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土曜日の九時からは『瑠璃の島』を見ています。沖縄の小さな島が舞台です。ちょっと前にやっていた『Drコトー診療所』も小さな島が舞台だったけど、この番組もオールロケで画面を見てるだけでも癒されます。主役の女の子も巧いし、母親役の西田尚美さんや問題アリの島民を演じている小日向文世さんもイイ味を出していますが、なんと言っても緒方拳さんがサイコーにイイです。竹之内豊さんや小西真奈美さんもどう変わっていくのか今後の展開が楽しみです。日本テレビ「瑠璃の島」番組HP西田尚美公式頁4月の書籍代12冊 8,730円(コミック・雑誌はのぞく)ちなみに・・・ 3月14冊 10,301円 2月10冊 7,712円 1月12冊 7,120円1月~4月 48冊 33,863円
2005.04.30
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死んじゃってもいいかなあ、もう…。38歳・秋。その夜、僕は、5年前に交通事故死した父子の乗る不思議なワゴンに拾われた。そして―自分と同い歳の父親に出逢った。時空を超えてワゴンがめぐる、人生の岐路になった場所への旅。やり直しは、叶えられるのか―?「本の雑誌」年間ベスト1に輝いた傑作。 「流星ワゴン」重松清著 講談社文庫<感想> ★★★★☆感想をあちこちで拝見してかなり気になっていた作品です。ひとことで言えば、浅田次郎さんの作品と映画『バック・トゥ・ザ・フューチャー』をミックスさせたような作品です。泣かせるファンタジーと言った感じですが、ある意味で浅田次郎さんほど強引でもないし、『バック・トゥ・ザ・フューチャー』ほどファンタジーはしていません。主人公はどこにでも居そうな38歳。主人公が乗りこむ流星ワゴン(ホンダ・オデッセイ)を運転する橋本さんもちょっとさえない33歳(当時)大半の30代既婚男性(おいらもそうですぅ)はすぐに自己投影できるキャラクターです。ファンタジーと言う設定ですが、それ以外はかなりリアルに描かれているので何の抵抗もなく読者は橋本さんの運転する流星ワゴンに乗りこむ事が出来ます。そこに主人公の父親と息子、橋本さんと息子の健太クンが絡んできますが、この脇役達もかなりイイです。誰もいない深夜の校庭で今はなくなってしまった横浜フリューゲルスのグランドコート着てサッカーをするシーン。黒ひげ危機一髪ゲーム・・・やたらと泣けます。この作品のテーマは、なかなか素直になれない父子の関係とか、何の変哲もないことが「岐路」になっている。という事だと思うんだけど、そこまで見極めなくてもエンターテイメントとして充分楽しめる作品です。しかし一方でかなり身につまされる作品でもあります。そこが、この作品の最も優れた点だと思います。30代既婚男性(ここではあまりみかけませんが・・)に強くオススメしちゃいます。
2005.04.30
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愛車のキタアカリ号(軽四輪)の車検が明後日(29日)で切れることが、仕事の帰りに判明しましたぁ~。ずいぶん前にハガキが来てたけどすっかり忘れてましたぁ~。もうすぐGWだし・・どうしませう(汗・汗)
2005.04.27
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恋、してますか? 出会ったその時から、言葉もいらずに始まる恋。恋ともわからないまま続く恋。北国の大地で、冬の訪れとともに終わりを告げる恋。同級生との淡い恋。美しい男との甘美な恋。初恋の男性にふたたび思いを寄せる恋。そして、焦るような気持ちで男を待つ、不倫の恋??さまざまな関係の中で揺れ動く男女を、九人の作家が描く珠玉の恋愛アンソロジー、待望の文庫化。 「Lovers」 安達千夏・他著 祥伝社文庫<感想> ★★★☆☆最近、数多く出版されているアンソロジー形式の小説集です。収められている作品は江國香織「ほんものの白い鳩」 川上弘美「横倒し厳禁」 谷村志穂「キャラメルのコートを私に」 安達千夏「ウェイト・オア・ノット」 島村洋子「七夕の春」 下川香苗「聖セバスティアヌスの掌(てのひら)」 倉本由布「水の匣(はこ)」 横森理香「旅猫」 唯川 恵「プラチナ・リング」 島村洋子さん、下川香苗さん、倉本由布さん、横森理香さんが初めて読む作家さんです。個人的には、島村洋子さんの「七夕の春」と下川香苗さんの「聖セバスティアヌスの掌(てのひら)」が、良かったです。 川上弘美さんの「横倒し厳禁」も悪くはないけどちょっとトンガッタ感じでした。ちょっと前に読んだ『いじめの時間』と較べるとお題が、あるようでないような感じだったのでイマイチの感は否めませんが、普段読むことのない作家の作品に触れることが出来るという点ではイイ本だと思います。
