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『恋愛力―「モテる人」はここがちがう』(斎藤孝、筑摩書房)★★★☆==============爆笑?==============喫茶店で2時間話の続かない相手とは付き合うな!と耳の痛い話からはじまります。が、2時間話を続けるための方法は書いてありません。本や映画・ドラマで登場人物がはなつ気の利いたセリフをほめ倒す本です。面白いのは、ほめ方。かなり笑えます。たぶん冗談でしょう。お笑いエッセイ集なのかもしれません。<了>
2005年11月11日
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『心は実験できるか―20世紀心理学実験物語』(ローレン・スレイター、 岩坂彰 訳、紀伊國屋書店)★★★★=======================心理学実験ってすごい=======================古くはスキナーから、現代の生物学的アプローチまで、刺激的な実験ばかりを集めた本です。文章がお話風で、情緒的過ぎる気もするけれど、読みやすいことは確か。スッと頭に入ってきます。オペラント条件付け、認知的不協和、ハーローのサルの愛情実験はかなりの衝撃でした。心理学実験って紙一重。おすすめ。<了>
2005年11月07日
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『オールドボーイ』★★★★================衝撃のラスト================娘の誕生日の夜、誘拐されて監禁下におかれた主人公。15年後脱出に成功した主人公は、自分が監禁された理由を調べ始める。刺激的な謎に負けない、巧みなストーリ展開。魅力的な俳優陣。で、衝撃のラスト。かなりよいです。<了>
2005年09月21日
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『ヴィレッジ』★★★☆=====================やっぱり短編ミステリ=====================禁じられた森、不吉な色、語ってはならぬものとの契約・・・あちこちで叩かれていた割には、結構面白い。いつもの通り、そっけない演出がかえってリアル。俳優も魅力的。重厚さはないけれど、バランスがよくて好きです。ただ、そろそろ新しい手法の作品も観たいです。<了>
2005年09月20日
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『七人の弔い』★★=================似すぎ=================普通ではない7組の親子と、怪しげな雰囲気の男がなぜかキャンプ。普通じゃないキャンプの目的は・・・アイディア自体は結構うまい。いろいろとテーマを盛りこんで膨らますことができそうです。ただ、子役の演技力、音楽がもうひとつふたつ。あと、北野監督の初期の作品に似すぎです。次回作に期待します。<了>
2005年09月18日
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『SAW』★★★☆=================感謝すること=================気がつくと、ぼろぼろのバスルーム。足は鎖でつながれ、中央には死体。なぜかそこにはのこぎりが・・・刺激的な設定、鮮やかな結末。俳優も好演。いろんな意味でバランスがとれています。『CUBE』系を期待していましたが、よい意味で裏切られました。<了>
2005年09月17日
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『缶詰マニアックス』タカイチカと缶詰研究会ロコモーションパブリッシング★★★☆======================あなどれないかんづめ======================肉、魚、カレー、スープ、デザート・・・あらゆる種類の缶詰を紹介した本。酒肴にぴったりの高級缶詰やら、なつかしの味やら、みているだけで楽しくなります。さらに、おいしく食べるひと工夫まで、いたれりつくせりの満足本です。<了>
2005年07月20日
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『ペンギンの憂鬱』アンドレイ・クルコフ新潮クレスト・ブックス★★★★======================ペンギンの描写が絶妙======================憂鬱症のペンギンと住む売れない小説家が、新聞に記事を書くようになって―――飾り気がないけれど、かむほどに味のある文章。憂鬱症のペンギンの描写が好きです。ミステリとしても水準以上。表紙の絵もイメージにぴったり。満足。<了>
2005年07月19日
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2週間くらい前のこと、ざっくり指を切りました。一辺5mmの三角形状に深さ4mmくらい肉がえぐれて、全体では3cm程度の切り傷でした。結局、6針縫って⇒1週間後に抜糸、今はくっついているように見えます。治りの早さに、若さを感じました。<了>
2005年07月18日
