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あ~仕事をする気にならない。面倒くさい。 昨日、夜中まで働いていたので、ちょっとした燃えつき症候群。 ということで、気分転換に『フライトプラン』を観てきました。 大の男がよくこんなに映画ばかり観てるな…と思われるかもしれませんが、おっしゃるとおりです。 もともと観たいと思っていたこの映画、目当ては「ジョディーフ・ォスター」。 …歳をとりましたね。ちょっと残念。昔は、美人だなぁ~と思いながら映画を観ていたのですが、今回は、おばさんになったなぁ~と思いながら観ていました。…おっと、これはセクハラか? この映画、サスペンス・アクションっていうんですかね? 高度一万メートルの密室で突然娘を奪われた母親(ジョディー・フォスター)が正体の見えない敵に立ち向かうというもの。ジョディ・フォスターの鬼気迫る演技は圧巻ですね。 でも、ちょっと不可解なところが、所々で見受けられたので、リアリティーに欠けるような気持ちにもなったりして…。 面白いと言えば、面白いけど…気分転換にならなかったなぁ。 僕はレンタルでもいいと思うけど…。 でも、劇場内はすごく混んでましたね。人気あるんでしょうね。 あ、忘れてた。明日は友達と一緒に『単騎、千里を走る』を観に行く約束してたんだ。 映画の観すぎだ~。
2006.01.31
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「アジアンタムブルー」大崎善生/角川文庫…読了です。 ん~ちょっと、期待はずれですね。 『パイロットフィッシュ』に比べるとどうも…。 恋人の死から、自分の人生を回想していくのですが、そこに登場してくる女性たちの存在と、終盤が結びつかないんですよね。 ま、論文じゃないんだから、そういうのもいいんですけどね。 切なさや、悲しみ、そして優しさは伝わってくるのですが、「慟哭」とまではいきませんでしたね。 『パイロットフィッシュ』と比べないで、純粋に本作品を眺めれば、悪い小説ではありません。 ただ、僕が勝手に期待しすぎだったのが、悪かったのかもしれませんね。 それにしても、親しみやすい文体は相変わらずいい味を出していると思います。
2006.01.30
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今日は何について書こうか? 世間は休日。僕は仕事。朝からずっと原稿を書いていたので、何も書くことがないんですよね。「書くことがない」ことを書くのも、どうも虚しい。 ということで、まだ半分しか読んでませんが、「アジアンタムブルー」大崎善生/角川文庫について。 大崎さんの作品は何冊目でしょう?覚えてないなぁ。「パイロットフィッシュ」以来だということは覚えているんですよね。最近物忘れがひどくて。もしかして…僕も認知…?。なんちゃって…そんなことはいいとして。 帯には「慟哭の恋愛小説」をあるけれど、まだ慟哭とまではいかないなぁ。 でも、決して悪くない作品ですね。 主人公の過去の記憶、経験、そこに出て来る女性たち…ちょっとありえないようで、あってもいいのかなぁと思えるシーンがとてもいい感じです。 …いい感じなのですが、「パイロットフィッシュ」を読んでいたときのような好奇心はまだありませんね。 後半に向けて、期待できる作品です。 明日か明後日には読めると思うので、全体の感想はそのときに…。
2006.01.29
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『博士の愛した数式』を観て来ました。 これまで、僕は、自分が読んだ小説が映画化されたとき、がっかりさせられてばかりでした。 え?違うよ。これ!とか、なんだよ!これ?…と思うことが多かったのですが、今回の『博士の愛した数式』はとても良かったと思いました。 原作とは若干違うストーリー展開になっていたかもしれませんが、本を読んだときのドキドキ感やワクワク感が、映画からも十分に伝わってきたと思います。 あのときの感動が、映画から伝わってくるんですね。 小説を読んでから、かなり時間が経っていたということもあるのかもしれませんが、新鮮な気持ちで観ていました。 記憶が80分しか続かない数学博士。この博士役を寺尾聰が静かにゆっくりと力強く熱演しています。家政婦とその息子と博士…家族のような絆の中で、人を愛することの尊さ、思いやる心とは何かを問いかけるヒューマンドラマは最高です。 僕は非常に高い評価をしたいと思います。
2006.01.28
