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都私幼PTA大会で、テレビレポーターのSさんの講演会の模様をお伝えしています。

「言葉と言うものはすごい力を持っています。悪い言葉を自分が発したとき、誰に一番響くと思いますか? 言われた相手ではなく、自分なんです。一番体に響くのは自分自身なんです。悪い言葉を発すると、自分も嫌な気持ちになって気分が重くなるんです。

 人を褒めていると自分が楽しくなり、気持ちが良くなります。自分が幸せな気分になれるんです。だから子どもにも、『学校どう? 元気に帰ってきてくれて嬉しいわ』と明るく言ってやるといいと思います。

 子どもは大人が考えているほど、ぼんやりしていません。
 ある日、うちの子どもの中学の先生から『Sさんのお子さんに、昼食を取るように言ってください。』と言われました。お金は毎日渡しているのに、おかしいなぁと思ったら、そのお金を積み立てて、欲しいCDを買おうとしてたらしいんです。
 それには訳がありました。夫が子どもに、『CDを買うんなら、レンタルしてこい』と軽い気持ちで言ってたんです。それを子どもは、うちにはお金がないからレンタルしなくては好きなCDが聴けないと思い込んだんです。
 子どもは大人が言ったことを何百倍も繊細に受け止めるんですね。

 こんなこともありました。
 息子が『幼稚園の運動会に来て欲しかった』と大きくなってから言ったのです。急な取材が入って運動会に行けなかった私は、『そんなこと、今頃言われても……』と言うと、息子は、『小さい子は、寂しくても寂しいって言えないんだよ』と言いました。私はその言葉を聞き反省して、『ごめん!』とひたすら謝りました。そして、『この先、あんたの言うこと、何でもしてあげるよ』と言ったんです。そうしたら、息子はニヤニヤ笑ってました。



 私の夫の事でも、わからなかったことがたくさんありました。
 夫は年齢を追うごとに、職場での居場所をなくしていました。私だったら仕事がなくても、デスクに座って雑誌でも読んで、昼になったら外食して、ゆっくり戻ってきたら夕方で、退社時間になったら帰るという毎日でも、それでお給料がもらえるんならいいと考えてしまうのですが、男はプライドが高いから、そういうことが出来ません。
 そこで、パソコンを習いに行かせましたが、覚えられませんでした。日に日に覇気を失くしていくので、定年になる前に会社を辞めさせました。

 それから、『サンデー毎日』です(笑)。外出をしないため、彼はだんだん汚くなっていきました。私は、このままでは彼は駄目になってしまうと考え、赤い服を着せたり、映画に連れて行ったり、旅行に行ったりしました。
 そんなことをしていて、ふと思ったんです。私はこの人のことを何にもわかっていなかったなって。夫は、妻子のことを全部体にしょいながら、仕事をしていたんです。それがわかったので、妻として真正面を向いて夫に優しくしてあげました。年を取ると、今までとは別の新しい愛情をいうものが生まれてくるもんなんですね。
 今みなさんはまだお若いけれど、お互いに分かり合えているかなと考えてみるのもいいかもしれません。

 近所の奥さんで、時々すごくお洒落をしてお芝居見学に行く方がいらっしゃいます。それを影でみている別の奥様が「あら、またあの奥さん、出かけていくわ」と陰口を言うんです。
 自分のやりたいことをおしげもなくやると、人は楽しくなります。陰口を叩いている人は、つまらないだけです。だから、お芝居を見に行っちゃった奥さんの方が勝ちなんです。誰がなんと言おうといいんだと考えていれば、徐々に心臓が強くなっていきます。

 人は口角を上げていれば免疫が上がります。面白くなくても、口だけ「ニッ」と笑って、口角を上げていてください。そうすると、周りの人にも「Sさん、楽しそうね」と言われ、本当に楽しくなってきます。

 人生に絶体絶命はありません。壁が出来たらドリルで穴を開ければいいんです。苦しいことは、万里の長城のように長くは続きませんから。パニックにならないで、一つ一つこなしていってください。

 今日は最後まで私の話を真剣に聞いてくださって、とても気持ちよく話をすることが出来ました。



【講演を聴いてのたなかひまわりの感想】
 私も人目を気にせず、自分のやりたいことを思い存分やろうと思った。でも目の前に私を求めている子ども達がいる限り、好きなことをやる以上、一人の人間として輝いていなければいけないと思う。

 私が小説や楽器に取り組んでいるとき、当然、子どもの遊び相手が出来ない。でも母親が真剣に何かに取り組んでいる姿を見ることで、言葉で伝えなくても、子どもが肌で何かを感じ取ってくれるといいと思っている。

 ただ実感として、小学2年生の息子は私の思いをかなり理解できる年齢になってきていて、「お母さん、頑張って!」と言ってくれるのだが、年長の娘はまだまだ母親に甘えたい気持ちの方が大きく、私が自分の事に熱中していると、口を尖らせて「どうしてA(娘の名前)の言うことを聞いてくれないの?!」と怒る。ここで私が自分の意志を押し通しては、きっと子どもの心に寂しさだけが残るだけなのだろう。こういうときは、自分の事は後回しにするしかない。でも少し、面と向かってやれば気が済むようなので、自分の事は脇において、しっかり娘の方を向く(ように、努めている)。

 娘がまだまだ甘ったれていると書いたが、私の影響を受けていることも確かにある。私の真似をして、自作の絵本や紙芝居を作って遊んでいるのだ。上手かどうかは別として、作ることを楽しんでいる。


 と同時に、自分自身の事に関しても「何歳だからこれをやるにはもう遅い」という考えは私には全くないので、いつまでも向上心を持ち続け、興味を持ったことに端からチャレンジしていこうと思っている。
 39歳。まだまだ若僧だと思ってますから^^。





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最終更新日  November 24, 2005 12:40:53 PM
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(November 25, 2005 05:44:35 AM)

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