「ゴシック・インダストリアル」なんて言うとなんだか怖そうな感じですが、案ずるより生むが易し。なにしろカリフォルニアはロサンゼルスの出身ですから(?)、聴いてみると結構ポップです。そこかしこでなにやら金属が打ち鳴らされたり、不吉な SE が流れたりとダークな意匠は纏っていますが、打ち捨てられた雷雨の墓場程の暗さはなく、せいぜい逢魔が時の古びた洋館程度のライト感覚です(って、解りにくい例えだ)。
やはり KaRIN 嬢の妖艶な歌声に引き寄せられます。声質上ミディアム~スローな曲がしっくりときます。まさに正気とも夢ともつかない空間を彷徨っているかのような "Dreams And Illusions" が特にお気に入りです。
この後、作品を追う毎にゴシック色は薄れており、少し残念が気がしています。
【Track Listings】 01. Violet's Dance 02. Beneath The Skin 03. Falling Up 04. Deep
06. Strange 07. Dreams And Illusions 08. Have Faith 09. Pandora's Box 10. 95&7 11. Deep(Christ Analogue remix) 12. Beneath The Skin(Subconscious remix by Cevin Key)