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今日も仕事の合間をぬって…。おととい観た『SAYURI』について。 『SAYURI』は、スティーヴン・スピルバーグが製作の総指揮をとっている作品。 最近、スピルバーグってすごいですよね。 「え?これもスピルバーグ?」…スピルバーグが関わっている作品がやたらと多い気がする。 なぜ、この作品を観たかったかといえば、狙いは「チャン・ツィイー」。 年末にある女の子と話をしていたときに、僕が飛行機の中で見た映画『LOVERS』の話が出たんですね。 その子曰く、チャン・ツィイーほどかわいい女はいない…とのこと。 僕は、そう?…としか言わなかったし、思わなかった。 飛行機の座席についている画面はヘボイ。チャン・ツィイーがかわいいとか、金城武がカッコイイとか、そういうことは全く感じない。 しか~し!スクリーンで観るチャン・ツィイーは、これがまたメチャメチャかわいい。 ふとした横顔、微妙な角度のアングルから映っているチャン・ツィイーの愛らしさといったらたまりません。 あ~観てよかった。 内容はといえば、ハリウッドが作る「芸者映画」で、一人の芸者(チャン・ツィイー)の人生を描くとともに、絢爛豪華な世界を表現している…そんな作品です。 これは、ハリウッドが抱いている日本の伝統文化や美を表しているのかもしれません。 日本人の感覚からは、少しだけ離れているのかもしれませんが、それでも十分見ごたえのある作品だと思います。 僕は、食い入るように観てました。 是非観て…とは言いませんが、もし観るなら劇場で…。
2006.01.27
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またまた、仕事の合間をぬってブログの更新でございます。 夜に打ち合わせが入っているので、今しかないのでございます。 「窓の灯」青山七恵/河出書房新社について、簡単な感想を…。 この作品、第42回文藝賞受賞作です。 文藝賞受賞作で有名なのが、綿矢りささんの「蹴りたい背中」ですよね。 「蹴りたい背中」は芥川賞を受賞した作品です。 最近有名になった文藝賞作品は「野ブタ。をプロデュース」です。 これらは、それぞれ味のある作品でした。 そういう感覚で読んだ今回の作品、「窓の灯」…僕は、なんとも言えないですね。 選考委員の選評をみても、納得できるものがない。 書いた本人も文藝賞を受賞できると思って応募していないんじゃないかな? 小一時間ほどで読める作品だったので、念のためもう一度読んでみたけど、やっぱり小説の中に自分を埋没させることはできませんでしたね。 とても、浅い内容だと思うし、僕の感性に何も訴えかけてくるものがないし、作品の輝きはガラス玉程度。…ダイヤモンドの輝きなんて程遠いとおもう。 ただ、作品の所々で感じる、爽やかさはあるかもしれない。 二作目に期待したいと思います。 ちょっと…がっかりだったなぁ。僕に行間を読む力がないのかもしれないけど…。
2006.01.26
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ちょっとだけ、仕事の合間をぬってブログ書き。 今日の朝のことです。携帯がなりました。メールです。 …会議をするから12時に来てくれ… 突発的な会議です。こういうのってどうなんでしょうね? たまたま、スケジュールがあいていたからいいようなものの、もし…ということは考えないんでしょうかね? 新企画の立ち上げ準備という名目ですが、新企画の話なんか前々から話をしていたわけですから、突発的に会議をする必要はないんですよね。 責任者の都合に合わせて、思いつきの会議なわけです。「必要な会議は定例化する」ことが大切だと思うのですが、どうでしょう? もちろん、緊急の会議は仕方ありませんが、トップの都合に合わせて振り回されるのは御免こうむりたいものです。 だいたい、こういうこともわからない人が責任者であること自体が問題です。 会議の内容もただの報告会みたいなものだし、やっぱり会議は物事を決定する場、方向性を決める場でなければいけないはずです。 この程度は常識だと思うのですが、わからない人はわからないんですよね。 「俺は忙しい。今日しかなかったんだ」…こんな言い訳が通じると思ったら、大間違い。 「お前が忙しいんじゃなくて、要領が悪いだけだよ!」…と言い返せたら、どんなにすっきりすることでしょう。 当たり前のこと当たり前にやる…。なにかをもらったら、お礼はする…。挨拶はする…。これができない連中が多すぎます!…こんな思いをした人多いのではないでしょうか? みなさんどう?
2006.01.25
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昨日の夜のこと。またしてもアイスワインを飲んだ。 ドイツ旅行のお土産とて買ってきたアイスワインはとっくに飲み干した。 どうしても、また飲みたい!…この思いから、出かける度にワインショップを覗いていた。アイスワイン…街中のリカーショップではお目にかかれない。 インターネットを調べてみると、あるじゃないですか! カナダのアイスワイン3本+ドイツのアイスワイン1本の4本セットで1万5000円。 さっそく注文し、届いたのが一昨日。 梱包されたワインを取り出すと、封筒の中に「お願い」という手紙が。 内容はというと、「届きたてのワインは旅疲れをしています。一日ほど休ませてあげてください」とのこと。 短い一説だが、何とも愛情を感じる文字。 ということで、昨日一日休ませてから、早速いただきました。 ドイツ産もうまいが、カナダ産もうまい! 一本せいぜい300mlしか入っていないので、少しずつ少しずつ大切に飲んでいたにもかかわらず、あっという間に完売状態。 あの甘さの中に、深みがあって、飲みやすくて、程よく酔って、最高の夜だったと思う。 ワインのうまさもさることながら、このささやかな夜を幸せと感じることができるようになったことも嬉しいような気がする。 独り言でした。失礼しました。
2006.01.24
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今日、数ヶ月ぶりで部屋の掃除をした。 書類や原稿、雑誌に単行本、文庫に…といった感じで、足の踏み場もなかった僕の部屋。 まず、単行本と文庫をかき集め、本棚にしまっていく作業をした。 その時、発見。…「東京奇譚集」村上春樹/新潮社。 買うだけ買って、いつの間にか部屋の肥やしとなっていた。すっかり忘れていました。 掃除はそっちのけで、読み始めて数時間。…面白い! 「偶然の旅人」「ハナレイ・ベイ」「どこであれそれが見つかりそうな場所で」「日々移動する腎臓のかたちをした石」「品川猿」の短編5作が収められています。 世の中にある不思議、自分が感じた不思議がうまく描かれていて、途中で止めることができませんでした。 僕が好きだったのが、「ハナレイ・ベイ」。不可思議さの中に、人の想いが満ちていました。 どうして?とか、なんでこうなるの?とか…そういった邪念が芽生えることなく、すんなりと読みふけることができる作品だと思います。 とてもいい作品だと思います。読んでみてください。 あ、部屋の掃除をしなければ…
2006.01.23
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昨日の大雪から一転して晴れましたね。 溶けた雪が凍るほど気温が下がるのではないかと心配しましたが、快晴…とまではいかないものの寒くならなくて安心しました。 今日は友人と池袋で待ち合わせ。 この友人、昨年のクリスマスをともにドイツで過ごしたツアー客です。 T君という彼。とっても気さくな男で、ドイツ旅行の思い出のひとつです。 T君と思い出話に花を咲かせていたとき、ミュンヘンの話になった。 ミュンヘンについて、このブログには載せていない。 ということで、遅れながら「ドイツ旅行の思い出~その5」を載せてみたいと思います。 ミュンヘンはドイツの南に位置する大都市です。たしか、宮廷文化の中心地だという案内があったと思います。 第2次世界大戦のときは、約80%が破壊され、瓦礫の山となったとのこと。そういう、知識を踏まえながら、この町を歩いてみた。 感想は…すごい! なんという通りか、名前は忘れたけれど、非常に力強い建物が、整然と立ち並び、迫力のある町並みです。 新市庁舎があるマリエン広場には、大きなクリスマスマーケットが開かれており、人がごった返しになっていました。 この日は12月25日、クリスマスマーケット最終日だったと思います。最終日は午後2時でマーケットが閉鎖されるということもあり、最後の買い物をする人で、より一層混雑していたのかもしれません。 やはりミュンヘン最大の思い出は、「ホーフブロイハウス」というビアガーデンで飲んだヴァイツェンビールでしょうか? 日本では滅多に見かけないすっごく大きなビアジョッキになみなみと注がれたビール。 食べ物はバイキング形式で、好きなものを好きなだけ食べることができる。 ここで食べたソーセージはうまかった。サラダもうまかった。 ソーセージが、ビールにぴったり合うんですよね。 どっしりと酷のあるビール、うまいサラダとソーセージ…最高です。 そんな話をT君としながら、楽しいひと時を過ごすことができました。 今度、T君と映画「ミュンヘン」を一緒に見る約束をして別れました。
2006.01.22