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『熊から王へ』中沢新一講談社選書メチエ★★★★=======================個体性を失ったぼくたち=======================シリーズ第2弾。首長と将軍から王へ、国の成立と個体性の喪失について、「神話的思考」を糸口に解き明かしているのが新鮮。おもしろいです。お風呂に漬けてしまったのが悔やまれます。<了>
2005年06月20日
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『紅豚』森福都徳間書店★★★☆=======================なまぬるい季節に=======================宋代の中国。地方地主の跡取りとして育った柴子醇。13年前に姿を消した叔父を探しに、怪盗”青牛”が騒がせる都に上り―。寝苦しい熱帯夜、さくっと読めて、雰囲気のよい時代ミステリ。<了>
2005年06月19日
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『トコトンやさしい紙の本』小林英俊日刊工業新聞社★★★★==========================大きな勘違いをしてました==========================紙の歴史、製法がよくわかります。紙はもともと、ボロ切れを原料に作られていたことを知り赤面。AとかBの起源もわかって納得です。<了>
2005年06月19日
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『世界が完全に思考停止する前に』森達也角川書店★★★★====================まっとうな意見====================著者はドキュメンタリ映画『A』の監督。主なテーマは、メディアのあり方。こういう意見が少数派であることにびっくりする。<了>
2005年06月12日
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『ファクター4』エルンスト・ウルリヒ・フォン・ヴァイツゼ省エネルギーセンター★★★★=======================実際どうなっているの?=======================「豊かさを2倍にしながら、エネルギー・資源の消費を半分にする」ことで、環境・資源・エネルギー問題を解決する、というのが主張。圧倒的な量の”事例”からはじまるあたり、説得力はあるし、出色。<了>
2005年06月11日
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ディープインパクトの強さが際立ったレースでした。関係者のみなさま、おめでとうございます。少しイレってるようにも見えましたが、杞憂でした。大外回って、5馬身差、上がり34.5、レコードタイ。時計の出やすい馬場だったことを考慮しても文句なし。ナリタブライアンを彷彿とさせるレースぶりでした。重心の低い走り方も少し似ています。あとは無事に夏をすごしてもらうだけ。3冠馬誕生(ルドルフ以来の無敗!)に期待大。”皇帝”を襲名するのかな。2着インティライミは、勝つためにはあれしかなかった感じ。さすが佐藤哲三騎手。それにしても、今年はスペシャルウィークの当たり年。4着までがSS系というなか、孤軍奮闘したのがマイネルレコルト。菊は長そうだから、今後は別路線でしょうか。今年は本当にレベルが高い。久しぶりに競馬が面白くなってきました。<了>
2005年05月30日
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『世界が完全に思考停止する前に』森達也角川書店★★★★====================まっとうな意見====================著者はドキュメンタリ映画『A』の監督。主なテーマは、メディアのあり方。こういう意見が少数派であることにびっくりする。<了>
2005年05月29日
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『神様がくれた指』佐藤多佳子新潮社★★★☆======================微妙な気持ちの描写======================腕のよいスリである辻が、偶然みかけた少年スリ団。彼らを追って怪我をした辻は、占い師昼間の部屋に居候することになる―『黄色い目の魚』を読んで以来、佐藤さんの大ファンです。展開はありがちも、辻と昼間の心情描写がすごくよい。<了>
2005年05月28日
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目線よりも高い位置に本がある。たとえば池袋の淳久堂。斜め上を眺めながら、ふと手を伸ばす。ふれあう手。。。そんな運命的な出会いが、、、あるわけねーだろ!!そんな映画をみてしまいました。<了>
2005年05月23日
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ひさしぶりに、興奮する競馬でした。直線に入ったときは、絶望的と思えたシーザリオが、まとめて面倒をみてしまいました。彼女は相当強い!!エアメサイアは最高の競馬をしていただけに、力の差は歴然でしょう。福永騎手のコメントもよかったです。応援してます。やっぱり、競馬はすばらしい。<了>
2005年05月22日
