ゲイでありながらコミュニストであるという Jimmy Somerville。私から見るとすごく矛盾しているように思えるんですよね。ソ連でもユーゴスラヴィアでも北朝鮮でもなんでもいいけど、社会主義国家におけるゲイの存在って、性的倒錯者扱いで粛清リストの上位に入ってそうなイメージないですか?一体彼(ら)は何を夢見ているのだろう。「民主主義」は彼(ら)にとってそれ程にも生き辛い世界なのだろうか。
なんだかややこしくなりそうです。難しい話は取り敢えず隣の部屋の棚に上げといて。
このアルバムの中に存在するすべての音がキラキラと輝いています。"Don't Leave Me This Way" に代表される哀愁のディスコ・サウンドが目一杯詰め込まれてますが、隅々にまで彼らの美意識が行き渡っている感じがします。この辺り Marc Almond と近いものがありますが、 Marc よりは、安っぽいと言う意味ではなく、お手頃感があります。隣の家のお兄さん的存在とでも言いましょうか。まあ、近所のお兄さんはこんな高音ファルセットで歌いませんが。
余談ですが(?)、現行の CD ジャケットはオレンジと赤の余計なフレームが付いていて、お前らええ加減にせえよ!と言うぐらい酷いことになってます。Communards の作品は構成主義って言うんでしょうか、統一されたヴィジュアルですごく好きだったんですが。もうぶち壊しです。コンセプトもなにもあったもんじゃない。
【Track Listings】 01. Don't Leave Me This Way 02. La Dolarosa 03. Disenchanted
05. So Cold The Night 06. You Are My World 07. Lover Man 08. Don't Slip Away 09. Heaven's Above 10. Forbidden Love 11. Breadline Britain 12. Don't Leave Me This Way (12" Meag Mixes)