2005.04.25
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日曜の夜は、本屋さんに行くことにしています。月曜からの楽しみがないとマジ病気になっちまいます。今日買った本『ブラックジャックによろしく11』佐藤秀峰著 講談社・モーニングKCやっと11巻が出ました。精神科編3です。『流星ワゴン』 重松清著 講談社文庫ずっ~と探していましたが、文庫が平積みになっていました。帯に映画化決定と・・『アジアンタムブルー』 大崎善生著 角川書店『パイロットフィッシュ』 が良かったので・・ハードカバーです!!横山めぐみさんがテレビに出てますぅ~。相変わらずイイ感じですね♪『真珠婦人』DVD借りたいんだけどウチにはDVDプレイヤーが・・・。おおっ日曜夜のお楽しみ『黒バラ』がはじまりましたぁ~。
2005.04.24
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ある日届いた「となり町」との戦争の知らせ。僕は町役場から敵地偵察を任ぜられた。だが音も光も気配も感じられず、戦時下の実感を持てないまま。それでも戦争は着実に進んでいた―。シュールかつ繊細に、「私たち」が本当に戦争を否定できるかを問う衝撃作。第17回小説すばる新人賞受賞作。 『となり町戦争』 三崎亜記著 集英社<感想> ★★★★☆かなりシュールな作品です。この作品に関しては賛否両論あるようですが、その点に関して著者はかなり確信犯ではないかと思われます。例えば、主人公が町の広報誌で戦争開始を知り、何の抵抗もなく偵察要員の軍属として徴用されてしまうという冒頭。「現実」とはかなり乖離しているように思えますが、戦争を経験していない大半の読者はその「現実」を知らないので100%否定する術を持ちません。他にもそれってちょっとオカシクないか?という点が随所にちりばめられていますが、案外それが戦争というモノの本質ではないかと思わせます。となり町と戦争をするという突飛な設定から筒井康隆さんの作品をイメージしましたが、実際に読んでみると登場人物のキャラクター設定や文体などから村上春樹さんに近いものを感じました。この作品を見極めたいと思って二回読んでみましたが、傑作なのか駄作なのか判断がつきません。以前、この作品を読まれたリンク先のなつさんに「一読の価値はあるかもしれません」とレスをいただきましたが、私もそのように感じました。ここから先は余談ですが、役所の文書や人事発令、業務に関してかなりリアルに描かれているので公務員の方や公務員OBの方は、特に楽しめると思います。
2005.04.23
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親しらずが痛くてたまらなかったので歯医者さんに行ってきました。昨日予約してあったのに1時間以上待たされて半分しか読んでなかった『となり町戦争』を読み終えてしまいました。とりあえず応急処置で消毒して詰め物をしてもらったんだけど、あの詰め物ってスゴク気になりませんか?なんか歯にミルキーがくっついている感じがして気持ち悪いです。思いきって外したいんだけど、外すと怒らちゃうんだろうな・・。
2005.04.21
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先日、初めてトラックバックをしていただきました。その後も数人の方にトラックバックをしていただいたんですが、こちら側もトラックバックしないと相手の方の記事にトラックバックできないんですね。今日知りました(汗)この間、トラックバックをしていただいたみなさんゴメンナサイでした。懲りないでまた遊びに来て下さいね♪