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『トコトンやさしい年金の本』大和総研日刊工業新聞★★★====================年金についてひと通り====================実用的な話よりは、知識が身につくようにかかれています。常識のないぼくには、ちょうどよいレベルでした。<了>
2005年05月21日
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『人類最古の哲学』中沢新一講談社選書メチエ★★★★====================最古の哲学=神話====================「比較文化論」講義をまとめた本(全5巻)。主に「シンデレラ」を例に挙げながら、神話が人類に共通の思考(様式)を含んでいることが語られる。講義ゆえの、わかりやすさと面白さがあります。2巻が楽しみです。<了>
2005年05月20日
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先輩からの問題提起があって、しらべました。【問題】「ベーグルはユダヤ人のパンとよばれている。しかし、ユダヤ人は砂漠の民で、パン種をゆでるほど水を豊富に使えたとは思えない。どういうことか?」【結論】ユダヤ人の移民がアメリカに広めたから、そうよばれている。起源は、17世紀のポーランドにある。ゆで始めたのは、ヨーロッパに住むようになってからだと考えられる。以上【残る疑問】「ゆでる工程」があるパンは他にないのか?<了>
2005年05月15日
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最近、自分が攻撃的になっていることを感じる。口答えや反抗的な態度、批判が異常に多い。相手は目上の人に限られている。最低だ。デメリットが多いだけでなく、人間として最低だ。第一、自分は「攻撃的」とは正反対の人間だと思っていた。原因を考えた。「自信」がない。自信がないから、些細なことに反抗する。言い訳が口答えに変わる。「人間関係がなによりも大切」とは、きいてあきれる。努力しよう。自信つけよう。「本当にやさしく」なるために。<了>
2005年05月15日
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『カリスマ 上・下』マイク ウィルソンソフトバンク★★★☆====================やる気がでてくる====================Oracle の創業者のひとりで、現CEO、ラリー・エリソンの話。とにかく型破り。トップにはなれない自分を自覚して、やる気が出てきます。<了>
2005年05月11日
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『デモクラシーの冒険』姜尚中/テッサ・モーリス‐スズキ集英社新書★★★★======================社会は何を目指すのか?======================デモクラシーをテーマにした対談。編集が行き届いていて、わかりやすい講義のよう。自分の知力の低さに愕然としました。<了>
2005年05月10日
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10連休の最終日。非生産的なお休みでした。おなかまわりに脂肪がつきました。明日から仕事です。ゆーつ。<了>
2005年05月08日
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『四十日と四十夜のメルヘン』青木淳悟新潮社★★★☆=====================================新潮新人賞受賞作、、朝日の書評で激賞=====================================表題作「四十日と四十夜のメルヘン」と「クレーターのほとりで」の2作。”文学賞受賞作っぽい”小説です。体験できる”ひずみ”感がすごいです。ただ、おはなしに”われを忘れる”とはいきませんでした。<了>
2005年05月07日
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『トコトンやさしい非接触ICカードの本』苅部 浩日刊工業新聞社===============Suica のしくみ===============最近とみに身近になった、非接触ICカードの仕組み。雑学としては前半だけでよいかもしれません。後半はかなりハード。本筋と関係ないけれど、カードって、辺が黄金比になってたんですね。<了>
2005年05月06日
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『毛沢東伝』貝塚茂樹岩波新書=========================毛沢東の半生(1956年出版)=========================生い立ちから、戦争後までの流れが大雑把につかめます。ぼくも、読書計画を立てて、勉強してみようと思いました。<了>
2005年05月05日
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『孫文と中国革命』野沢豊岩波新書==============孫文という人==============大雑把な歴史と、日本に対する考え方の変遷。孫文という人が、中国ではどう評価されているのか、知りたくなりました。<了>