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今日は土曜日。世間は休日。私は仕事でございます。さらに大雪でございます。 打ち合わせの場所は新宿。時間は13時半。 こういう日は、歩くスピードも遅くなるし、電車は遅れるし…、滑るし。 センター試験の受験生の皆さん、お疲れ様です。 今日は滑っても大丈夫。二次試験のときに滑らなければ大丈夫…。 それはさておき…。 僕の家から最寄り駅までバスで約20分。 渋滞で遅れることを予想して、いつもより30分早く家を出た。 ん?しかしながら、遅れるどころか、いつもより早くついた。 僕は出身地方だとこういう日は必ずと言っていいほど大渋滞になる。 しかし、東京(都心は別)・埼玉の方々はこういう日は車に乗らないらしい。 考えてみればそうですよね。 地方はこの時期には必ずスタッドレスタイヤを履くけれど、東京なんかはノーマルタイヤですもんね。雪道は走れません。 それにしても、東京でこれだけの雪を見たのは何年振りでしょう?5~6年前でしょうか? 今日の夜には止むとの予報ですが、止んでも安心はできません。 雪の怖さはこれからです。 夜に冷え込めば、凍ります。 アイスバーンが一番怖い。車も歩行者も一番気をつけなければいけないのはこれからです。 皆さんも気をつけてください。
2006.01.21
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今日は「あおぞら」星野夏/ポプラ社について。 久々の読書です。なかなかまとまった時間が取れなくて… この本の帯に惹かれて買いました。『裏切り、レイプ事件、恋人の死……。18歳・女の子の感動手記』 なんとも衝撃的な帯。 内容はというとまさに帯の通り。 かなりの編集が入っていることは読んでみれば歴然ですが、それにしても読んでいて震えが止まりません。ずっと、鳥肌が立ちっぱなしでした。 本人が書いた生の文章ではないとわかりつつも、目頭が熱くて熱くて…。 時間を忘れて読みふけっていました。 なんと書いたらいいのか…リアルなメッセージが伝わってきます。 酷いとか、かわいそうとか、そんな簡単な言葉では言い現わすことのできない、衝撃が詰まっています。 読み終わり、重く切ない気持ちになります。 はたして…「いい本です」と言っていいのかどうか…。「読んでみてください」と言っていいのかどうか…。 切ない手記です。
2006.01.20
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明日は、東小金井で打ち合わせ。 東小金井…死ぬほど辛い思い出の場所。嫌だ!行きたくない。どんな思い出か…言わない。…そんなことはいいとして。 今日も午前中に映画を観てきた。…『有頂天ホテル』。 この映画は、三谷幸喜が監督した3作目とのこと。大晦日の高級ホテルで繰り広げられる出来事をコミカルに描いたドラマです。面白いですね。三谷脚本の緻密な構成力は、まさに圧巻です。 ただ、「笑い」という感動は十分にありましたが、他の部分では何もなかった…というか感じなかったような。 それでも、所々で出て来るコメディーは最高です。 レンタルでもいいと思いますが、時間がある方は劇場でどうぞ。 今日の9時からのトンネルズの番組で三谷幸喜が出演していましたが、この番組に滲み出ていた三谷さんのキャラクターが十分なほど映画に反映されていました。 三谷氏は「柿」が嫌いとのこと。…実は僕も嫌いです。
2006.01.19
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昨日、直木賞と芥川賞の発表がありました。 直木賞は東野さん、芥川賞は絲山さん、おめでとうございます。 両作品とも読んでない…というか、候補作すべて読んでないのでなんともかんともいえないのですが、読んでないにもかかわらず、東野さんと絲山さんが受賞するだろうと思っていました。…予想は的中。 どこの出版社でも「〇〇賞」というのをやっていますが、特に大手の出版社が主催する賞の受賞作は自社本がほとんど。 今回の直木賞や芥川賞なんかも、文藝春秋の本または雑誌。 候補作を見ると…〇〇さんの作品は文藝春秋じゃないから、おそらく受賞できないな…そう思っていると本当にそういう結果になる。 毎回とまでは言わないけれど、これって本当に作品で選んでるの?と疑問を感じてしまう。ま、ぶっちゃけた話、有名な賞の受賞や落選は、…なんというか出版界の政治の世界。 もうそろそろ〇〇さんに取らせてあげたほうがいいんじゃない? 文藝春秋の建物の中からこんな声が聞こえてきそうです。 それはともかく、両氏の作品は近々読んでみたいと思います。 …けっこう忙しいんだよなぁ…ボヤキ
2006.01.18
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グアムから帰ってきて4日経った。 人からは「あれ?ちょっと焼けた?」…くらいの反応で、僕自身、日焼けしたという感じはなかった。 しかし、日が経つにつれ、顔が黒くなっていくような気が…。しかも、なんか顔が少し突っ張ってきたような気も…。 今朝、起きてから、顔を洗い、タオルで顔を拭いたとき、「ん?タオルが汚いなぁ」とふと思った。タオルについていた細かいゴミを手で払い、もう一度顔を拭ったとき、タオルが汚れている理由がわかったような気がした。 急いで、手鏡を手にとり、顔を覗き込むと、…やはり。 …顔の皮が所々むけている。顔がまだら模様になっている。 大した顔じゃないけれど、おでこがガサガサになり、さらに目のしたの皮が… 恐るべし…グアム。 たった2日間、1日3~4時間ほどしか太陽の下にいなかったのに、皮がむけるほどの日焼け。陽射しの強さ。 そういえば、前に行ったときは、衣服に隠れていない部分はことごとく日に焼け、毎日垢こすりをしても、次から次に皮がむけ、毎朝シーツが皮だらけになったような気がする。 今回は顔の皮だけで済んでいるけれど…やはり南国に行くときは男性でも日焼け止めクリームが必要なのか? …恐るべし、グアム。ついでにハワイも。
