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2006年08月07日
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カテゴリ: カテゴリ未分類
ローン関係の書類のために、 公証人オフィス
不動産を買うとなると、こういうこまごました用事が色々出てきます。
旦那さんは勤務時間を自分で決められる職業ですが、私はまだ新入社員。
有給も取れなければ、早退もままならないため、結構負担になります。

可能な限り遅い時間でと予約をお願いしたら、 17時45分 と言われました。
おそらく、オフィスが18時で閉まるのでしょう。
私が帰宅途中渋滞に巻き込まれたため、数分遅刻で飛び込みました。


公証人が文章を早口で読み上げ、読み終わったら「はい、ここにサインして」と言われ、それでおしまい。
合計10分もかからないくらいです。
待ち時間のほうが長いと文句を言いたくなりました。

この文章ももちろん、既に雛形があり、そこに私達の名前や住所を入れただけのもの。
これだけの仕事で 600~800ユーロ という料金を請求されます。
なんともうらやましい職業ですね…。

先週の土曜日には キッチンの契約 もしましたし、着実にマイホーム
が、実は、私は手放しでは喜べない状況になっています。

私達は現在、旦那さんの生まれ育った町に住んでいて、義両親の家は車で5分とかからないところにあります。
いわゆる、スープの冷めない距離ですね。
私としては、自分の両親とこんなに離れて暮らしていて、1年に1度会えるかどうかというのに、彼のご両親の家の近くに住むことに、多少抵抗がありました。(詳しくは こちら こちら
そこで、新居を購入するときは、せめて隣町くらいに離れたいと思っていました。

ところが、私達の今住んでいるエリア、しかも同じ通りで1軒のアパートが売りに出され、元々エリアは気に入っていたので、そこを購入することになりました。
私達が彼らの近所にとどまると知ったご両親は大喜び。
こんなに喜んでくれるなら、やっぱり近所にしておいて良かったと思ったりもしました。

が、先日私の誕生日を祝うため、彼の実家へ行った時のこと。
彼のお父さんが彼をテラスに呼び出し、二人でかなり長い間話し込んでいたのです。
家に帰る車の中でに彼が言うには、お父さんに「 住居を交換することを真剣に考えてほしい 」と言われたとのこと。

彼のご両親は、10年ほど前にやっと今住んでいる 一軒家 を手に入れました。
が、一軒家と言うのは、想像以上に手がかかるものです。
賃貸だったら大家さんに言ってやってもらえることも、全部自分達でしなければなりません。
そこで、自分達がもっと年をとって、体の自由が利かなくなったりした場合、一軒家は掃除や手入れが大変なので、アパートに住みたいと言うことは前から言われていました。
私達がアパートを買うことになった時も、冗談めかして「いずれは取替えっこしよう」と言われたこともありました。

でも、今のこのタイミングで「真剣に考えて欲しい」と言うことはどういうつもりなのでしょう
できれば、私達に購入したアパートではなく、自分達の家の方に引越ししてほしいと言うことではないでしょうか
私としては、非常に複雑な気分であると言わざるを得ません。

そもそも、 マイホーム って何なんでしょう?
私は、物件を探すに当たって、特にこだわりはありませんでした。
十分なスペースがあって、妥当な値段であれば、一軒家でもアパートでも良いと考えていました。
一番大事なことは、「 ここが私の家 」と言い切る場所ができること。
そして、世界中に散らばっている自分の所有物をようやく1箇所に集められると言うこと。
また、自分達で好きなように手を加えたり、徐々にものを買い足していったりして、 居心地の良い空間を作れる こと。
これに尽きます。

結局、アパートを買うことになって、一軒家と比べた時の短所もいくつかはありますが、結果的には良い選択だったと思っています。
私達は二人とも働いていて、家や庭の手入れにそれほど時間はかけられませんし、子供を持つ予定が無いので、広い庭や子供部屋は必要ありません。
それに、住み慣れたエリアだし、商店街や駅も徒歩5~10分に全てあります。
もしも手放すことになっても、かなり良い条件で売れるだろうと言う確信もありました。

ところが、ここへきて、義父から突然の『交換』の申し入れです。
とても真剣だったと言うので、少なくとも義父はごく近い将来に交換したいと思っているようです。
が、そうなると一体私達は今、何をしているのだろう?と思ってしまうのです。

たとえば、私達は土曜日を3回使って、やっとキッチンを注文したところです。
一生使うものだからと言って、なるべく良いものを選びました。
特に調理器は私が元々ガスを入れたがっていたため、ガスと同じように調理できる最新のものを入れました。
そして、彼は食器洗い機にとことんこだわり、一度目の契約を破棄してまで、別のものを選びました。
予算はオーバーしたけれど、二人ともとても満足しています。

が、こんなに苦労して選んだキッチンも、自分達で使えるのはほんの短い間となったら、なんだか納得がいかないのです。
そういえば、ご両親共にやけに興味津々でキッチンのことを詳しく聞いてきたことが思い出され、「いずれは自分達が使うつもりだから、あんなに色々聞いていたのね」等と考えてしまいます。

アパート自体も然りです。
私達がこれから壁紙を張ったりペンキを塗ったり、すべてきれいにするわけで、それが全部終わったら「はい、どうぞ」と義父母に明け渡さなければならないのでしょうか?
そして、私達は現在築10年で、これからあちこちガタが来る家の修理に追われることになるわけです。
それって、なんだか 不公平 ではないですか?

いずれは明け渡さなければならないと思うと、なんだか自分の好みのものを選んだり、自分達のお金をつぎ込むのが馬鹿らしくなってきてしまいました。
自分達の マイホーム、マイキッチン だと思うからこそ、多少無理してでもなるべく良いものを選ぼうとしてきたのに…。

さらに、旦那さんはこの提案を 大歓迎 しているのも、なんだか神経を逆なでします。
アパートの代金を払うだけで、一軒家が手に入るのだから、こんなに得なことは無い、と言うのです。
けれど、その一軒家は私達が選んだわけでも何でもありません。
しかも、築年数が増えれば価値は下がるばかり。
古い不動産の価値が上がるのは、何らかの要因で土地の値段が上がるからですよね。
ご両親の住んでいる家が建っている土地は、彼らのものではないんです。

私がキッチンを例に出して、「なんのために一生懸命選んだのか分からない」と言うと、彼は『両親のキッチンだって、物は良いものだ』と反論します。
確かに、10年前はかなり良いものだったかもしれませんが、最新の電化製品を入れた新品のキッチンと比べたら、どちらが良いかは言わずもがなです。
10年も使っていたら、すぐにもどこかが壊れる可能性だってあります。
それなのに、『一軒家をあげるんだから良いだろう』と新品のキッチンを取り上げられてしまうなんて、なんだか腑に落ちないのです。

楽しみだった引越しも、なんだか憂鬱になって来てしまいました。
幸い、義母の方はまだ一軒家を手放すつもりは無いらしく、少しでも早く交換をと思っているのは、義父だけのようです。
でも、いずれ近い将来もう一度引っ越すことになるのかと思うと、今度のアパートに労力をかける気がしません。
こんな私、心が狭すぎるでしょうか?


最後まで私の愚痴にお付き合いくださった方、どうもありがとうございました
もしもお時間がありましたら、是非一言、ご意見をお聞かせください。





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最終更新日  2006年08月10日 18時35分02秒 コメント(18) | コメントを書く


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