2005年05月04日
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『中国』オーエン/エリノア・ラティモア岩波新書==============違った距離感==============古代からの大雑把な歴史と、近代中国について概観。日本人とはすこし違った”距離感”が新鮮です。<了>
2005年05月03日
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『珍妃の井戸』浅田次郎講談社文庫★★★☆=================”侠気”という発明=================珍妃を殺害したのはだれか?4カ国の貴族が、インタヴュしていく。「蒼穹の昴」の続編ともいえる。解説にもあるけれど、ちょっと「藪の中」を連想する。”貴人の論理”に考えさせられる。<了>
2005年04月30日
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『四十日と四十夜のメルヘン』という本を探しました。都内の大型書店ばかり、13軒まわりましたが、全滅しました。電話で確認すべきでした。結局地方から取り寄せで、火曜日に手に入ることに。んん、楽しみ。書評の威力(「すんげえ」だったかな)に驚きました。<了>
2005年04月30日
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『転職哲学』山崎元かんき出版★★★☆===================働く理由を整理する===================「自由」「お金」「時間」は交換可能で、望む配分を実現するために、転職する。中途採用する側の見方もかかれていて、参考になります。確かに、会社との距離感には気をつけてたいです。新人なので、しばらくは仕事を覚えることに専念ですけど。<了>
2005年04月30日
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友人と飲み。おいしい鶏。たまらん。<了>
2005年04月29日
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4けんハシゴ。朝5時帰宅。<了>
2005年04月28日
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新人の分際で、有給休暇を2日取得。戦力外です。うれしいような、悲しいような。<了>
2005年04月27日
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『管仲 上・下』宮城谷昌光角川書店★★★☆===========================================倉廩満ちて礼節を知り、衣食足りて栄辱を知る===========================================民の宰相、管仲の生涯。あまり関係ないけれど、通信手段が限られていた時代、広大な中国大陸で、「人とあうこと」がどれくらい大変なことか考えると、すこし切ない。<了>
2005年04月26日
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昨晩、黒酢を飲みました。筋肉痛の緩和を期待しましたが、おきたら悪化してました。時間差攻撃です。歳をとったということでしょうか。<了>■本日の読書■『管仲 下』(宮城谷昌光、角川書店)
2005年04月25日
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全身が筋肉痛です。酢を飲んだらなおるかしらん?<了>
2005年04月24日
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午前、フットサル。午後、飲み会。<了>
2005年04月23日
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『スモール・イズ・ビューティフル』E・F・シューマッハー講談社学術文庫★★★★=================科学は人のために=================環境問題をはじめとした社会問題を受けて、著者は、経済性や効率を至上のものとする現代の価値観を批判する。経済学は、ものごとの「善い悪い」を決めるため学問ではない。にもかかわらず、規範的な問題の判断にもついつい援用してしまいます。すべての「学問」が、人の生活を「より良くする」ためにあることは、常に意識するべきだな、と反省しました。<了>
2005年04月17日
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『家族依存症』斉藤学新潮文庫★★★☆====================「家族」ってなに?====================子供に依存する”不幸”な母親と、それにこたえ、母親をまもろうとする子供。この構図が限界に達するところで、多くの社会問題があらわれるようです。解決策は”不幸”を取り除くこと。結婚という制度そのものの見直しが必要かもしれません。<了>
2005年04月16日
