ひきこもり(?)の「ちょっと一言もの申す」

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2006/11/05
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カテゴリ: カテゴリ未分類
みなさん、こんばんは

みなさんは、夜に突然お腹が空いてしまってついつい買い置きのおやつなんかに手が出てしまう・・・という経験はありませんか?

これは、そんな危機的状況に直面した一人の男性の記録・・・。



―2006年11月05日(日) 
午後10時04分

 ・・・作業を終え一息ついたところで私は軽い空腹を感じていることに気が付いた。
部屋の中を見回してみるとそこにはCMなどでもおなじみの「リッツ」というビスケット菓子があった。
結果から言ってしまうと、私はこのお菓子を食べることになったのだ。なったのだが・・・。

 私はそもそもビスケットやクッキーといった粉モノの洋菓子があまり好きではない。その上リッツは軽く塩が振ってあるだけのアッサリとした味付け。今私が求めているものとは遠くかけ離れていたはずだったのだ。しかしこのとき私の脳裏にはある映像が浮かび上がっていたのだ。

私もあのCMのようにお洒落にリッツを食べてみたい。きっとすごくおいしいに違いない。やはりリッツは上に何かを乗せなければはじまらないのだ。
そうして私のささやかな夜食会が始まったのだった。

 リッツを持ってキッチンへと来た私はまず冷蔵庫を開けて食材の確認を始めた。というかここで何が得られるかでこの後の全てが決してしまうといっても過言ではない、最重要ファクターである。とりあえずCMのようにモッツァレラチーズだとかクリームチーズだとか、この際とろけるチーズでも良いのでなにか無いか探してみる。が、我が家にはチーズなどというお洒落アイテムは存在しないようだ。リッツといえばチーズなのだが・・・残念である。ちなみにパルメザン(粉)チーズはあったがこれだけ振りかけてもしょうがないのである。上に乗ってる感じが欲しいのだ。
次に探したのは、CMの中でも印象深かったキャビアである。たかがお菓子にこんなものを乗せてしまう辺り、やはり我々などとは住む世界が違うのだろう。当然ないので何か代用できるものはないかと探していると・・・あるじゃあないか。
これだってキャビアに負けず劣らず珍味であろう。それに黒っぽいような緑がかった色も、ほんのり湿った感じも、しょっぱい味も、言われてみればキャビアっぽいかもしれない。
まずは「ゆずこしょう」、ゲットである。
さらにそのすぐ隣、なんてことだ・・・こんなものを見落としていたなんて!
これだってキャビアに負けず劣らず珍味であろう。それに黒っぽいような緑がかった色も、ほんのり湿った感じも、海の香りも、言われてみればキャビアっぽいかもしれない。
私は「のりの佃煮」を手に笑いを堪えることが出来なかった。

 さて、いよいよ試食の時間だ。もうこのときの私は期待で胸がいっぱいだった。空きっ腹もいっぱいにするために早速リッツに食材を盛り付ける。まずはゆずこしょうだ。
うむ、やはり見た目はそれっぽいぞ。下に一枚チェダーチーズでも引いてあればさらに良いのだが、そこは仕方あるまい。



















からっ!!




















こ、これは予想外の辛さだ!

ちょ、まじ、しょっぱっ!!

み、水っ・・・って何お洒落に牛乳なんか用意してんだよオレ!くそっ!!後悔先に立たずってやつか。





























・・・まぁ冷静に考えてみたらゆずこしょうは薬味。


気を取り直して。

次はのりの佃煮だ。大丈夫、これは薬味じゃあないぜ。ご飯にあれだけ会うんだから大丈夫だ。大丈夫、大丈夫・・・。
やはり見た目はなかなかのものだな。下に一枚ゴーダチーズでも引いてあればひどい味になるのは目に見えているが、幸い我が家にチーズはない。
これはお上品に二口に分けてっ・・・!












































うん、まずいっすわ。






















なんつーか、こう、地味にまずいね。

顔で言うと、フットボールアワーの岩尾じゃなくて、後藤。


















なにがいけなかったのか。ご飯にはあれだけあうのに・・・。
はっ!待てよ・・・。こののりの佃煮という食べ物、ご飯との相性が非常に良いことで有名だ。ある者はのりの佃煮を指して「ごはんですよ」というらしい・・・。
・・・そうか、そうだったのか。「のりの佃煮」=「ごはん」ということだったのか。そうかそうか。のりの佃煮とごはんは二つで一つ、一心同体だったのだね。ならばのりの佃煮をリッツに乗せてもうまいはずがないのは当然というもの。やはりのりの佃煮にはごはんこそがパートナーとして相応しい!ごはんマンセー!!

というわけで普通にのりの佃煮をごはんに乗せましたとさ。

チャンチャン。


















































そしてそれをリッツに乗せてみた。











































うおっ!!まっずっっ!!!!


のりの佃煮だけの時よりはるかにまずいよ、これ!

顔で言ったらフットボールアワーの岩尾とほんこんを足して2かけた感じだよ!

う~む、さすが一心同体、まずさも2乗ってわけか。
























今となっては何が正しくて何が間違っていたのかもわからない。私はただ運命に翻弄されるままだったのかもしれないし、自分で道を切り拓いたのかもしれない。
しかし、一つだけはっきりしていることは、私は今もこうして生きているということだ。
幾度も危機に瀕しながら、それでも私はこの世に生を留めている。そのことは揺るぎない事実であり、そして私にはそれだけで十分なのだ。人生に打算や、妥協や、恥じらいやためらいなんて必要ない。後悔はあれど反省はせず、いつだって今だけを必死になって生きていればそれでいいのだ。いつかその中で自分に相応しい死に場所を見つける日がくるのだろう。
そして最後に、この言葉でこの記録を終えるとしよう。


―良い生き様とは、良い死に様である―























いかがでしたでしょうか。この記録にある男性が一体誰だったのかはわかっていません。しかしこの記録から私は多くの事を学びましたし、皆さんもそうであって欲しいと思います。
だって、次にリッツに何を乗せるのかを決めるのは、他の誰でもない、あなたなのですから。





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Last updated  2006/11/06 12:09:33 AM
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