新発想ビジネスヒントフォーラムWEB2.0

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2003年08月29日
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ネットサイト版営業会議 
かならず「小」は「大」に勝つ! 2003年8月29日    第32号 

業界第一位でもまだ我慢できない。目指すなら小さくても業界独占。
やるからには必ず勝つ・・・そんな熱い思いのあなたに向けた
ここはネットの上の力強い営業会議です。

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http://www.nissin-jp.com/nissp/b_hint.html
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今回の目次
■シリーズ中小企業創造法とわたし                  第二回
■読者からの声
■実際の話「小」でも「大」に勝ってます。                       
■編集者より
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■シリーズ中小企業創造法とわたし                  第二回

阪神大震災のあの年。95年という年は、関西の皆さんそれぞれにたくさんの思い出をお持ち合わ
せだと思います。誰もが無我夢中というのか、物事の後先とは別の動機でとりあえず奔走しなけれ
ばならないような切実さで取り囲まれていた年でした。


法が4月に国会を通過して、省令として成立した年です。94年から背負っていた事業テーマを、
なんとか復興の需要期などにまにあわせることができないだろうかと、漠然と考えていたのですが
出願したばかりの特許など実はなんの「実力」の裏づけにもならないということをしばらくして
思い知りました。いまでこそ米国特許、日本、独、イギリスと特許成立もし周辺特許も成立したの
ですが、当時は特許公開広報にも載っていないという段階で資産性を理解してくださるような先は

あの時期には、5期連続黒字決算と、本業が堅調であるという事が研究開発型事業にとって必須の
条件として資金調達の規模を求めるものとして制度に「折り込み」されていました。今でも実態は
よく似たものだと思いますが、すくなくとも制度的に審査を拒否されるということはないと思いま
す。

世間で思われているよりも中小企業庁のキャリア諸兄が当時、この創造法という制度に込めた思い
は寸評氏らのおおかたの予想に反して潔く深く、広いものがあったのだろうと私は思っています。
立法化の中心にいた若手のキャリアはあのパソコン通信のニィフティーサーブにしばしば登場して
制度化するについての過程で他省庁との折衝の過程も熱い思いで披瀝していた。そのこと事態が空
前絶後というの異例の事だったように思います。

ご存じのとおり、制度認定と融資判定が別物で中小企業創造法認定事業者に、そのまま融資枠を
付与されるという訳ではありません。しかし、当初原案では創造法認定事業者に対してこれまでの
類例の支援措置とは一線を画した斬新さを示すという意味でも、申請認定すなわち即当該研究開発
助成1000万円というような提言がされていたようです。実施窓口の自治体によってはこれまで
に経験のないことからさまざまな問題を生じる可能性も予想され結果的には実現されていませんが、
立法趣旨はちょっと眼を疑うほどの斬新なものだったようです。

私自身は、その後複数の創造法事業認定を目撃してきて自身でも2度の認定を得たりなどしながら
歴代審査窓口の現場をつぶさに観察してきました。そして思うことは、当初の中小企業庁キャリア
のおもいのほか理想主義で志の高い原理原則も、事情はそれぞれありながらも自治体の審査段階で
の「現場裁量」にさらされてありていなところでは予想外の「大きな食い違い」をいくつも示した
ように印象します。当然、自治体側職員もこの「やや新しすぎる」ほどの事業支援制度の精神にた
じろぎ、それぞれ現場で多少なりとも混乱を来たしながら取り組みされていたというような処では
なかったでしょうか。そこには自治体ごとの駆け引きも加味されて複雑な様相があったような気が
しました。この制度にかぎらず日本で官が仕掛けてよかれと始めた制度刷新。恒例のことながらも
頓挫するものでして。この制度は、まだしも頑張っている方だと思いますが、さりとてまだまだ
新規創業の著しい誘引には寄与できているといいがたいものがありそうです。