2005.04.20
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安全でも適切でもない人生の中で、愛だけには躊躇わないーあるいは躊躇わなかった女たち。愛することと幸福とは同義では決してなく、彼女たちの潔さは、泣きたくなるほどせつない。恋愛の高揚間、男が去った後の寂寥・・・・。愛することを通して人生を切り取った、心にしみとおる傑作短編集。「泳ぐのに安全でも快適でもありません」 江國香織著<感想> ★★★☆☆It's not safe or suitable to swim.(泳ぐのに安全でも快適でもありません)翻訳調のタイトルが気になって前から読みたいと思っていた作品です。本書には10の短編が収められていますが、いずれの女性主人公もだらしのない男に依存しているという点で共通しています。そのせいか閉塞感が漂った作品が多いです。男性が読むとさらりと読めてしまいますが、女性の場合どのような立場に身を置いている方でもある程度、読むのが辛くなるかもしれません。私自身、江國さんの最近の作品はあまり読んでないので確かな事はいえませんが、他の作品と比較すると性描写が多いのが気になりました。普段描き慣れていないせいか、そういうのはちょっとどうよ・・・という箇所がいくつかありました。そういう点においてはもっと巧い女性作家はいくらでもいるので、江國さんは江國さんらしい描き方をして欲しいなぁ~なんて思っちゃいます。それでも『サマーブランケット』『愛しいひとが、もうすぐここにやってくる』あたりはけっこう好きかもしれないです。
2005.04.19
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九十の老姉妹に誘われるまま、山へキノコ採りへでかけたが・・・。表題作のほか、伯父の叙勲祝賀会で見知らぬ老人から語られる話しの真偽は?『濃霧』急逝した同級生の遺した原稿に導かれ高校時代を過ごした町へ『火映』他二作。日常の夢のような現実と静かに向き合う。再生する心の物語。「神かくし」南木佳士著 文春文庫<感想> ★★★★☆著者の南木桂士さんは、平成元年『ダイヤモンドダスト』で芥川賞を受賞していますが、本業はお医者さんで、長野県内の病院で内科の勤務医をされています。そのせいか昨今では珍しい私小説をぽつりぽつりと書いています。『火映』のなかで自らの作品を、故意に力を抜いて階段を下っていくような文章・・・。と書いていますが、内省的な作品が多い本書は、特にその傾向が強いように思えます。末期の癌患者を見送るのに疲れ、鬱病を発症してしまった主人公(著者)は、自らの病を抱えることにより、医師という立場からではなく一人の人間として患者と向き合うようになります。そんな彼もしくは彼女達の遺す言葉を紡むいで作品を仕上げて行きますが、それは完成した作品よりそれを紡ぐ過程こそが、大きな意味を持っているのではないか思います。手元において何度も読み返したくなる。そんな作品です。
2005.04.18
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昨夜知りましたが、新潮社が村上春樹さん関連のサイトを期間限定で開設しました。以前、村上さんが直接レスを書いていた「村上朝日堂」と較べるとイマイチの感は否めませんが、安西水丸さんのイラスト満載で雰囲気の味わえるサイトです。第一回は終ってしまいましたが読者からアンケートを取る「モトクラシ大調査」も実施しています。(第二回アンケートは19日15時スタート)『海辺のカフカ』公式サイトはこちら
2005.04.17
