さん100歳まで生きてな!」

って言われて、嬉しいような気持ちにその時はなりましたが、

自分の性格の弱さに・・・

「いつまでも生きているのは嫌だなぁ・・・」

とつい弱気になってしまいます。




先日読んだ「アンの娘リラ」
アンの娘リラ

では、炉辺荘で生まれたリラが、

16歳から20歳までを描いた作品なのですが、

ウォルターは大人になっているにもかかわらず、

彼の「神経質で感じやすく、空想的な性格」は治らず、

第一次世界大戦が始まっているので、その余波はカナダにも迫り、

多くの若者が志願して兵士になっていくのですが、

ウォルターは兵士になって戦うのが怖いのです。

その怖がる自分と長い間戦って、弱い自分自身の性格に折り合いをつけて、

最後には出征するのです。

彼の空想的な性格が、まだ兵士にもなっていないのに、

敵の胸に銃剣を突き付けるところや、じわじわ自分が死んで行くところを想像してしまい、

ウォルターは敵の兵士にも家族がいるだろう・・・

そんな人間たちを自分は殺せるだろうか・・・

自分はいっぺんに死ぬのは構わない・・・だけどじわじわ恐怖を味わいながら死ぬのが、

怖いんだ・・・と、人に言えない胸の内を、リラにだけ打ち明けます。

ウォルターの気持ちが痛いほどわかります。

私自身も一度に死ねるのなら、死ぬのは怖くないのです。

正直、不具になったりして、じわじわ死んでいくのとか怖い。

あと、相手が悲しむだろう・・・とか思うと殺すこともできない。

私が、自殺未遂をとどまっていられるのも、家族の愛あればこそです。

ややもすれば悲観的に物事を見がちな私なので、

いろいろ考えて(たとえば新聞を読んだりしているだけでも、世の中のことを憂いて)、

苦しくなっています(苦笑)

滑稽でしょう?

私ひとりが政治のことや、子供の未来などを考えたところで、

どうなるものでもないのに・・・

と思うのですが、それが現実のことのようで苦しくてたまらないのです。

今は沈んでいる時期なので、

「炉辺荘のアン」も遅々として読むのが進みませんが、

今はきっと休まなくてはいけないときなのでしょう・・・

皆さんが、このブログを読んで書いてくださっているコメントにも、

お返事ができなくてすいません。

もうちょっと、元気になったらお返事しますので。




アンの息子、ウォルターには、自分と同類の性格を見つけて、

嬉しいような恥かしいような気持ちになっています。



ちなみに「アンの娘リラ」で出征することを悩んでいたウォルターは、

最終的には出征し、雄々しく戦い、その末戦死します。

とても勇敢にたたかったそうです。

私も、悩みつつも、ウォルターのように雄々しく生き、誰かのために少しでも役に立って、

死ぬことができれば、本望です。




決して、死ぬことを急いでいるわけではないので、心配なさらないでくださいね(^^)





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最終更新日  2010.04.08 17:44:15
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