閉まるドアにご注意ください ~1日1冊読書日記~

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2018年03月16日
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テーマ: 読書日記(2025)
カテゴリ: 児童書
「​ またたびトラベル

​
招福堂のまねきねこ またたびトラベル物語 (学研の新・創作シリーズ) [ 茂市久美子 ] ​

不思議な旅行会社をめぐる短編連作ファンタジー。7つの短編がおさめられている。

前作同様、児童書なんだけど、大人に向けた話に思われる。

特に2つめのの「ネコの手、貸します」は、ちょっとドキリとする内容。

本好きの主婦が、忙しさに追われて、本を読む時間もないと嘆いていると、飼い猫が「ネコの手、貸しますよ」と言って、1日30分仕事を代わってくれる。その30分で、大好きな本を読んでリフレッシュできて、ネコにとっても感謝する。でも、段々と1日30分ではすまなくなり、ほとんどの家事をネコに頼むようになって、最後には・・・という話。

ドキリとするのは、その主人公の主婦が「楽をした分ふっくらとして、ずいぶんなまけ者になってしまいました。」という一文。



仕事しなくなると、あっという間に「ふっくら」しますよね!

痛いぐらいに分かりますとも。数日の連休でも太るのだから、働くのをやめたりしたら、どうなっちゃうのか・・・もう、恐怖しかない。太らないために、働き続ける必要があると言えるぐらい。

仕事の意味って、お金とか、自己実現とか、社会貢献とか、色々あると思うけど、会社勤めの場合、「規則正しい生活と、ほどほどの緊張感と、健康維持」という意味も結構あると思う。

話が本から逸れたけど、5つ目の「後悔しない旅」も、「働く」意味を考えさせる話になっている。

こういう仕事をテーマにした話は、子ども以上に、実際働いている大人のほうが、感じるところが多いと思われる。ので、大人向きかな、やっぱり。

ちなみに、この本、黒井健さんのイラストも素敵。

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最終更新日  2018年03月17日 00時16分35秒


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