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だから女は使えねぇ!鑑識課長の一言に傷つきながら、ひたむきに己の職務に立ち向かう似顔絵婦警・平野瑞穂。描くのは犯罪者の心の闇、追いつめるのは「顔なき犯人」。警察小説に鮮やかなヒロイン誕生。 『顔』 横山秀夫著 徳間文庫<感想> ★★★★☆横山秀夫さんといえば、警察小説の白眉と言われる作品を数多く描いています。事件そのものを中心に描くのではなく、その事件に関わる警察という特殊な組織やそこで働く人間にスポットを当てています。とりわけ男性読者が多いと思われますが、本作の主人公は23歳の婦人警官です。仲間由紀恵さん主演でドラマ化もされているし、かなり女性層を意識した作品だと言えます。本書は横山さんお得意の連作短編です。ひとつひとつの作品の中で事件が起きていきますが、それはあくまでエピソードに過ぎません。この作品の主題は、警察という男社会の中で女性、とりわけ若い女性がどのように扱われ、彼女達はそれをどのように受けとめ、日々仕事をしているかという点にあるのではないかと思います。男が、自分の中の男をより際立たせようと競い合う警察社会。そうした男達の誇りを傷つけないように常に神経をピリピリさせながら、婦警は心の片隅で、自分たちもれっきとした組織の一員なのだと声なき声で叫び続けている。必死で戦っている。懸命に食い下がっている。ほんの少しでも弱気になれば、今すぐにでも振り落とされてしまう。従来のファンはもちろんお若い女性にもオススメです。
2005.04.15
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さっきまでテレビで『アタックNo1』を見てました。子供の頃、アニメで見ましたが、これは実写版です。鮎原こずえは、上戸彩さん。鬼監督役は船越栄一郎さんですが、どうしてもマラソンの小出監督に見えてしまうのは私だけでしょうか?今日買った本です。『神かくし』 南木佳士著 文春文庫『顔・FACE』 横山秀夫著 徳間文庫『報復』 ジリアン・ホフマン著 ヴィレッジブックス『泳ぐのに安全でも適切でもありません』江國香織著 集英社文庫
2005.04.14
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1978年4月。18歳の久雄は、エリック・クラプトンもトム・ウェイツも素通りする退屈な町を飛び出し、上京する。キャンディーズ解散、ジョン・レノン殺害、幻の名古屋オリンピック、ベルリンの壁崩壊…。バブル景気に向かう時代の波にもまれ、戸惑いながらも少しずつ大人になっていく久雄。80年代の東京を舞台に、誰もが通り過ぎてきた「あの頃」を鮮やかに描きだす、まぶしい青春グラフィティ。 『東京物語』奥田英朗著 集英社文庫<感想> ★★★★☆奥田英朗さんは『最悪』『邪魔』『イン・ザ・プール』『空中ブランコ』と読んでこの本で5作目です。本書は著者の分身と思われる主人公の18歳から29歳までを描く連作短編です。時代背景もふんだんに盛りこまれています。キャンディーズの解散コンサート(78年)からベルリンの壁崩壊(89年)まで。世界地図は塗り替えられ経済ではバブルの頂点に向けてイッキに加速していた時代。私は主人公(著者)より10歳近く年下ですが、時代を肌で感じていました。とかく青春モノは、小説でも映像でも、光と影のコントラストを描くものとされますが、この作品は終始明るくて登場人物たちもあっけらからんとしています。そういう点では王道を外れてしまいますが、この時代は、底抜けに明るくて、呆れるほど無軌道でした。影を持ち込むことはかえってリアリティーを損ねてしまうように思えます。80年代を生きた方はもちろん、それより若い世代の方にもおすすめです。なんとなく元気になれますよ♪
2005.04.12
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人は、一度巡りあった人と二度と別れることはできない―。午前二時、アダルト雑誌の編集部に勤める山崎のもとにかかってきた一本の電話。受話器の向こうから聞こえてきたのは、十九年ぶりに聞く由希子の声だった…。記憶の湖の底から浮かび上がる彼女との日々、世話になったバーのマスターやかつての上司だった編集長の沢井、同僚らの印象的な姿、言葉。現在と過去を交錯させながら、出会いと別れのせつなさと、人間が生み出す感情の永遠を、透明感あふれる文体で繊細に綴った、至高のロングセラー青春小説。吉川英治文学新人賞受賞作。 「パイロットフィッシュ」大崎善生著 (角川文庫)<感想> ★★★★☆大崎善生さんは、初めて読む作家さんです。正直あまり期待していませんでしたが、なかなかイイ作品でした。主人公の山崎は40歳独身。仕事はアダルト雑誌編集者。