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金曜日ということで、会議。18時~24時まで会議。1次会議:14人2次会議:10人撃沈:7人未回収の債権:5万円丸の内線最終(鬼ごみ)で、冷や汗。まーらいおんになるところでした。学生ノリの会議はつつしみたいと思います。<了>
2005年04月15日
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『<子>のつく名前の女の子は頭がいい』金原克範洋泉社★★★☆==============================コミュニケーションできない世代==============================不登校、非行、不適応、摂食障害といった現代社会の抱える問題の、間接的な原因が、「人と(本当の)コミュニケーションができないこと」であり、その原因は、「メディアの普及にある」というのが主張です。資料によると、”名前に<子>の付く女の子”は、相対的に学力が高いように見えます。本書では、その原因を親に求めます。端的には、「”<子>の付く名前”をつける親は(相対的に)保守的である」とのこと。この考えを端緒に、はなしは「メディア有害論」へと展開します。(是非はともかく)議論の道筋は明快で、読んでいて面白いです。コミュニケーション力の低さは、僕も自覚するところで、考えさせられます。<了>
2005年04月14日
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もうすぐ給料日です。あと1週間くらいです。何に使うか悩むところです。(すずめのなみだですけどね)同期いわく、1.親に何か送る(仕方ないですね)2.ゴールデンウィークの旅行資金(なるほど、一日有給休暇とれないかなー)3.はでにあそぶ(それほどはでないねー)くらいが相場。しかし、中にはツワモノがいて、「とりあえず13万は借金の返済に・・・」ををー!変わった人が多いです。<了>
2005年04月13日
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『貨幣論』岩井克人ちくま文庫★★★★=======================貨幣とはなにか?=======================『会社はこれからどうなるのか』の岩井さんです。マルクスの貨幣・価値に対する考え方をベースに、逆に、資本主義社会が安定という結論になります。(マルクス未読ゆえ自信なしです)印象的なのは2点。・貨幣の起源は誰にもわからない(貨幣商品説、貨幣法制説ともにダメ)・貨幣は、ほぼ未来永劫通用することが期待されるときにのみ、存在できる全体の流れとしては、1.価値形態論(モノの価値(労働)はなぜ貨幣というかたちで現れるか)2.交換過程論(モノの体系のなかにある貨幣)3.貨幣系譜論(金・銀→コイン→紙幣→エレクトロニックマネー)4.恐慌論(貨幣と恐慌の関係)5.危機論(貨幣存在と資本主義の安定)みたいな構成だと思います。<了>
2005年04月12日
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『カエサルを撃て』佐藤賢一中公文庫★★★☆=======================歳月が人を大きく見せる=======================美貌の英雄ウェルキンゲトリクスに呼応して蜂起したガリア。ガリアに侵攻したカエサルは、外にウェルキンゲトリクス、内にはポンペイウスと敵に囲まれ窮地におちいる。『ガリア戦記』のおはなしです。戦って負けることなく、頭脳明晰、文は闊達、政治がうまく、女性にもモテモテと、まさに”神君カエサル”ですが、この本では、カエサルがちょっとダメな男として描かれています。時間的な隔たりが大きいほど、人は偉大に見えます。カエサルも案外普通のひとだったのかもしれません。<了>
2005年04月11日
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『震災列島』石黒耀講談社★★★☆====================天災は忘れたころに====================東海地震におびえながらも平穏であった上汐町に、突如あらわれて嫌がらせを始めた阿布里組の企業舎弟・阿布里住宅。阿布里に家族を奪われた明石父子は、東海地震を利用して復讐を計画する。おはなしは、阿布里vs明石親子を縦糸に、「東海地震と国家」を横糸に展開します。特に横糸である「地震と国家」は、重要な項目がストーリと絡めて、わかりやすく解説されています。たとえば、・東海地震予知(委員会)・浜岡原発・地震と経済・4つのトラフ・地震の種類といった基本的な情報が自然に吸収できます。寺田寅彦のことばがふくむ、「深さ」を改めて感じました。<了>
2005年04月10日
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『巨大ピラミッドの作り方』非日常研究会同文書院★★★☆====================土木・建築雑学の書==================== ピラミッドから、超超高層ビルまで、”非日常な”大きさの建物のたてかたがわかります。土木・建築に興味がなくても、 ”自ら作る”という設定が、(びみょうな感情移入を生んで)知識の吸収をたすけてくれます。「大仏の作り方」を、面白いと感じるくらい。<了>
2005年04月09日
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