2003年10月17日
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このところの不況の影響で、多くの企業の人員削減の発表が相次いでいます。しかし、5~10年前と違って排出された人員の受け皿は枯渇しており、これが失業率を押し上げています。

そんな状況が生み出すムードにのって、ベンチャーブームや脱サラ讃歌のようなことも起りました。日本経済を活性化させる一つの道として新規開業率の向上や企業内ベンチャーが有望視されたのでした。
しかし、こうしたことも、この10年の日本経済の停滞傾向を変えることはできませんでした。そして今、排出された人員の受け皿が枯渇している状況の中で再び光を浴びようとしているのが、起業です。
再就職の道が閉ざされれば、自分で業を起す以外に道はありません。街中にも、企業内にも起業塾や起業スクールが目に止まるようになってきました。起業の本が書店に増えてきました。

好ましいことと思います。しかし、起業とか新規事業とかは、容易にできるものではありません。起業スクールを終了したから起業に成功する訳ではないのです。

何年か前の脱サラやベンチャーブームが根付かなかったのは、こうした安易さから脱することができないままで突き進んだからだと思います。

安易さを払拭して起業や新規事業を成功させることは、日本経済を
活気付けることに繋がります。安易さの払拭の鍵は起業や新規事業の当事者にあります。


 1)明確な目的意識を持っている
 2)計画能力が高い
 3)積極的に行動する
 4)創造力が高い
 5)豊富な人脈を持っている
 6)人としての信頼度が高い
 7)情報力が高い
 8)自立心が強い

こうした要件特性に関する自分の現状を把握するための診断ツールも世に出ています。診断の結果が、あるレベルを超えていないと起業の成功可能性は低いという訳です。

このような診断を行う際に注意すべきことは、これらの要件特性は努力して獲得できるものだということです。要件特性とは適性とは違います。自分は何に努力をすればよいかを診断を通して把握し、要件特性を獲得する努力をし、起業を成功させることができるのです。
安易さを払拭し、起業成功の要件特性を獲得する努力をし、起業や






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最終更新日  2003年10月17日 23時36分02秒
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