2006.01.17
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今日も読書の感想…「クリスマス・カロル」ディケンズ/新潮文庫…を。 この文庫を手にしたのは何年前のことだろう? たしか、その時は「いい童話だなぁ~」なんて、失礼で陳腐な感想しかなかったような気がする。当時の僕がいかに捻くれていたかを象徴する感想だと思う。それにしてもこの時期にクリスマス・カロル? …そんなことはいいとして。 久々に読んだこの小説…とてもいい小説だと思いました。 僕は外国小説は滅多に読まない。というのは、訳者によって内容や読み方が違ってくるのが嫌だから。僕に原文を読みこなせるくらいの語学力があればいいのですが、語学力「0」の僕が読めるはずもありません。翻訳者の人もいろいろ考えているとは思うのですが、作家の気持ちを訳すことができる人は少ないと思う。 この小説の訳者/村岡花子さんはいい仕事をしている。 内容はというと、ケチで寂しい人間「スクルージ」が、クリスマス・イヴに、かつての相棒「マーレイ」の幽霊に出会う。その時、マーレイは予言をする。自分の将来を見せられたスクルージ。そんなスクルージは心を入れ替え………。 ディケンズの愛情や善意が溢れている小説だと思う。 凝り固まった人の気持ちが少しずつほぐれていく様子がとても素敵に描かれていると思った作品です。 ちょっと難しいかもしれませんが、小学生高学年の子供たちにも読んでもらいたいなぁと思います。
2006.01.16
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久々に読書の感想を書いてみます。 「MOMENT」本田孝好/集英社文庫…去年、ドイツに行くとき飛行機の中で読んでいた文庫です。 帯を見て買ったこの本…人生の終わりにひとは誰を思うだろう。…このタイトルに惹かれました。 『FACE』『WISH』『FIREFLY』『MOMENT』の連作短編4作品が収められています。 本田さんの作品は、これで何作品目でしょう?ちょっと覚えていないけれど、こんな読みやすい親しみやすい作品だったかなぁ~と思いながら読んでいました。 病院でアルバイトをしている「僕」。その病院には一つの伝説があった。それは「必殺仕事人伝説」。その伝説は長期入院の末期患者の耳にしか入ってこない。死を間際にして、人は何を思い、何を願い、何を託すのか?…恋心?愛情?恐怖? …こういった内容ですね。 なにか目新しい発見とか、感動がある作品ではないのですが、なんとなくシンミリ心に響く作品だと思います。 今の僕が死を目の前にしたとき、僕は何を願い、何を悔い、何を祈るのでしょうか?…そんなことを考えながら読んで見ました。 特別何かを感じることはありませんでしたが、決して悪い作品ではないと思います。 時間がある方はどうぞ。
2006.01.15
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とうとう、グアム滞在最終日でございます。 何かをするわけでもなく、ただ考え事をするために来たグアム。 さすがに、最終日となると少し寂しい。 もうちょっと居たいなぁ~なんて贅沢な考えもあるけれど、仕事のことを考えるとそうもいかない。 そんなことはいいとして… 今日も考え事をするためにタモンビーチに行った。 暑い… 一人で海に来ているのは僕くらいだろうか? 家族づれ、友人、恋人同士… みんな幸せそう… 海も透き通った水色で、グアムの観光地恋人岬もはっきりと見える。快晴の海は大変穏やかで、僕の心を少しだけ豊かにしてくれているように思う。 果たして、当初の目的を達成することができたのか? 自分を振り返り、つけた点数は60点くらいだろうか。 日本に帰り、60点をできるだけ100点に近づけられるよう頑張ろうと思う。 それにしても、女の子2人で来ている日本人…水着姿なのに…裸に近い格好なのに…、そんな姿で町中を歩くのやめろよ! そんな格好で歩けば、当然ナンパされるし、危ないし…結果として悲しい思いをするのはお前らだぞ!…なんてことを心の中で叫んでみました。
2006.01.14
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グァム到着が、午前1時30分。日本時間は12時30分。 ホンの3時間ちょっとのフライトにも関わらず、ぐったりしてしまった。 その日は、ホテルの部屋の鍵をもらい、すぐに就寝…といきたかったが、どうにもこうにもヨーロッパ旅行から帰ってきてから、生活のサイクルが狂ってしまい、午前1時や2時では眠れなくなっている。 無理矢理ベットに潜り込んでも、寝返りをうつばかり。 次の日、旅行会社からの説明があるとのことことだったので、午前10時にホテルのロビーへ。…なんのことはない、オプショナルツアーの説明だけで終わった。 少々眠かったが、ここで寝てしまうと丸一日棒に振るような気がしたので、説明を受けたその足で、出かけることにした。 出かけるといっても、観光をする予定は全くない。 