2005年04月11日
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カテゴリ: 歴史・時代小説
『カエサルを撃て』


中公文庫
★★★☆

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歳月が人を大きく見せる
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美貌の英雄ウェルキンゲトリクスに呼応して蜂起したガリア。ガリアに侵攻したカエサルは、外にウェルキンゲトリクス、内にはポンペイウスと敵に囲まれ窮地におちいる。



『ガリア戦記』のおはなしです。

戦って負けることなく、頭脳明晰、文は闊達、政治がうまく、
女性にもモテモテと、まさに”神君カエサル”ですが、
この本では、カエサルがちょっと ダメ な男として描かれています。


時間的な隔たりが大きいほど、人は偉大に見えます。

カエサルも案外普通のひとだったのかもしれません。

<了>





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最終更新日  2005年04月11日 23時53分45秒 コメントを書く
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