私の遭遇したのは平成7年11月。大阪府で6番目の創造法認定。そして府開催の事業評価委員会
開催第1号というモルモットのような存在となりました。神戸の震災からすでに10ヶ月を経過し
ていた頃です。唱われた事業目論見はのちにアメリカの運輸規格としてAPTAに法制化され、後日
JIS規格においても防災標準のひとつとなり。関連素材では消防防災認定がおりるというような
定着をみておりますが、ばかげたような話ですが資材の本質にかかわる構造特許の権利化は途上で
すらなく、当時は特許庁広報にすら記載されてはいないという時期です。原料メーカーからはその
ような構造はありえないとか、業界消息筋からは原料教科書に弓を弾くものだと叱責されてしまう
ありさまでした。あまたおられる委員の失笑をかいながら、たしかに希有壮大ではあるが現実味を
欠いて。まるで大法螺ふきなテキ屋の親分のガマの油売りみたいだったと当時を知る関係者からい
まだに笑われております。                            (森井)

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■読者からの声

★異業種交流FBHINT
もっと沢山の方々に訪問して頂きたいと想いますね。
もの凄く大きな意味と可能性を持つサイトと感じています。



新発想ビジネスヒントフォーラムFBHNT
http://www.nissin-jp.com/nissp/b_hint.html
今月の推薦サイト
銀河内外特許事務所
http://wing.zero.ad.jp/~zbd07512/
http://t4tomita.lolipop.jp/rireki_j.html
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■実際の話「小」でも「大」に勝ってます。


・ダイワハイテックス(東京)
毎回、それぞれの会社のマーケッティングセンスには感嘆します。こちらも実に、たくみに今の
主力製品をとびっきり特殊な需要にぶつけて成功されています。書店の立ち読み防止フィルムの
ラップ機械です。どうもクリーニング屋さんが使っているカッターシャツを包む機材からヒント
をえて作られたラップ機なのだそうですが、その熱収縮フィルムも大きな収入源になっている
というものです。包まれては破られるというサイクルから常に需要をもたらす消耗品は市場独占
の機材から副次的に発生する大きな収益です。国内書店のラップ機需要はこの一社だけで独占され
ているとか。
http://www.daiwa-hi.co.jp/
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■編集者
「朗らかさ」って、大事ですよね。事実の積み上げや、手順の緻密さも大切なんですけれど結果と
して活動に朗らかさが宿って欲しいものです。タラッタ、ラタラッタうさぎのダンス♪で、ぴょん
と跳ねてゆきたいものです。多くの事業支援制度には、このぴょん♪が少ないんですよね。
でなければ力ってでてきませんよ。力がでてこないということは始まらないという事ですから。
小規模活動が大組織よりも優位だというのはこの朗らかさが維持しやすいからでしょう。それでもし
小規模活動が朗らかでなかったら思い切って着手を順延するぐらいの果断さが必要かもしれません。 


(編集者)ダンボ☆  / シャルドネ /t-morii@nissin-jp.com
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登録・解除・アドレス変更 → http://www.nissin-jp.com/nissp/mailmag_frame.html
意見・感想・質問・相談等 →e-mail: info@nissin-jp.com
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  ■トータルな販促、売れるデザインを提案します


  中小企業庁所管・中小企業創造法認定・    第1222号  ・2003年6月30日
  中小企業庁所管・中小企業経営革新支援法認定・第1048-60号・2003年7 月11日


  ■株式会社ニッシン 
  取締役専務 城家 宏治
http://www.nissin-jp.com/nissp/index02.html
e-mail: k-joke@nissin-jp.com


  ■545-0012 大阪市阿倍野区桃ヶ池町2-5-6
TEL:06-6628-5351 FAX:06-6629-0770
  新発想ビジネスヒントフォーラム
URL: http://www.nissin-jp.com/nissp/b_hint.html
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最終更新日  2003年10月10日 12時53分10秒
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