平たく言えばエロ本の編集者です。そんな山崎のもとにかつての恋人である由希子から19年振りに電話が掛かってくるところから話しが始まります。そのきっかけで現在と19年前がいっきに結び付けられて過去と現在を交錯させながらストーリーが展開していきます。途中から気がつきましたがキャラクター設定や文体が、村上春樹さんの『ノルウェイの森』に似ています。しかしそれ自体はあくまで似ているという事で作品の質を下げるというほどのものではありません。ひとつひとつのエピソードが丁寧に描かれているし、なにより伏線を巧く使っています。ちなみにタイトルのパイロットフィッシュとは、アクアリウム(水槽)の環境を整えるため、一番初めに入れられる魚のことです。高級魚のパイロットフィッシュは、似た環境で育った別の魚が選ばれますが、環境が整い本来飼育する高級魚が入れられる時に捨てられてしまいます。
2005.04.10
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いろいろなサイトにお邪魔して、プロフィールを拝見するとタッチの似た似顔絵が多かったので調べていたら、こんなサイトをみつけました。かなり遊べますよ♪ ハマるから時間のある時に行ってみてください。私は朝までやっちまいましたよぉ(汗)アビステーション OLバージョン ママバージョン こんな俺もよぉ~若い頃はいっぱしの悪だったんだぜぇ~!とやたら口にする15年前バージョン ランニングシャツをさりげなく着こなし、ニヒルな微笑みを浮かべていたい30年後バージョン
2005.04.09
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人間不信のサーカス団員、尖端恐怖症のやくざ、ノーコン病のプロ野球選手。困り果てた末に病院を訪ねてみれば…。ここはどこ?なんでこうなるの?怪作『イン・ザ・プール』から二年。トンデモ精神科医・伊良部が再び暴れ出す。 【目次】 空中ブランコ/ハリネズミ/義父のヅラ/ホットコーナー/女流作家 空中ブランコ ( 著者: 奥田英朗 | 出版社: 文藝春秋 )<感想> ★★★★☆『イン・ザ・プール』のシリーズ続編で第131回直木賞受賞作です。人並みに本は読んでいるつもりですが、なぜ今までこんな面白い本を未読だったのでしょうか?すげぇ不覚です。『イン・ザ・プール』を読んだ時は、トンでも精神科医伊良部にぶっ飛んでしまい伊良部というキャラクターを中心に読みましたが、少し慣れたせいか本作では、描かれる患者達中心に読み進めることができました。この点に関しては作者も意図的にやっているかなぁ~とも感じました。笑えるのは『義父のヅラ』ですが、『空中ブランコ』『ホットコーナー』あたりは、自らに置きかえる人が多いのではないかと思います。『女流作家』は作家のホンネのようなモノが描かれています。『ハリネズミ』はコミカルでドラマ化しやすい設定だと思います。私自身もそうですが、ここ数年、世の中厳しいなぁ~と感じている人が多いと思います。組織や地域、家庭の中で神経をすり減らしている私達。それを根本的に変えるのはムズカシイことですが「こういう風に考えてみなよ」「そんなのテキトーにやっときなよ」「きっと他に面白いコトあるよ」というメッセージを伊良部は発しているのではないかと感じました。
2005.04.09
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仕事の移動中、車の中でラジオを聴いていたら重松清さんが喋ってました。「愛知万博は、地味なのでもっとぱぁ~とやるべき。」「万博音頭がなくてさびしい・・」と苦言を呈していらっしゃいました。元予備校講師だけあってお話しはとても上手でした。関東は桜が満開です。週末はお花見に行く予定です。
2005.04.07