グァムは2回目ということもあるし、大した観光のスポットがあるわけでもないので、タモンの街のメインストリートをブラブラしていた。 いろんなことを考えていた。 初めての海外旅行はグァム。あの当時は、全然お金もなくて、何とかやりくりして旅費を稼ぎ、一番安かったグァムを選んだような気がする。 当時付き合っていた彼女も初めての旅行。お互い初めてのことなのでグァムと言っても不安で一杯だったような。 特に僕はグアムに来るだけで精一杯で、グアム滞在中の生活費がなかった。彼女は新卒で会社に入り、まじめにお金を貯めていたこともあり、リッチ…とまではいかないまでも、そこそこのドルは用意してきていた。朝昼晩の食事代は彼女持ち。お土産代までもが彼女の財布から消えていった。すごくよくしてくれた彼女だったと思う。 そんなことを考えながら、行き着いた先は「DFSギャラリア」。 ルイヴィトン・シャネル・エルメス・イヴサンローラン・カルチェ・ディオール・グッチ・フェラガモ・コーチ…数え上げればキリがないほどの高級ブランドが入っている。 道路をはさんでDFSギャラリアの対面にも同じ高級ブランドが並んでいた。DFSを中心に半径100メートルに同じブランドが2店も3店もある、そんなブランド天国がタモンにはある。 初めてのグアム旅行の時は、お金もなかったので、ブランドなんて自分には縁のない世界だった。 そんな自分も歳をとり、ある程度お金も自由になってきた昨今、やっぱり気になってしまう。『これ、いいなぁ~』と思うバックは、ほとんど値札が付いていない商品ばかりで、まさに高級感あふれるものだらけ。 ちょっと高いけど、お土産用として買うにはもってこい。少なくても受け取った人がガッカリすることはないと思う。 貧乏旅行だったあの当時、彼女にバック一つ買ってあげられなかったあの当時、惨めったらしい格好で、食事もマックで済ませ、別料金でオプショナルツアーに参加するなんてことは全くできなかったあの当時を思い出すと、とても悲しい気持ちになってくる。 あの時の彼女…どうしているのかなぁ? ちなみに、当時の『彼女』とはこのブログの準レギュラー『僕の元カノ』でございます。 そんな思い出に浸っていたグアム初日でした。
2006.01.13
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さっきまで昨日ブログにも書いた「アイスワイン」を友人と飲みまくっていました。 あっという間にボトル一本がカラ。 今考えるとちょっと飲みすぎたような…。 でも、楽しかったので良しとしましょう。 今日の午前中、ちょっと時間があったので、『銀色の髪のアギト』を観てきました。 すこ~しだけ、CMが流れているので知っている人は知っているかもしれませんが、アニメ映画です。 特別観たかったわけではなかったのですが、せっかく招待券をもらったので観てきた次第です。 内容はというと、「人間と自然との関わり、理想の姿を問うファンタジー・アドベンチャー」ですかね?「人と自然の共存」ですかね? 感想は…ん~?ダメ!…ですね。 内容もよくある話し出し、絵もよくある絵ですし…。「未来少年コナン」「もののけ姫」「風の谷のナウシカ」「アキラ」の話や絵をつなぎ合わせたような映画です。 正直ガッカリしました。 とても暇なとき、レンタルビデオで観るのはいいかもしれません。 観て欲しい…なんてことは言えません。 ということで…これからまた飲み直そうと思います。飲みすぎでございます。
2006.01.09
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今日は久々に読書の感想を書こうかなと思っていた。 本は「クリスマス・カロル」…ディケンズ。 でも、最後の章まで読めなかったの他の話題を…。 今日のお昼に小包が届いた。 差出人の名に覚えはない。…誰だ?受取りを拒否した方がいいのでは?…一瞬そんな不安がよぎった。 しかし、よくよく見ると国際郵便。…すっかり忘れていた。僕がドイツに行ったときお土産用として買ったものだった。 ワイン3本。その中の1本は非常に稀少な『アイスワイン』。 『アイスワイン』をご存知だろうか?知る人ぞ知るこのワイン。 零下5℃前後まで気温が下がり、ぶどうの実がシャーベット状になったのを見計らってから収穫し、糖度が上がったその実から作られるワイン。 さすが70ユーロもするワイン。とても甘い。なんと表現すればいいか?こってりしているワイン?ジャムのような甘さのワイン?…ん~正しい表現かはわからないけれどもカルピスの原液みたいなワイン?。 これは食事時に飲むワインではなく、食後に飲むデザートワインですね。 甘ったるいお酒が苦手な僕でも、この甘さはとても心地いい。気をつけて飲まないと簡単にボトル一本開けてしまいそうです。 ん~皆さんにも飲ませたい…そんなワインでございます。
2006.01.08
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今日もドイツ旅行の思い出といきましょう。 でも、ホントに簡単にだけ…。フュッセン編です。 順番としては、ニュルンベルクなのですが、長くなるのでニュルンベルクは明日以降に。 フュッセンの思い出といえば、「ノイシュヴァンシュタイン城」のみ。 このお城に行くまでは、バスを降りてから20分くらい坂道を歩いて登らなければならない。天気がよければ、お城までのミニバスが出ているのですが、あいにく僕が行ったときは雪の影響で道路状況が悪くミニバスは運休でした。そうすると、有料の馬車で登るか、自力で歩いて登るかを選択しなければならないのですが、景色を見ながら行きたいと思っていた僕は、徒歩を選んだ。…馬車でも良かったような…そんな気も。 あっという間にお城に到着。 ん~写真では見ていたけれど、ディズニーランドにあるお城そっくり。 というか…ディズニーランドのお城が、このノイシュヴァンシュタイン城を真似ているんですけどね。 まさにメルヘンでしたね。「白亜の美しい城」といわれていますが、そのとおり。 今でも王様やお姫様が住んでいそうな、そんな雰囲気があります。 僕が行ったときは日本人観光客が多かったこともあり、日本語のガイドが放送されていたので、事細かな場内の説明を受けることができました。ラッキー。 それにしても、17年の月日と巨額の費用を使って、作られたこのお城、遠目に見ればメルヘンですが、近づけば近づくほど圧倒的な迫力…というか威圧感があります。 やっぱり権力の象徴だからでしょうか。 ドイツに行った際には是非観てきて欲しいものです。
2006.01.07
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今日もドイツ旅行の思い出を綴ってみたいと思います。 ~ローデンブルク編でございます。 ローデンブルク…正式名称は「Rothenburg ob der Tauber(タウバー川の上方にあるローデンブルク)」。この町は城壁に囲まれた町で、中世の面影どころか全くの中世の町です。町並みは「おとぎの世界」。メルヘンそのものです。 泊まったホテルは「ティルマン・リーマンシュナイダー」。…このホテル、室内のインテリアも実にロマンチックで、ベットなんかは、かわいいおもちゃのベットみたいです。 何とも…中年のおっさんとしては気恥ずかしくなるような…そんな作り物ばかりでした。 この町、周囲5キロほどの城壁で囲まれている小さな町なのですが、これくらい小さな町だからこそ、中世の文化がほぼ完璧に残すことができたのかもしれません。 イメージとしては「フランダースの犬」に出て来る町並み?宮崎アニメの「魔女の宅急便」「ハウルの動く城」に出て来るような町並み…そんな雰囲気です。 この町にいるときに細かい雪が舞っていたのですが、この雪…これがまたメルヘンチックをより一層引き立てるんですね。 お目当てのクリスマスマーケットもこじんまりではあるけれども、活気があり、庶民生活を感じることができました。ここでもまた「グリューワイン」。フランクフルトより寒かったこの町でしたが、グリューワインを飲むと身体の芯から温まります。 一泊して、次の日の午前中に「聖ヤコブ教会」へ。絢爛豪華なつくり。こういった宗教関係の建物に入ると、どことなく重い気持ちになる。さらに、この教会にはキリストの血が2滴入っているとされる水晶が奉られていると聞いたとき、その重い気持ちはより一層増していきました。 とてもメルヘンチックなこの町の印象は…心穏やかにしてくれる癒しの町…といった感じでしょうか? 恋人と一緒にこれたら最高です。 ハネムーンで来ていた2組の新婚さんがいたけれど、本当に羨ましかった。メチャメチャ妬んでおりました。…ハハ
2006.01.06
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今日も少しだけドイツ旅行を…。ハイデルべルク編でございます。 フランクフルトからバスで移動。何時間くらいかかっただろうか?覚えていない。 ハイデルべルクは学生の町として知られているところ。昔はゲーテやショパンが訪れ、今に至る芸術やロマンを残した場所として有名。 観光スポットはやっぱり「ハイデルべルク城」でしょうか? 正直いって、印象は薄い。城のつくりはゴシック、ルネッサンス、バロック様式を取り入れられているとの説明を受けたけれど、何がゴシックで、どこがルネッサンスか、そんなことは全くわからなかった。 ただ、お城の地下にある世界最大級のワインの大樽には驚いた。すっごくでかいんですよ。その樽の中で人が生活するのに十分なくらいでかいんです。多分、僕の今住んでいる家よりもでかいはず。 …こんな大樽で作ったワインはさぞかし大味なんじゃないか…そんな中傷めいた気持ちが芽生えたりして。 この樽を見ただけでもドイツ人の、というかヨーロッパ人のワイン好きがわかるような気がする…そんな淡白な印象をハイデルベルク城から感じた。 でも…ビールの方がうまいと思うけどなぁ…なんちゃって。
2006.01.05
