2005年04月12日
XML
カテゴリ: 教養?
『貨幣論』


ちくま文庫
★★★★

=======================
貨幣とはなにか?
=======================


『会社はこれからどうなるのか』の岩井さんです。

マルクスの貨幣・価値に対する考え方をベースに、
逆に、資本主義社会が安定という結論になります。
(マルクス未読ゆえ自信なしです)

印象的なのは2点。

貨幣 の起源は誰にもわからない(貨幣商品説、貨幣法制説ともにダメ)
貨幣 は、ほぼ未来永劫通用することが期待されるときにのみ、存在できる


全体の流れとしては、

1.価値形態論(モノの価値(労働)はなぜ 貨幣 というかたちで現れるか)
2.交換過程論(モノの体系のなかにある 貨幣
3.貨幣系譜論(金・銀→コイン→紙幣→エレクトロニックマネー)
4.恐慌論( 貨幣 と恐慌の関係)
5.危機論( 貨幣 存在と資本主義の安定)

みたいな構成だと思います。


<了>





お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

最終更新日  2005年04月13日 07時42分09秒 コメントを書く


■コメント

お名前
タイトル
メッセージ
画像認証
上の画像で表示されている数字を入力して下さい。


利用規約 に同意してコメントを
※コメントに関するよくある質問は、 こちら をご確認ください。


【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! -- / --
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x
X

© Rakuten Group, Inc.
Design a Mobile Site
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: