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カテゴリ: 生き方を学ぶ:本
ヨン様を追いかけるおばさま方。ブームは自然に起きているのでありません。意図的にメディアに取り上げられるように仕掛けられています。そんな仕組みの裏側を紹介する本です。

CM化するニッポン CM化するニッポン

番組は広告を売るための客寄せにすぎない。その証拠に、緊急ニュースのテロップが番組中に流されることはあっても、CM中に流されることは無い。

番組とスポンサーの関係にも例をあげて説明しています。
例えばSMAPの木村拓哉のドラマ「エンジン」はトヨタがイメージアップと知名度アップで作らせたドラマ。
そういえば「魔女の宅急便」もクロネコヤマトがスポンサーでしたね。
番組で流れる曲だって、放送局の立場やスポンサーを考慮して流しているようです。

報道だって中立と思ったら間違いのようです。レポートと称して好意的に商品を紹介することも増えているし。

CMを禁止しているNHKでさえ、「プロジェクトX展」というイベントを開催して、番組で取り上げた企業から最高で3000万円ものお金を「協賛金」名目で集めている。


知れば知るほどばかばかしい規格。
双方向の有効な情報伝送という観点なら光ファイバーを全戸に配線したほうがよい。日本中にデジタルテレビ放送をするならCS(通信衛星)を使って配信するほうが簡単で安上がり。なぜ光ファイバーやCSに切り替えないのか。
理由は簡単。キー局とローカル局による全国放送という従来のシステムを手放したくないから。新しい方法ではローカル局は不要になる。キー局としても天下り先がなくなる。既得権を守ろうとする斜陽産業の妥協の産物であると手厳しい。
ソフトウェアに関してもHTMLでも十分なのに、わざわざBMLというものを作って放送しようとしている。インターネットと放送の癒合が出来ないようにわざわざ規格化している。ビジネスの仕組みを変えたくないからである。

最近、IT企業がテレビ局の乗っ取りを図っているとニュースで報じるようになっていますが、時代の流れ。いつまでもしがみ付いていると取り残されます。過去の斜陽産業が証明しています。
テレビCMは知ってもらうことが売り上げの鍵だったが、これからは知ってもらって買ってもらうが売り上げの鍵。これって誰が考えてもテレビよりインターネットのほうがいいでしょう?インターネット広告が伸びているのは当然なんですね。

時代の最先端だったテレビが斜陽化し始めている。それを実感する本でした。


CM化するニッポン CM化するニッポン なぜテレビが面白くなくなったのか 著者:谷村智康 出版社:WAVE出版 発行年月:2005年10月 本体価格 1,400円 (税込 1,470 円)

ダ・ヴィンチ2005年12月号掲載
小泉自民が大勝利したのも、ホワイトバンドが大流行したのも、それらのヒットのからくりはマーケティング理論にあり!普段見ているテレビ番組も、実は「見えない広告」だった!?マーケティングのプロが明かす、現代メディアの「常識」は、きっと貴方を驚愕させる。(山)

あなたが今日、見ようとしているテレビの人気番組も、感動したあの名作番組も、実は番組じたいが広告だった!?CMを見ない人が急増する現在、マスメディアでは「見えない広告」が急速に拡がっている。マーケティングのプロが明かすテレビ・新聞・雑誌が書けないメディアの「常識」。テレビの新しい見方ができるようになる。


第1章 テレビでブームはつくられる(すべてのブームはつくられている/テレビは広告を放送するビジネス/進化する広告―タイアップ広告 ほか)/第2章 マーケティングがあなたを狙っている(あなたの関心が売られている/「あなた」の情報管理は永遠に続く/マスコミをコントロールする方法 ほか)/第3章 テレビをほんとうに面白くするために(限られたパイの奪い合い/東京に情報が集中する理由/テレビと携帯電話の電波をめぐる奪い合い ほか)


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Last updated  January 21, 2006 10:36:37 AM
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