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あ~疲れた。来週からグアムに行くことになり、急遽、来週締め切りの原稿作成に追われております。 やってもやっても終わらない仕事。いい加減疲れたので、ちょっと休憩がてらにブログなんて書いております。 簡単に…ドイツの思い出~その2でございます。 成田からフランクフルトまで行きは約12時間30分。 日本を正午に出て、フランクフルトに着いたのが午後4時半頃。この時間でもうすでに真っ暗。ホテルは「アラベラ・シェラトン・グランドホテル」…超リッチ。ニンマリ。 このホテルは市街地…とまでは言えないけれど、中心地からは結構離れているホテル。残念な気持ちをよそに、ちょっと商店街に入るとお目当てのクリスマスマーケットがやっていた。ラッキー。 やはりこうした庶民生活に密着したお祭りを見ると心が踊る。 寒い中、屋台(というのかどうかはわからない)街を歩いていると、皆、コーヒーカップのようなカップを手にしながら、談笑している。こんなに寒いのに、白い息を吐きながら、湯気が立ち込めるカップを握りしめながら、楽しそうに何かを飲んでいた。 興味を惹かれた僕は、さりげなく近づき、カップの中身の正体を確認した。…が、わからない。それにしても、みんな酒臭い。 屋台を見ると、どうやらワインを売っているような…。 カップの中身は…グリューワイン。…日本でいう熱燗みたいなもので、あったかいワインだった。 早速、試してみようと思い、バリバリの日本語で「グリューワイン」と頼んでみた。 店員の反応は「…は?」…というもの。 …俺の発音が悪いのか?全然通じない。 仕方ないので、得意の度胸と笑顔で…「Gluh wein」と書かれている紙を指差し、「ワン(One)」と頼んだところ、「ん~」とため息交じりに、カップにワインを注いでくれた。 値段は3ユーロ。日本円で約420円。 味は…結構うまい。身体がとても温まる。どうやら好みに合わせて角砂糖を入れて飲むみたい。僕はそのまま飲んだけど、女性は砂糖を1つか2つ入れていた。 もしかしたら、これは日本でいう初詣等で売られている「甘酒」なのかもしれない。 この雰囲気、身体だけじゃなく、どことなく心も温まる雰囲気。一つ、ドイツ庶民の生活に触れることができたことは、いい思い出になったと思う。 と、これで、終わってしまっては味気ない。 グリューワインを飲むときに使ったカップ…立派なセトモノ。捨てるわけにも行かず、お店にただ置いてきた。 しか~し、このカップ、正規の返却をすれば、カップ代1ユーロ20セントが戻ってくる代物。 …知らなかった。そういえば、ただ単にカップを置いて立ち去ろうとしたとき、皆が怪訝な顔をして僕を見、2・3歩、歩き始めたとき誰かがドイツ語で「〇〇〇〇〇…」といってきた。…ドイツ語がわからない僕としては、その場から逃げるように去ることしかできなかった。 今考えてみると…1ユーロ20セント…もったいない。日本円で約170円。クッソ~。せめて英語で話しかけてくれよ!…なんて思ったりして。 ちょっと損したドイツ旅行の始まりだった。 またいつか必ずフランクフルトに行って、カップ代を返してもらおうと思う。
2006.01.04
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かなり時間が経ってしまったけれど、ドイツ旅行の思い出を数回に分けて綴ってみたいと思う。 年末のドイツ旅行、ロマンチック街道7日間の旅。 この旅行は、7日間でドイツの有名な古城と世界的に有名になったクリスマスマーケットを巡る旅だった。初めてのヨーロッパという事もあり、少し緊張していた。…が!今回は添乗員付き。メチャメチャらく。 添乗員ツアーは初めての経験だったけれど、こんなに楽だとは思わなかった。個人で旅行をするときは、毎回どことなくサバイバル的な雰囲気があったけれど、添乗員付きは、なにからなにまでいたせりつくせりで、…こんなに楽していいの?…そんな風に思えるたびだった。正直言って、楽すぎて達成感がない。 やっぱり、自分で調べて、自分の目で見て、自分で感じる…そんな旅が僕には向いていると思う。 案内ばかりされていると、どうにもこうにも印象が浅くて、記憶に残らなくて、書こうという気持ちにならない。 ということで、今回の旅全体としては、不満足だったけれど…そんな中でも、所々で「これは!」というところがあったので、次回以降少しずつ書いていけたらいいなぁ~と思っております。
2006.01.03
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新年早々映画を観てきました。 『あらしのよるに』…アニメです。 なぜ、この映画を選んだかというと…ただ単にタイミングが良かったから。 でも、良かったですね。2006年最初の映画がアニメというものどうかな?と思っていたのですが、想像以上にいい作品でした。 僕の記憶によれば、原作は確か小学校の国語の教科書に採用されていたような…。 ストーリーは、オオカミとヤギの間に果たして友情が生まれるか…というもの。 この奇妙な設定、ちょっと無理な設定が殺伐とした現代社会、希薄な人間関係に一石を投じているような気がします。 また、オオカミの声が中村獅童、ヤギの声が成宮寛貴というのも悪くありませんでした。 結構、感動できたかな?…小学校低学年はもとより、あらゆる世代に真の友情、人と人の心と心のふれ合いの大切さについて問いかけている作品だと思います。 ぜひ見て欲しいと思いました。 特にお子さんをお持ちの方にはお勧めです。
2006.01.02
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謹賀新年昨年は大変お世話になりました。今年もよろしくお願いします。平成18年元旦 初月
2006.01.01
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