ブリジットみたいな日記

2013.09.28
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テーマ: ☆留学中☆(2582)
カテゴリ: カテゴリ未分類
高校生の世界観、内面をリアルに表現されていた。

映画好きの友人に、この映画は観るようにとずっと薦められていた。
最近、映画に時間を逃がすことがなくなった。それは身体が少しよくなってきた証拠でもある。
今日は少し時間を作り、友人の薦めるこの作品をみることにした。

終始、新しい感覚の映画だった。
桐島の周囲を細かく描くことで浮き彫りになる桐島の存在。桐島自体は一瞬しか登場しない。主人公は桐島の周りにいる人間である。

高校での出来事で、割りと細かく心の動きなども描かれている。自分をそこに当てはめてしまうところも多い。
私はずっと女子校育ちなので、共学とはどういったものなのか分からない。友人に聞くと、この感じ、そのままだと思っていいと言った。だとすれば、私はやはり共学の感覚が分からない。共学も悪くない、共学もいいなとも思った。色恋に時間を割かれるのは嫌だ。女子校でも同じだが、気が散る割合は少ない気がする。私はそうだ。

映画を見終わったあと、じわじわとくる感覚が心地悪くもあり、高校時代の感覚が新鮮にも感じたりする。

「一人選ぶとしたら、ヒナちゃんはどのキャラクターになると思う?」
恥ずかしくて答えなかったが、友人は私の思っていたキャラクターをさして、「かすみがピッタリあうね」と。
見た目は、あんな上等なものではないけれど、その通りだと思った。

キャラクターたちは、映画の中で何かに打ち込み一生懸命になっている人は、キラキラと輝いていた。
叶わぬ夢、将来やってないだろうなと思いながらも、今、そのことに一生懸命になれる自分たち。年を重ねるごとに打ち込めなくなってしまうもの、忘れてしまう情熱、キラキラと光っていた。

中学、高校の頃までは、学校での生活が自分の日常になる。その中にはくだらない価値観、不毛だと思うようなこと、評価などに縛られて生きている。本人にとってみたら、それがとても重要なことだったりする。後で振り返ってみると、何てことないことなんだけれど。中学の頃はどうだったかな。高校の時は白けてみていた感がある。客観的にみて、適当に受け流したりもして、平然とした顔でいるが、狭い世界で苛ついていたような気もする。
学校にもどこにでもいるような威張っている、いきがっているグループ、弱小チーム、どこにいても、個人の悩み、内面は計り知れないものだ。
それにしても、内面まで細かく描けている作品であった。





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Last updated  2013.09.29 23:30:36
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Comments

hina-co@ ソラヲさんへ そうですよね。やはりプロの視点からみる…
ソラヲ@ Re:美術展(10/29) 美術展、いろんな刺激を受けますよね。や…
hina-co @ ソラヲさんへ コメントありがとうございます。 ソラヲさ…
ソラヲ@ Re:今日もがんばります。(10/05) ちゃんと休んでくださいね〜! 体が資本で…
hina-co @ Re[3]:こんばんは。(07/28) ソラヲさんへ もう20年になるんだ。そうで…
ソラヲ@ Re[2]:こんばんは。(07/28) hina-coさんへ 見てますよ〜♪ かれこれ20…
hina-co @ Re[1]:こんばんは。(07/28) ソラヲさんへ 見てくれていたんですね!コ…
ソラヲ@ Re:こんばんは。(07/28) 働き過ぎて、体壊さないようにしてくださ…

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