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「いじめられる子」と「いじめる子」ふたりの間に横たわるのは、暗くて深い心の闇。芥川賞、直木賞などの文学賞を受賞した、今を代表する旬の女性作家七人が「いじめ」テーマに描く入魂の短編集。「いじめの時間」江國香織 他著(新潮文庫)<感想>七人の作家がひとつのテーマで作品を描くという短編集。この手の作品集が最近、流行りのようですが、私は初めて読みます。収められている作品は『緑の猫』 (江国香織)『亀をいじめる』 (大岡玲)『空のクロール』 (角田光代)『ドロップ!』 (野中柊)『リターン・マッチ』(湯本香樹実)『潮合い』 (柳美里)『かかしの旅』 (稲葉真弓)大岡玲さん、稲葉真弓さんは初めて読む作家さんです。ひとつのお題(テーマ)を、いろんな人が・・・といえば『笑点』の大喜利を思い浮かべてしまいますが、基本的にそんな感じです。同じテーマなのでそれぞれの文体や持ち味が充分に発揮されています。最近、よく読んでいる角田さんは角田さんらしいし、江國さんも江國さんらしい描き方でいじめを表現しています。一番インパクトがあったのは大岡さんの『亀をいじめる』です。かなりアクが強くて、大岡さんの他の作品も読んで見たくなりました。一番意外だったのは、湯本さんの『リターン・マッチ』読者の持つイメージ通りに描いているなぁ~と思ったら・・・・・。でも一番良かったのは稲葉さんの『かかしの旅』です。自分と同じでイジメにあっている友達が自殺してしまい。絶望して家出してしまう男の子の話しなんだけど、かなりうるうるしましたぁ~。この作品集自体を現役の子供達にはオススメしませんが『かかしの旅』だけは、読んで欲しいなぁ~と思いました。
2005.04.05
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舞台は、伝統ある男子校の寮「松籟館」。冬休みを迎え多くが帰省していく中、事情を抱えた4人の少年が居残りを決めた。ひとけのない古い寮で、4人だけの自由で孤独な休暇がはじまる。そしてイブの晩の「告白」ゲームをきっかけに起きる事件。日を追うごとに深まる「謎」。やがて、それぞれが隠していた「秘密」が明らかになってゆく。驚きと感動に満ちた7日間を描く青春グラフィティ。ネバーランド ( 著者: 恩田陸 | 出版社: 集英社 ) <感想> ★★★☆☆いわいる学園モノってやつですが、ミステリーやホラーの要素も盛り込まれています。ホラーやミステリーの要素はあくまで支流なんだけど、とても巧くてかなり読ませてくれます。この作品は、男子校が舞台です。私の高校時代、近所になかったせいか男子校に行った友達がいません。だからイメージ出来ないし確かなコトはいえないんだけど、ちょっと男同士の人間関係が濃密すぎるかなぁ~という感じです。正直言ってこの点ではかなり腰が引けちゃったんだけど、やたらと読了感はよかったです。登場人物4人は、お互いの秘密を打ち明けてかなり深い絆で結ばれているんだけど、いずれはみんなバラバラになって行かざるをえません。自分も昔、そんな時代を共有した友達がいたな~と懐かしい気分にさせられるからかもしれません。ちなみにこの作品はドラマ化されたようです。キャストはオールジャニーズ!DVDも出ているようなので興味のある方はチェックしてみてください。
2005.04.05
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日曜の夜の楽しみといえば、10時半からの『黒バラ』と『ガキの使いやあらへんで』なんだけど今日はヘンな特番やってるじゃないかぁ~(怒)なんか納得いかないなぁ~。日曜の夜はただでさえ憂鬱なんだから楽しみ奪って欲しくありません(涙)夕方お米(もちろん無洗米!)を買うついでに本屋さんへ・・・。今日買った本は『肩越しの恋人』唯川恵著『いじめの時間』江國香織、角田光代、他『ネバーランド』恩田陸著『肩越しの恋人』は、直木賞受賞作です。さとうみみさんがベストにあげていらっしゃました。唯川恵さんの作品は初めて読みます。『いじめの時間』は、「いじめ」をテーマにした旬な作家さん達の短編集です。最近こういうの流行ってますね。一時期、洋楽のオムニバスアルバムが流行ったけどそんな感じかなぁ~。こういう本でイイ作家に巡り合えれば幸せですね。恩田陸さんは、前から読みたいと思っていてみなさんに『六番目の小夜子』がいいとアドバイスをいただきましたが、なかったので『ネバーランド』を買ってみました。裏表紙を見てぶっくり!恩田陸さんって女の人だったんですね!!なんとなく男の人だとおもってました・・・。この三冊と金曜日に買った『空中ブランコ』で一週間お仕事頑張ります。
2005.04.03
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大人になれば、自分で何かを選べるの?女の人を区別するのは女の人だ。既婚と未婚、働く女と家事をする女、子のいる女といない女。立場が違うということは、ときに女同士を決裂させる。第132回直木賞受賞作 【送料無料商品】対岸の彼女<感想> ★★★★★あらすじを読んで、最近の「負け犬、勝ち犬」とかちょっと前の「専業主婦VS働く主婦論争」なんかをイメージして敬遠していましたが、なつさんの感想がヘンな先入観を払拭してくれました。専業主婦の小夜子は子育て真っ最中で、一人娘のあかりを育てていますが、いわいる公園デビューに親子共々つまづいてしまいます。意を決した小夜子は働きに出る事を決意し、偶然同じ大学に通っていた独身の女社長である葵のもとで働きはじめます。夫の無理解、価値観のちがう姑など定番ですが、次の章ではいきなりもう一人の主人公、葵の高校時代に溯ります。また、次の章では現在の小夜子の視点へ・・。という構成です。なつさんもお書きになっていますが、葵の高校時代のエピソードが、この作品のテーマを色濃く反映しています。女性同士のお互いの立場を前提にしたシビアなつきあい方や集団に依存してしまいがちな女性心理。それが、どのように形成され、培われていくのか、その中でホントの友達を探すのがどれだけ難しいことなのか、ましてや大人になったら・・・。というコトがよく描かれています。女性であればよく理解できると思うし、男性なら女性同士のつきあい方の不思議を多少なりとも理解できます。ここで登場する葵のクラスメイトのナナコは第三の主人公とも言える大きな役割を果たしています。ここまでで読者が導き出すのは、専業主婦の小夜子、独身でキャリアウーマンの葵。対岸にいると思われている二人が実は、同じタイプの女性だということです。しかし、彼女達はそのことを知る由もありません。生来、不器用な二人はお互いに悩んでいますが、それぞれの立場を前提に考えてしまい、ちょっとしたすれちがいから…この作品を読む前に角田光代さんの作品をいくつか読みました。好き嫌いはともかく作品に独特の毒があるなぁ~と感じていましたが、この作品ではそれも薄められかなり読みやすくなっています。読了感も最高にいいです。ナナコは、その後幸せになれたのかなぁ~かなり気になりますが、小夜子の一人娘であるあかりの存在が作品全体を明るい雰囲気にしています。ラストの「幼稚園ママVS保育園ママ」ちょっとコワかったかな・・(汗)既婚女性の方はもちろん、未婚女性の方、「また、派閥とかグループかよ!!まったく女はメンドくせーよ!!」とお嘆きの貴兄にも強くオススメします。ヘンな先入観を払拭していただき読む機会を与えてくれたなつさんに感謝です♪ありがとうございます。
2005.04.03
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今日は、土曜出勤で午前中は、職場の健康診断でした。去年は肝臓(お酒飲まないのに!!)のなんとか値が高くて再検査だったんだけど行かなかったので保健婦さんに怒られちまいました。ついでに煙草もやめた方が方がいいですよ・・・。おいらもやめた方がいいと思っているんだケドね・・。もうずいぶん前だけど証拠保全で現場に来た裁判官が酒臭くてけしからん!!みたいな報道がありました。その裁判官は、テレビのインタビューを受けて「酒好きでね、酒はやめられないね、酒やめるなら裁判官辞めるよ」と言っていました。まぁ~裁判官は、絶対的な身分保障が認められているから、その点を考慮しての発言だとかなりイヤな奴なんだけど、お酒を飲まない私もそこまで好きなんだからいいんじゃない?酔っぱらっていたワケじゃないんだからウルセーこと言わないで勘弁してやれよ!!とミョーに納得しちまいました(笑)3月の書籍代(雑誌はのぞく)14冊 10,301円(税抜)ちなみに 2月10冊 7,712円 1月12冊 7,120円1月~3月 36冊 25,133円今月の煙草代は・・・う~ん・・・やめておきます(汗)
2005.04.01
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